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江東フェニックスの近況報告

江東フェニックスの近況!

連日の猛暑の中、江東フェニックスの熱い戦いも続いている。

城東大会の順位決定トーナメント戦がいよいよ開幕。江東フェニックスも2戦行ったが、結果は残念ながら2戦とも敗北を喫してしまった。7月27日(日)に行われた深川クラブとの試合に私も観戦に行ったが、初回に先攻の江東フェニックスが3点を先取し、幸先の良いスターと見せたが、その裏に2点、さらに2回の裏にはエラーとヒットが重なり9点の大量失点で逆転を許してしまう。

上級生相手に戦っている今は、敗戦から多くのことを学べるはず。もうこんな時はわき目も振らず必死になって選手一人一人が練習するしかないだろう。そうすれば必ず勝利に向かってチームの心が一つになっていくはずだ。

私の話をしてもあまり役には立たないが、大学生の時に元々弱いチームだったのだが、リーグ戦で10連敗を喫したことがある。ちょっとリードしていても、また逆転されしまうのではないかと不安になり、その不安が結果的にミスを引きこして逆転が現実となる、という悪循環を繰り返していた、いわゆる負け癖である。もう試合をしていても全くエンジョイできなかった。

こんな時は、己が勝利に貢献するためには何が必要か、ということを考えて一心不乱に練習して欲しい。丁度、夏休みの季節で通い合宿もあるのだから、自分たちを鍛え直す絶好のチャンスだ。そして秋の大会で上級生に一泡吹かす姿を見せてくれ。

夏に思いっきり鍛えなおそう! 努力は必ず報われる!! 焦らず一歩一歩!!!


深川クラブ戦で先発した村田周平選手。このひと夏でチーム村田を作り直せ!エンジョイしようぜ!!



2008.07.30 Wednesday 16:25 | comments(0) | - | 

東陽フェニックスAチームの近況報告

東陽フェニックスAチームの近況報告!

このところ東陽フェニックスOBたちの活躍についての報告が続いたが、その間、現役の東陽フェニックスの選手たちも頑張っている。

すでに夏休みに入っているが、4年生以上の選手たちは、朝7時に木場公園に集合して東陽フェニックス恒例の朝練を始めている。土日の練習だけでなく、夏休みの間は秋の大会をにらんだ体力作りに余念がない。

7月23日(水)には、やはり夏休みの恒例となった深川ライナーズとの練習試合が、猿江球場にてナイターで行われた。中盤まで1-2の接戦、しかし、5回裏に追加点を取られ終わってみれば1-5と残念なスコアとなったが、ほとんどの選手達にとって初めてのナイター、とても良い経験になったことだろう。また、この試合では、5年生新人の仁田が、初ヒットを放ち、レフトの守備でも難しいライナーを捌くなど大活躍を見せた。

7月27日(日)には、炎天下の中、若洲の大島中央のグラウンドで、ヤクルトOBによる野球教室が行われ、東陽フェニックスAチームも元気に参加した。その後、ゴッドイーグルスのグラウンドで練習試合を行い、8-10と僅差で敗れるも成長の跡を早速披露した。

さぁ、来週からは8月だ! 朝練もある、合宿もある、野球を思いっきり楽しもう!!


さすがに夜7時ともなると昼間の暑さも少し楽になる。ナイターでの練習試合を思う存分エンジョイした。アレンジしてくださった深川ライナーズの皆さんに感謝!


東陽フェニックスOBも応援に来てくれた。左から齊藤宏貴くん(中2、江東ライオンズ)、江東パワーフォースの北口理人くん(中3)、仲田義峻くん(中2)、渕上くん(中2)、仙崎くん(中3)。野球小僧たちの大活躍を楽しみにしているぞ!


7月27日に行われた野球教室での記念撮影。私の高校時代に大活躍した安田投手やグラウンドで人気者だった内藤ギャオス投手らヤクルトOBが9人も講師として参加。



2008.07.29 Tuesday 14:04 | comments(0) | - | 

祝!関東一高が優勝、春夏の甲子園連続出の快挙

関東一高が東東京大会で優勝!春夏の甲子園大会連続出場を決める!!

