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東陽フェニックスAチーム、月島レインボーズと練習試合

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東陽フェニックスAチーム、月島レインボーズと練習試合!

5月22日(土)、午前中に若洲球場で練習、そして午後は、場所を夢の島球場5面に移して、月島レインボーズ(中央区)と練習試合を行った。

この日は少し雲が出てはいるものの、ゆるい風が吹いてグランドの状態も上々、試合開始は13時からだ。

午前中の練習開始前に、先週の潮見パワーズ戦の反省会。その時に、野球ノートに何でも良いので書き込んできた子供が先発出場の権利がある、ということで、5年生の谷哲平、村田礼央、服部ビラルがそれぞれレフト、ライト、サードでスターティングラインアップに名前を連ねた。Aチームになると、子供たちにはただ野球をするのではなく、その日あったこと、感じたことを一行でも良いので書き残して欲しいと思い、強制ではないが野球ノートを作ってもらっている。今回は、潮見パワーズ戦の悔しい負けについて考えよう、とノートを書くことを先週約束したにもかかわらず、何人かの6年生の子供が反省会に手ぶらで来た。この日のベンチスタートの6年生には、試合に出るための心構え、準備、責任感ということを少しでも自覚してもらいたいという思いを込めたつもりだ。

さて、前置きはこのくらいで、東陽フェニックス先攻で始まった試合は、ランナーを出すも、チグハグな攻撃で得点ならず、やはり先週の悪い流れを引きずっているようだ。そして、その流れのまま、その裏、先発の浅川由樹が1死後に四球を与え、送りバントで2進されると4番にタイムリーを打たれ先取点を奪われてしまう。

しかし、後続を何とか断って1失点で終えると東陽フェニックスもすぐに反撃。2回表に先頭の具志堅駿がライト前ヒットで出塁、盗塁で2進すると浅川由樹のライト前ヒットで同点のホームを踏む。続く3回表にも、斎藤大地のタイムリーで逆転に成功。

3回裏の月島レインボーズの攻撃では、先頭バッターにヒットを打たれピッチャーの悪投から無死三塁のピンチを招くが、続くバッターのショートゴロでホームを突いたランナーを6−3−2のダブルプレーに仕留める。しかし、次打者に四球を与え、再び4番に同点タイムリーを浴びるという、序盤戦は一進一退の攻防が続いた。

4回表の東陽フェニックスの攻撃は、ヒットと四球で無死満塁のチャンス。しかし、スクイズを試みるも、相手ピッチャーの機敏な守備でホーム封殺。この嫌なムードを一掃したのが、渕上聖司のライト線のヒット、2者が生還して4−2とリードを広げる。その裏からは、斎藤大地がリリーフ、最終回の7回に多少もたついたが、4回を無失点におさえて、7回にもダメ押しの2点を奪った東陽フェニックスが6-2で勝利した。

この試合のテーマは「チームの力」。個々の力はもちろん大事だが、やはり野球は9人とベンチの選手たちが力を合わせてプレーするスポーツだと思う。先週は、それがまったく実行することができず、ピッチャーをマウンドで孤独にしてしまった結果、大量点を奪われ、反撃の糸口すら見つけることができなかった。

フィールドでは野球は9人で一人のバッターを倒すもの、たとえ満塁になっても9人で四人を倒すのだから人数的には守備側が圧倒的に有利。そこにベンチの指示が出れば百人力だ、絶対不利な状態でも必ずみんなで協力すれば出口が見つかる。そんなことを少しでも分って欲しかった。

この試合の勝利で先週の悪夢は少しは晴れたであろう。深川春季大会の一回戦の相手はキングコンドルズ、5月30日に夢の島球場6面で13時プレーボールの予定だ。one for allの精神で、みんなで力を合わせて良い結果を出してくれることを願っている。

心は一つ! 弱っている仲間に声をかけられるってカッコいい!! エンジョイ!!!


先発出場した5年生の服部ビラル。ひざのケガで出遅れていたが秘められたパワーは素晴らしい。早く6年生のポジションを脅かす存在となれ!


ピッチャーの浅川由樹を元気づけ、ショートの位置にすばやく戻るキャプテン渕上聖司。仲間を勇気づけられる存在ってカッコイイよね。


ロングリリーフながら無失点に抑えた斎藤大地。打撃も好調だ。平常心!!


完全復帰のキャッチャーの具志堅駿。そろそろエンジン全開の予感だ。


この日の午前中、私にドしかられまくった阿部亮介。この試合、一生懸命なプレーが目立った。集中せよ、必ず良い結果が出せるぞ!!!


最終回のピンチにマウンドへ子供たちが駆け寄り斎藤大地にカツを入れる。仲間の叱咤激励(大声で励まし合うこと)は大事なこと。one for allの精神だ。


月島レインボーズとは昨年も練習試合を行った仲だ。今回はお出向きいただきまして、まことにありがとうございました、また近いうちによろしくお願いいたします。


試合後の反省会でコメントを述べる原田コーチ。今月から本格的にスタッフに加わっていただいた永遠の野球小僧の一人だ。東陽フェニックス・フォーエバーボーイズ・クラブにようこそ。




2010.05.27 Thursday 11:29 | comments(0) | - | 

元東陽フェニックスの和田樹斗くん、横浜スタジアムで沖縄選抜チームと対戦

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元東陽フェニックスの和田樹斗くん、横浜スタジアムで沖縄のチームと対戦!

