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富岡大会が終了、東陽フェニックスは5位に終わる!11月23日(月)に富岡大会閉会式を迎えた。5年生以下が対象の大会で、約1ヵ月半の間、8チームでリーグ戦が行われてきた。東陽フェニックスは対戦成績を3勝4敗として5位となった。ちなみに、優勝は越中島ブレーブス、8戦全勝で文句なしの優勝となった。今秋、新人江東大会、深川秋季大会でも優勝を飾り、今のところ地元では敵なしの強さだ。準優勝は好投手を擁する深川レッドソックスだった。
この大会では各チームから最優秀選手1名、優秀選手2名が選出される。今年の東陽フェニックスの最優秀選手はキャプテンの斎藤大地、優秀選手は浅川由樹と奥島哲が選ばれ、完封賞を淵上聖司、斎藤大地が受賞した。
この大会を私が観戦したのは、11月22日(日)に行われたサムライズ戦とレッドソックス戦のダブルヘッダー二試合。第一試合のサムライズ戦は相手サウスポーの好投に苦しめられるも、先発の浅川由樹が踏ん張り、バックも良く守って3−1と快勝し、最終戦のレッドソックス戦の結果次第では3位の可能性を残した勝利を挙げることができた。
そして、一試合開けて第三試合は先攻の東陽フェニックスでプレーボール。その初回の攻撃でレッドソックスの好投手右腕の立ち上がりを攻め、いきなり一死1、3塁のチャンス。しかし、1塁ランナーが盗塁を試みるが、果敢にセカンドへ送球してきたキャッチャーの強肩に刺されてしまう。しかもサードランナーはその間に本塁を突かず、先取点を取ることができない。いきなり課題の走塁で、得点の機会を逃してしまった形だ。この回さらに4番の具志堅駿が四球をもらうも、結局、後続が三振に倒れ無得点に終わる。相手投手が好投手なだけに、立ち上がりを攻めて主導権を握りたい場面だった。
1回裏、東陽フェニックスは満を持して淵上聖司が先発。二死から3番に右中間へヒットを浴び、盗塁とエラーで3塁まで進塁を許すも4番を打ち取って無失点に切り抜ける。見たところ3、4番が要注意のレッドソックス打線、特にピッチャーで3番の選手を、いかに乗せないようにすることが勝利へのキーポイントと思われた初回の攻防だった。
その後、2、3回は両チームともにランナーは出すがピッチャーが要所を締めて0−0のまま4回表の東陽フェニックスの攻撃を迎える。この回、先頭の4番具志堅駿がレフトオーバーの2塁打を放ち、さらに盗塁で3塁へと進む。そして一死後、淵上聖司が必殺のスクイズバントで、具志堅駿がホームインして待望の先取点をもぎ取る。
しかしその裏、この試合に勝って上位進出をねらうレッドソックスが先発淵上聖司に襲いかかる。まず先頭の要注意の3番バッターが右中間へ2ベース、動揺したのか続く4番に四球を与えてしまい、さらにダブルスチールを決められ無死2、3塁のピンチ。東陽フェニックスがめざすべき足を絡めた攻撃を、逆に仕掛けられて揺さぶりをかけられてしまう。続く5番に動揺を深めた淵上聖司が、痛恨のワイルドピッチで1点を返され同点。しかもこのバッターにも四球を与えてしまう。
ここは一息入れたい場面だったが、勝負を急いだのか6番に右中間へタイムリーヒットを浴び逆転を許し、さらにランナーを3塁においてファーストゴロでスタート良くホームを突かれ、この回合計3点を失ってしまう。時間をかけて一つ一つアウトを重ね、同点でしのぎたい場面であったが、一気に相手に得点を許す悪い癖が出てしまった。
東陽フェニックスも最終回となる5回表に意地を見せる。まず先頭バッターの代打山田宏樹が四球で出塁、一死後に阿部亮介が内野のエラー、さらに斎藤大地がセーフティバントで満塁のチャンスを作る。しかし、後が続かず無得点に終わり1−3でゲームセットとなった。
チャンスはいくつも演出するも、あと一本が出ず得点ができないのは前日の試合と同じパターン。好投手相手では、なかなか連打は期待できないかもしれないが、それであれば足を絡めた攻撃を展開することも可能なはずだ。是非、東陽フェニックスの子供たちには、一工夫加えた攻撃ができるように創造力を働かせて欲しい。
そして野球の醍醐味は何と言ってもバッティングだ。好投手相手に、しっかりとバットが振れるよう体力をつけて欲しい。神様は超えることのできない試練は決して与えない、一生懸命に努力してみよう。
打て! 走れ!! そしてPlay Hard 、一生懸命に練習してチャレンジしよう!!!
最優秀選手に選ばれた斎藤大地。この大会ではチーム首位打者とピッチャーとしても一完封勝利(1勝2敗)を挙げた。来年はチーム齊藤でブレークしようぜ!
優秀選手に選ばれた浅川由樹(左)。隣はキャッチャーの具志堅駿。強力バッテリーで勝利を重ねるぞ!!
優秀賞に選ばれた奥島哲。ボールにしっかりとタイミングが合った時の打球は素晴らしい。もっと練習して強くなれ!!!
完封賞を獲得した淵上聖司。マウンドで一人にならず、もっと周りを巻き込むことのできる選手をめざして欲しい。野球は仲間とするもの、「One for all, All for one, ひとりがみんなのために、みんながひとりのために」ということを忘れずに。
試合の合間にウォームアップする子どもたち。この日は冷え込みがきつかった。子どもは風の子だ。