関東一高は、7月27日(日)に神宮球場にて行われた第90回全国高校野球選手権記念大会の東東京大会決勝で東海大高輪台を11-5で降し、甲子園出場を決めた。これで関東一高は春の選抜大会に続いて、夏の大会にも東東京代表として出場、春夏連続出場の快挙を成し遂げた。

試合は午後1時と最も暑さの厳しい時間に始まった。

先攻は東海大高輪台、関東一高同様にノーシードから勝ち上がり、一昨日の準決勝でも国士館を逆転で破った波に乗っているチームだ。関東一高の先発は、準決勝に続いての登板となるエース松本投手。その立ち上がりをいきなり攻められる。先頭がライト線ツーベースで出塁、次打者がバントで送る。バント処理を我が東陽フェニックスOBの玉井駿佑選手が誤まりノーアウト1、3塁のピンチ。しかし、3番バッターをショートゴロ併殺に打ち取りこの回を1失点で切り抜ける。

東海大高輪台は好投手の呼び声の高い高橋投手が先発。2回に玉井選手がチーム初安打となる右中間へツーベースを放つも、後続が断たれ得点につながらない。一方、東海大高輪台もランナーを出すがサードの好守備など関東一高の堅い守りに追加点を阻まれる。

試合が動いたのは3回裏、準決勝でも攻撃のキーマンとなっていたピッチャーの松本選手がこの日もライト前ヒットで出塁。東海大高輪台の守備の乱れなどで、この回、2-1と関東一高が逆転に成功する。しかし、4回表に東海大高輪台もすかさず反撃、四球を足がかりにワンアウト1、3塁と松本投手を攻め立てる。ここで、盗塁を試みた一塁ランナーがキャッチャーの好送球でアウト、三塁ランナーも動けずに無失点に抑えるかに思われたが、9番バッターにセンター前に運ばれ再び同点とされる。恐るべし、東海大高輪台の粘りを予感させる反撃だ。

4回裏、関東一高の攻撃。前の回に三塁ランナーで同点のホームを踏んだ東海大高輪台のエース高橋投手が関東一高の強力打線につかまる。4回戦の成立学園戦以降一人で投げ抜いてきた疲れもあっただろう、さらにこの日の猛暑も重なったためか球威が落ちていたところを関東一高の強力打線が、打者一巡で6点を奪う猛攻を見せた。同点に追いつかれた後、大量リードを奪う展開となった。

しかし、東海大高輪台も大応援団の声援に送られ、決してあきらめない野球を展開。5回表の攻撃で1点を返す。対する関東一高も先頭の玉井選手がショートゴロエラーで出塁し、三塁まで進むと犠牲フライでホームへ激走、1点をもぎ取る。6回の表には、東海大高輪台が四球と連打で2点を挙げる。ついに関東一高のエース松本投手をマウンドから引きずりおろす。ここでリリーフに立ったのは、1年生の白井投手。準々決勝の日体荏原戦でも度胸のピッチングで味方のピンチを救ったが、この日もダブルプレーでこれ以上の追加点を許さない上々のピッチングを見せる。

東海大高輪台の粘りは素晴らしい。この粘りは、単なる勢いだけだなく、好投手を中心に勝利への執念を表すことができる本物の強さから来るものだ。その粘りに対して、関東一高もそれ以上のしぶとさを見せる。再びリードを4点差に縮められた6回裏、2アウト1、2塁の場面で玉井選手が打席に入る。フルスイング。打球はグングン伸びて、左中間真っ二つのツーベースヒット、一塁ランナーもホームインして2点を挙げる。東海大高輪台の粘りの追撃を振り切る一打を放った。

その後、神宮球場に雲がかかり、涼しくなってきたせいか、東海大高輪台の高橋投手も立ち直り関東一高も追加点を挙げることができなかったが、一方、関東一高の白井投手も毎回のピンチを切り抜け無失点で最終回を迎える。再び東海大高輪台が連打などでツーアウト満塁まで攻め最後の抵抗を試みるが、最後のバッターをピッチャーゴロに抑えてゲームセット。関東一高が優勝を決めた瞬間だ。ウィニングボールを持った玉井選手をはじめ選手全員が集まって歓喜の輪を作った。

関東一高の甲子園での登場は、大会3日目の第一試合。8月4日(月)の予定だ。対戦相手は、77歳の木内監督が率いる常総学院だ。復活を誓う強豪を相手に、のびのびとした関東一高らしい野球を見せてもらいたい。そして、OBの玉井駿佑選手が甲子園の大舞台で大活躍することを心より願っている。

クー、私はこの日はどうしても休めない仕事が入っていて、甲子園へ観戦に行くことができない。だから絶対に関東一高には勝ってもらって、次の試合に私を連れて行って欲しい。木内マジックに惑わされず、平常心で今まで通りの野球ができれば絶対に大丈夫だ。

甲子園でも大旋風を巻き起こせ! 優勝めざして頑張れ関東一高!! 頑張れ駿佑!!!


