[ 管理人石橋太郎のページ ]
JUGEMテーマ:スポーツ
沖縄キャンプ報告、中日ドラゴンズ編その1!今回は、2月14日(火)に中日ドラゴンズのキャンプ地の北谷公園球場で、中日ドラゴンズ対東京ヤクルトスワローズの練習試合が行われた。
この日は、晴れて暑いくらいの天気、短パン半そでで、近くのスパーマーケットでお弁当を買って、気持ちの良い風に吹かれながらの観戦となった。
キャンプ第三クール以降の紅白戦、練習試合やオープン戦は、若手選手だけでなく、一軍当落線上の選手たちが、生き残りにしのぎを削る時期、期待の若手選手のみならず、まだまだ頑張ってるんだ、という選手の姿も見ることができる。そんな必死な姿を写真で紹介。また、試合を観ていて子供たちに、ためになりそうなプレーも、いくつか掲載する。
先発メンバーが紹介されているボード。ヤクルトでは、ポスト青木の呼び声が高い上田剛史選手、中日では、昨年のドラフト一位の高橋周平選手(東海大甲府)や平田亮介選手、堂上兄弟が目を引く。堂上兄弟のお父さんは、その昔、中日で活躍したピッチャーだ。
昨年のセリーグの覇者中日、センターポールにチャンピオンフラッグがはためく。
この試合、ヤクルトのリードオフマン上田剛史選手が、期待通りの活躍、打って、走って、と大暴れをした。バッティングも、とてもしなやか、安打製造器になる予感、足も一級品で、積極的に盗塁を仕掛けていた。
一塁ランナーで、ピッチャーの動きを注視しながら盗塁を狙う上田剛史選手。
セカンドへスタートを切る上田剛史選手。この試合4安打と大暴れ、間違いなく今季注目の選手の一人だろう。
昨年の中日のドラフト一位、高橋周平選手。三番サードで先発出場。木のバットにも全く違和のないスイングで、フルスイングで10球以上粘っていた打席もあった。近い将来必ず主軸を打つ逸材だ。ボールに向かうフォームも雰囲気がある。
ヤクルトの武内晋一選手。私の次男が、智弁和歌山高校以来のファンで、彼のバッティングに憧れていた。早大時代もスラッガーで鳴らしたが、プロに入ってちょっと遅滞気味、ここで一皮向けて欲しい。
武内晋一選手のポジションは、高校時代からファースト。この試合でも好守備を見せていた。低い姿勢で強い打球に備える。
7回裏から一場靖弘投手がリリーフに立ち、3イニングを無失点に抑えて6−1でヤクルトの勝利。一場靖弘投手は、桐生一高から明大に進み、大学野球でも大活躍。私の長男の友人が、米国代表に選ばれて、日米大学野球に出場した時も、一場靖弘投手が、彼らの前に立ちふさがり、確か最優秀投手賞を獲得した。プロに入ってから、伸び悩んでいるが、神宮球場で再び雄姿を見せて欲しい。また、一場投手の前に4回から6回まで1失点で抑えた正田樹投手も、一場投手の一学年上で、桐生一高で全国制覇した投手だ。日ハムで新人王を獲得したが、阪神、台湾などを渡り歩き、今季、日本プロ野球に復帰、ヤクルトでの活躍が期待されている。
ここからは、試合で見たプロ選手のプレー。当たり前だが、基本に忠実なプレーばかりだ。ランナーに出たら、リードをしっかり取り、投手を揺さぶる、もちろん帰塁は頭からだ。
二塁への盗塁は、頭低くスタートして加速をつける。ランナーは中日の平田亮介選手。
二塁ベースに入ったショートは、ベースをまたいでしっかりとランナーにタッチ。セカンドは、カバーにすかさず回る。
こちらも同じタッチプレー。猛然と滑り込んでくるランナーに、グローブの背でしっかりタッチ、目を離すことなくタッチをしている。俊足の上田剛史選手も、この時は盗塁を阻止された。
ライト線に長打を打たれるも、素早い中継プレーで三進を阻止。ぴったりとラインが直線になっている。キャンプ中、何回も中継プレーが繰り返し確認されていた。
中継プレーでは、カットマンが大きく手を回して、必ず目印を作る。レフト線に長打を打たれた際に、一塁ランナーのホームインを阻止するため、カットに入りレフトを大きな声で呼ぶショートの谷哲也選手。プロ野球の練習でも、声を出すことが徹底されていた。
打球に備える態勢は、強い打球に備えてサード、ファーストは低く、セカンド、ショートは左右の動きを良くするために、スタートの切りやすい楽な姿勢を取る。中日のサードは、高橋周平選手だ。
守備位置に向かう時には、いつでもランニング。歩いて守備位置に向かう選手は誰もいない。ライトの守備へダッシュで向かう雄平選手。
中日のマスコットのドアラ。結構、芸達者だ。