大観衆で満員の神宮球場。この日は外野席にも観客が入っていた。そんな大声援の中、熱戦が繰り広げられた。


東海大高輪台のエース高橋投手。決勝戦では苦しみながらもピッチャーらしさを感じさせるマウンド捌きを見せていた。


5回裏、犠牲フライでホームへ激走する東陽フェニックスOBの玉井駿介選手。


6回裏、東海大高輪台の追撃をかわす左中間2点ツーベースを放つ。甲子園でもフルスイングだ! タマちゃん!!


優勝を決めて勝利を確かめ合う選手たち。甲子園でも一番をめざせ!頑張れ、関東一高!!


試合中ずっと声援を送り続けたチームメイトと喜びを分かち合う。マイナーの誇りと頑張りがあってこそ、ベンチ入りの選手は全力を尽くせる。甲子園でも頼むぞ!


優勝メダルを授与される玉井選手。甲子園の大舞台でもっと大きなメダルをめざせ!



2008.07.28 Monday 15:01 | comments(0) | - | 

関東一高、決勝進出を決める

関東一高、7−2で二松学舎大付属高を破り決勝進出を決める!

7月25日(金)に神宮球場で行われた第90回全国高等学校野球選手権東東京の準決勝第一試合で、関東一高が二松学舎大付属高を7−2で破り、27日(日)に行われる決勝戦への進出を決めた。決勝の相手は、第二試合でシード校の国士舘を相手に、8回裏に3点を挙げて5−4と大逆転した東海大高輪台。波に乗る両校による好ゲームが期待される。

今日も猛暑の中で試合が行われた。もちろん東陽フェニックスOBの玉井駿佑選手は5番ファーストで出場。

関東一高の先発はエースの松本投手。復活が期待される選手だ。初回、三者凡退に抑える好調な立ち上がり。その裏の関東一高の攻撃は、2番が四球で出塁し、すかさず盗塁、関東一高得意の攻撃パターンだ。その後、3番のライトフライを右翼手が後逸する間に1点先取、幸先の良いスタートを切った。この回は、玉井選手まで打席が回ったが、セカンドゴロに倒れる。

2回の裏には、7番が右中間にスリーベースを放ち、続く投手の松本先取がスクイズを決めてさらに1点を追加する。この回以降も、チャンスが再三松本選手に回ってきて、4回裏のショートエラー、6回裏のセンター前ポテンヒットと1点ずつ追加点を挙げる。

極め付けが、7回裏の攻撃。7回表に2点を返されて二松学舎大付属高が反撃ムードを作った場面だ。悪い流れを断ち切りたい関東一高は、この回、ワンアウト後に、この日当たりのなかった玉井選手が死球で出塁。ヒットエンドランとエラーで2、3塁となり、7番のショートゴロで玉井選手がホームイン。ツーアウト3塁の場面でロッキーのテーマが流れる中、松本選手が登場。ここで試合を決めるツーランホームランを放つ。7−2、ほぼ関東一高の勝利が決まった瞬間だ。

この試合、玉井選手はノーヒットながら、死球で出塁し、得点に絡むなどの活躍をみせた。バッティングの大爆発は決勝戦に取っておいた形だ。西部警察のテーマをバックに見せる玉井選手のフルスイングに大きな期待がかかる。

また、二松学舎大付属高の小林雄士郎選手も、控え選手として元気な姿をグラウンドで見せてくれた。あの雄士郎がベンチで必死に大きな声を出している姿が印象的だった。この敗戦を糧に、彼の今後の大きな飛躍に期待したい。

ところで、観戦する私の隣の坊主頭の高校生の一団は、駒場学園野球部の選手たちだった。私の姿に気づいた2年生の栗本君、齊藤くん、1年生の藪谷君の東陽フェニックスOB3人が、試合後、挨拶に来てくれた。この試合の見学にチームで神宮を訪れていたとの事、彼らも来春の甲子園を虎視眈々と狙っている。

駿佑、絶対に決勝で勝って甲子園へ行け! 平常心で自分たちの野球をすれば大丈夫だ!! そして、雄士郎、クリ、直人、コウキ、これからの君たちの大活躍を楽しみしているぞ!!!


3塁からホームを狙う玉井駿佑選手。小学生の時も、いつもユニフォームを真っ黒にしていたなぁ。決勝戦も全力のプレーを期待しているぞ!


完全復活の松本投手。ダメ押しのホームランも放った。野球の神様はちゃんと見てるんだね。


東陽フェニックスOBの小林雄士郎選手。二松学舎大付属高1年生ながらのベンチ入りは、現在、JR東日本で活躍するOBの小杉陽太さんと同じだ。これからの活躍に期待しているぞ!



2008.07.25 Friday 18:06 | comments(0) | - | 

関東一高、日体荏原を倒し準決勝進出

OBの玉井駿佑さん、初回にタイムリースリーベースを放ち準決勝進出に貢献!

7月23日(水)、神宮球場にて第90回全国高校野球選手権大会東東京予選の準々決勝が行われた。東陽フェニックスOBの玉井駿佑さんが活躍する関東一高は、日体荏原と準決勝進出をかけて対戦、3−1で接戦をものにした。

時折のぞく夏の日差しと選手達の熱気で、グラウンドはヒートアップ状態。

玉井さんは、この日も5番ファーストで先発出場。

1回表、関東一高の攻撃、先頭が四球で出塁するとバントで進塁、3番バッターのヒットで1点先取。2アウト2塁の場面で玉井さんが登場。いつも通りのフルスイングで右中間を深々と破るタイムリースリーベース、2−0とリードを広げる貴重な打点を挙げる。

その後、2回裏に日体荏原も1点を返し、2−1と食い下がる。関東一高もチャンスを作るが、スクイズ失敗などでなかなか追加点を挙げられない展開。ようやく5回表にワンアウト三塁から犠牲フライで待望の1点を奪った関東一高が、継投で日体荏原の必死の追撃を振り切り3−1で勝利、25日の準決勝に駒を進めた。

25日の準決勝の相手は二松学舎大付属高校。このチームには、やはり東陽フェニックスOBの小林雄士郎さんが控えのサードとしてベンチ入りしている。私にとって可愛い二人が神宮で対戦するとは、何とも複雑な心境だ。とにかく両者とも全力を尽くして悔いのないように戦って欲しい。

頑張れ、駿佑! 頑張れ、雄士郎! 二人の大活躍を楽しみにしているぞ!!!


打席で好球に狙いを定める玉井駿佑さん。フルスイングだ、駿佑!


スリーベースを放ち三塁ベース上で仲間の声援に応える玉井さん。


日体荏原にはOBの江澤悠里(1年生)さんが在籍。この日は最前列でグラウンドで戦う選手達のために力の限りの応援。試合後に流した君の涙は、これからの君自身の活躍に必ずつながるものだ。



2008.07.24 Thursday 16:36 | comments(0) | - | 

江東フェニックス、パワーフォースに逆転負け

江東フェニックス、城東大会でパワーフォースに逆転負け!

7月20日(日)に夢の島球場にて城東大会が行われ、江東フェニックスが江東パワーフォースに終盤大量点を奪われ逆転負け、惜しくも公式戦初勝利を逃した。

後攻の江東フェニックスは、初回、早々に先取点を挙げる幸先の良いスタート。先発の栗本善史が2回、3回に1点ずつ、4回に2点を取られるも、江東パワーフォースの強力打線を4回までに4失点で抑える好投を見せる。この猛攻に堪えている間に、江東フェニックスは、3回に野中優一郎のライトゴロの間に1点、なおも2,3塁のチャンスに浅川拓実がレフトオーバーのヒットを放ち、この回3点を挙げて逆転に成功。4回表に追いつかれるが、その裏の攻撃では2ランスクイズを決めて、再び6−4とリードを保つ。

ここで悪夢の5回表の守備を迎える。栗本投手のストライクを取りに行ったボールを狙われ連打を浴び、さらにミスも重なって一挙8失点。一時の逆転に気を良くした隙を突かれた形の大量失点で、終わってみれば6−12、公式戦初勝利は持越しとなった。

この日の試合で、城東大会のリーグ戦は終了。今後は、順位決定のためのトーナメント戦が9月の上旬まで行われる予定。まだまだ江東フェニックスの熱い戦いは続く。

気を緩めるな! 初勝利までもう少し、頑張れ江東フェニックス!!


江東パワーフォースの強力打線相手に好投した栗本善史投手。


江東フェニックスの主砲、村田周平選手。迷いなくフルスイングだ!



2008.07.24 Thursday 15:56 | comments(0) | - | 

読売旗争奪関東少年野球大会、東陽フェニックスが初戦敗退

読売旗争奪関東少年野球大会(関団連)、初戦で東陽フェニックスAチーム敗退ong>

7月19日(土)、ついに梅雨も明けて夏の到来だ。そんな真夏の空の下、読売旗争奪関東少年野球大会(関団連)の初戦が夢の島球場で行われた。相手はキングタイガース、1974年創部の世田谷の古豪チームだ。

試合は東陽フェニックス先攻で始まった。初回、東陽フェニックスは簡単に三者凡退、球道の定まらない相手先発投手の立ち上がりを攻めることができなかった。

東陽フェニックスの先発は久しぶりの先発登板となる勝呂浩之、最近の練習ではフォームのばらつきも少なくなり、コントロールも安定してきた。満を持しての先発と言っても良いだろう。

しかし、初回、先頭バッターを迎えて緊張のせいか、いきなりのデッドボール、続くバッターもピッチャーフライに打ち取りながら、自らのエラーで先制点を与えてしまう。さらに3番バッターにもタイムリーヒットを浴びて追加点を許す苦しい立ち上がり。ここで本来ならば、勝呂投手を盛り上げなければならないバックが浮き足出し凡ミスの連続。挙句に満塁から8番バッターに右中間を深々と割られるホームランを打たれ、0−7と早々に大量リードを奪われてしまう。

それでも2回の表に先頭の勝呂が、レフト前ヒットを放ち反撃を試みる。続くバッターが四球を選び無死1、2塁のチャンス。さらに相手の隙をついてダブルスチールと揺さぶりをかけ、その後、キャッチャーの三塁悪投を誘い1点を返す。なおも、無死1、2塁とチャンスが続くが、次のバッターが放ったショートゴロにランナーが反応せず、ダブルプレーとなってチャンスの芽を自らつぶしてしまう。

結局、終わってみれば5回時間切れ3−11の大敗を喫した形となった。

相手のプレッシャーに負けて大量点を奪われる、せっかくの得点のチャンスを走塁ミスで自らつぶしてしまう、なかなか「変われない」東陽フェニックスの今を象徴する試合結果となった。

前半の公式戦はこの大会で終了となる。結果は5つの大会に出場して1勝5敗。なかなか勝てない自分達にいらだつこともあろうが、決してあきらめてはいけない。この敗戦の原因は、単に選手個人の力が劣っていたのではなく、ベンチも含めて選手全員が「心を一つ」にできなかったことが大きいと思う。野球はチームで行うスポーツだ。勝利に向かってチームが心を一つにするために、自分達が何をできるかを考えて欲しい。

後半戦に向けて、夏はもう一度「基本に返る」を合言葉に練習しよう! 君たちの野球に熱中する姿を待ってるぞ!! 必死になってやり遂げてこそのエンジョイベースボールだ!!!


久しぶりの先発の勝呂浩之。だいぶフォームも安定してきた。秋の飛躍のためにも夏に必死になって鍛えようぜ!


キャッチャーの石川樹。キャッチャーの経験は2ヶ月と短いが、持ち前の頑張りで難しいポジションにチャレンジ中。試合中にもっと遠慮せず自己主張を!。


20日に深川春季大会の閉会式が行われた。檜森真央が努力賞を受賞。秋の大会はもっと大きな賞を狙って欲しい(右は塚田総監督)。



2008.07.22 Tuesday 12:43 | comments(0) | - | 

OBの玉井駿佑さんの関東一高が帝京を破る

OB玉井駿佑さんの関東一高が東京予選で強豪の帝京高校を撃破!

7月18日(金)、30度以上の猛暑が続く中、神宮球場で甲子園大会予選4回戦となる帝京対関東一高の試合が行われた。関東一高には、以前、このサイトでもご紹介した玉井駿佑さんが所属し、今年の選抜大会では東京代表として甲子園に出場している。

戦前の予想では、好投手高島を擁する帝京高校が有利との予想もあったが、私自身はそんなことはないだろう、という思いがあった(なんて言うと嘘っぽく聞こえるかもしれないが)。このサイトでも度々ご紹介する小杉陽太さんが二松学舎大付属高校一年生の時に、当時、シード校であった二松学舎が初戦の城東高校戦で、エンジンのかからないままあっさり負けてしまい、しかもその後、スルスルと勝ち上がった城東高校が優勝して甲子園行きの切符まで手に入れた事例があるからだ。シード校がエンジンがかからないまま、負けることは良くあることだし、関東一高は春季大会は選抜大会の疲れが取れないうちに初戦敗退しただけで、地力のあるチームであることには変わりはない。

帝京高校相手に自慢の強力打線が爆発すれば、期待のできる試合となると信じていた。

試合は先攻帝京高校で始まった。関東一高の先発は背番号17のサイドスローの押久保投手。選抜大会で投げたエースは、調子を崩してしまい先発回避らしい。帝京高校の強力打線が、その押久保投手の立ち上がりを攻め、初回に2点をいきなり失う展開となった。

OBの玉井選手は、5番ファーストで出場。2回に打席が回ってくる。ショート横の強い当たりで、俊足を飛ばし内野安打とするも、後続を断たれて2回まで0−2と帝京がリード。しかし、帝京もヒットなどで再三のチャンスを作るが、盗塁失敗などの拙攻で追加点を奪うことができない。

3回裏にドラマが待っていた。この日の帝京の先発は背番号10の米持投手、背番号1の高島選手は3番ライトでの出場だ。関東一高は、この回、米持投手を攻め立て1点を返し、なおも満塁のチャンスを作る。

ここで5番の玉井選手が打席に入る。鋭いスイング、打球はセンターのはるか頭を超えて、フェンス直撃の走者一掃のツーベース。4−2と試合を引っくり返した。最高の場面での逆転の一打。玉井選手が関東一高を勢いづけさせる貴重な一打を放った。

その後、帝京はエースの高島投手にスイッチ、しかし3回は何とか切り抜けたものの、関東一高打線の猛打は止まらず、4回、5回にも1点ずつ追加点を挙げ、6−2とリードを広げる。

その後、7回に帝京に1点を返され6−4と2点差に迫られるも、8回裏にさらに3点を加えた関東一高が、最終回に追いすがる帝京の攻撃を振り切って9−5で勝利、5回戦に駒を進めた。

すごいぞタマちゃん!このまま優勝まで突っ走れ!!次も楽しみにしているぞ!!!


初回のピンチにピッチャーに声をかける玉井選手。


満塁のチャンスに最高のバッティング。小学生の時からフルスイングが身上だった玉井選手。走者一掃の逆転ツーベースを放つ。


帝京高校の猛攻による再三のピンチにマウンドに集まる関東一高ナイン。背番号3が玉井選手だ。彼の背中が大きく見える。


帝京高校の好投手高島選手のピッチングフォーム。各校が彼の速球を打ち砕くことを目的に、ピッチングマシンを150キロに合わせて練習しているそうだ。次のステップでの活躍が楽しみだ。


のべ5人の投手を繰り出した帝京高校。背番号2の鎌田選手は地元城東ボーイズ出身の選手だ。私の次男が中三の時に、練習試合で彼にボコボコに打たれたことを覚えている。


9回表2アウトから帝京高校も必死の反撃で2点を返すも、最後のバッターが外野フライに倒れゲームセット。関東一高の勝利が決まる。このまま優勝までノンストップ特急だ!


この試合に勝っても優勝までの道のりはまだ遠い。気を引き締めて、頑張れ駿佑!



2008.07.18 Friday 14:55 | comments(2) | - | 

東陽フェニックスBチーム、新人戦深川予選で惜しくも敗れる

新人戦深川予選、深川パイレーツに逆転で惜しくも敗れる!

7月13日(日)、この日も前日に続いての猛暑日となった。9時試合開始のため、いつもより一時間早く7時に集合した東陽フェニックスBチームの選手たちは、昨日の敗戦を引きずることもなく、気持ちも新たに夢の島球場へと向かった。

新人戦深川予選は、本大会の江東大会への出場権をかけた大会だ。新人戦は5年生が中心となる大会で、江東大会で優勝すると都大会へ駒を進めることができる。

私が東陽フェニックスを手伝って12年ほどになるが、その間に1998年に一度だけ都大会に出場し、ベスト8まで勝ち進んだことがある。都大会は10月に行われるが、この年は現在ボストン・レッドソックスで活躍する松坂大輔選手が横浜高校で甲子園で春夏連覇を成し遂げた年だ。ドラフト直前に江戸川南シニアでトレーニングをしていた彼が、試合会場の江戸川臨海球場へ応援に来てくれたことを覚えている。

余談はこれくらいにして、今回の試合経過を振り返ってみたい。

試合は深川パイレーツの先攻で始まった。先発のエース菅原江裕は順調な立ち上がりを見せ、危なげなく初回を無失点に抑える。その裏の東陽フェニックスの攻撃では、4番の中瀬有華のタイムリーなどで2点を先取、続く2回にも2番上杉憲都からの5連打で2点を追加、2回までに4−0と点差を広げる展開、完全な東陽フェニックスペースのゲーム運びとなった。

しかし、5連打を放ちながら走塁ミスなどで2点しか取れなかった展開が、あとあと響いてくるとは、この時には知る由もない。野球は、取れる時に点を貪欲に取らないと必ず何かが起こる。特に新人戦では今までの低学年の大会と違い、戦うイニング数が5回から7回に拡大されるため、後半の思いもかけない逆転劇につながることがある。

その後、深川パイレーツの4回、5回に2点ずつ取られ同点に、しかし、その裏、東陽フェニックスも勝ち越し点を挙げ再び5−4とリードする。そして迎える7回表の深川パイレーツの攻撃。先発の菅原投手にとっては、6回からは今まで経験したことのない未知のイニング、しかも1点勝ち越しでの最終回と厳しい場面だ。疲れに加えて緊張も最高潮に達している。

そんな菅原投手に深川パイレーツ打線が一気に襲いかかる。4失点。5−8と試合を引っくり返された。

確かに初白星を逃したことは残念だが、東陽フェニックスの選手たちがこの試合で学んだことは大きいはずだ。また、エース菅原江裕も試合を完結させる難しさを身を持って体験したことだろう。こういったハードな経験の積み重ねが、必ずやチーム力をアップさせると信じている。

夏に鍛え直そうぜ! 努力は必ず報われる!! 君たちの努力を野球の神様は見ているぞ!!!


左からバッテリーを組んだ菅原江裕と斎藤大地。斎藤大地は前日の試合の登板に続き、今日も緊急リリーフの大車輪の働き。中瀬有華も昨日の試合に続いて2打点を挙げる活躍。



2008.07.15 Tuesday 07:51 | comments(0) | - | 

東陽フェニックスBチーム、読売旗争奪大会1回戦で敗れる

東陽フェニックスBチーム、東一キングスに逆転負けで2回戦進出を逃す

7月12日(土)、東京ドームで行われた読売旗争奪関東少年野球大会(関団連)の開会式後、すぐに豊洲グラウンドへ移動して、東一キングスを相手にジュニアの部の1回戦が行われた。

猛暑という言葉通りの7月らしい天気の下、東陽フェニックス先攻で試合が始まった。初回、無得点に抑えらたその裏に、先発の斎藤大地がいきなりの3連続四球でピンチを招く。しかし、ここから斎藤投手が立ち直り、何とかこの回を1点で切り抜ける。

その後、東陽フェニックスが3回までに3−1と逆転に成功するも、4回の裏に東一キングスの思わぬ反撃を受け、満塁ホームランを含め一挙に5点を失い3−6と試合を引っくり返されてしまう。この直後に雷雨で試合が一時中断。20分後に試合は再開されたが、結局4−7のスコアで東陽フェニックスが敗れ、またもBチームの初白星がお預けとなった。

しかし、この試合では、斎藤大地が負け投手になったとはいえ上級生相手に好投し、また4番の中瀬有華が2打点を挙げるなど、チーム力が着実に上がっていることが実感された。今後の発展に大きな期待が持てる試合であった。

君たちは確実に強くなっている! 自信を持て!! エンジョイ・ベースボール!!!


先発の斎藤大地。ダイナミックなフォームから繰り出される速球が武器だ。細かいことなど気にせずに、思い切って投げ込んで欲しい。


左から5年生の谷彩花と中瀬有華。二人とも野球大好き少女だ。


このところ成長著しい上杉憲都。これからの活躍が楽しみだ。



2008.07.15 Tuesday 02:00 | comments(0) | - | 
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