ゴールデンウィーク前に、昨年まで東陽フェニックに所属していた和田兄弟から久しぶりに電話連絡があった。兄弟そろって野球に打ち込んでいるとのこと、素晴らしい。今週、彼らからメールでゴールデンウィークの報告があったので、そのご報告をする。

和田兄弟を覚えておられる方も多いだろうが、昨年の春に、横浜へ引越し、新しいチームで野球を続けることになった二人。兄の真央は、弱い東陽フェニックスでキャプテンとして、一生懸命にチームを引っ張ろうと奮闘していた姿が印象的だ。弟の樹斗は、集中した時のプレーは素晴らしいのだが、ちょっといい加減で、しかも涙もろい、そんなところがカワイイ奴だった。

この二人とは、家が近かったこともあって、食事に付き合ってもらったことが何回かある。回転寿司へ行けば、最初の10分間に手当たり次第に食べ続けて、腹が一杯になってしまいデザートに行き着けない兄の真央、一方、弟の樹斗は、好きな海老だけ何皿も食べて、食後のデザートはチーズケーキを2皿食べる、と食事にもそれぞれ個性があって、とても楽しい時間を過ごさせてもらった。

兄の和田真央は、現在、中学2年生(大鳥中学校)。野球は、横浜の強豪中本牧シニアに所属。ゴールデンウィーク中は、静岡へ遠征、ヒットも打って、頑張っているとのことだ。まだまだヒットの数が少ないということだが、この夏でさらにパワーアップをしてもらいたい。

弟の樹斗は6年生、錦町ドリームスでプレーしている。昨年、錦町ドリームスとは、樹斗の縁で本牧まで遠征して練習試合をさせていただいた。

今回、その樹斗が、横浜選抜チームの一員として選ばれ、横浜スタジアムなどで行われた沖縄選抜チームとの招待試合に出場したとのこと。まず、横浜スタジアムで行われた沖縄の大山ファミリーとの試合で、2番ショートで先発出場、2−3と敗れるも、一時は同点となる一打を放つ活躍を見せた。

また、宜野湾ベースボールキッズ戦でも2番ショートで出場、2塁打を放ったそうだ。結果は、0−7で敗れたそうだが、とにかく沖縄のチームはレベルが高いとのこと。特に、走塁がうまく、少しでも隙があれば、次の塁を果敢に狙ってくるらしい。高校野球でも常に沖縄のチームが上位進出を果たせるのは、少年野球の時から鍛えられているからだろう。

東陽フェニックスで育った選手が、場を変えてさらに活躍する姿を見聞きするにつけ、本当に嬉しくなる。これからも和田兄弟には野球を思い切りエンジョイして欲しい。また連絡を待っているぞ。

決してあきらめるな! チャレンジせよ!! 君たちの活躍を楽しみにしているぞ!!!

横浜スタジアムでの一戦を前に整列する和田樹斗(背番号6)。おチビちゃんだった樹斗が、周りと比べても随分と大きくなった。


ショートの守備につく樹斗。横浜ベイスターズの本拠地でもある横浜スタジアムで野球ができるなんて本当に幸せだ。ここのマウンドで、東陽フェニックスOBの小杉陽太さんも投げることを思うと、野球のつながりって面白い。


守備は東陽フェニックス時代から定評があった。打球への反応が素晴らしい。この試合でも軽快なフットワークを見せたことだろう。


バッティングもミートがうまくしぶとくヒットを飛ばしていた。この日の大山ファミリー戦でも同点打を放った。打席でも堂々としているよね。


ダッグアウトから野球を眺めると随分と風景が違うことに気づいたはずだ。これも横浜スタジアムで試合ができてこそのこと。感謝の気持ちを忘れずに。


沖縄の子供たちはとにかく走塁が素晴らしかったとのこと。良い所はドンドン取り入れていって欲しい。今回対戦した子供たちと甲子園でまた会えるかもしれないよね。


昨年の4月に行われた送別会での写真(左が樹斗、中央が真央)。本当に野球が大好きな兄弟だ。これからの益々の活躍を楽しみにしている。




2010.05.21 Friday 12:25 | comments(1) | - | 

東陽フェニックスAチーム、ジャビット杯予選で思わぬ大敗を喫す

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東陽フェニックスAチーム、ジャビット杯予選で思わぬ大敗を喫す!

5月16日(日)にジャビット杯予選の一回戦が夢の島球場にて行われた。東陽フェニックスAチームの試合は、深川春季大会の開会式の終了後、一試合をはさんで12時半からのプレーボール。対戦相手は地元の強豪潮見パワーズだ。

開会式が終了すると、球場近くの公園でウォーミングアップ、そして軽くおにぎりでおなかを満たすと試合が行われる6面グラウンドへ移動。対戦相手の潮見パワーズとともに、キャッチボールなどで試合前の準備に入る。

先攻潮見パワーズで始まったこの試合、マウンドには斎藤大地が上がる。具志堅俊が久々にキャッチャーで復帰、ブランクからか試合前から緊張を訴えていたのが少し心配。ダイアモンドへ目をやると、具志堅俊のみならず、内野のボール回しも何となくぎこちなく、緊張感が悪い方へ働いている感じだ。確かにこのところ、ケガやチーム事情などから守備位置の変更があって、不慣れなポジションを守っている子供たちが多いのも事実。しかしここはチャレンジ精神で是非乗り切って欲しい。

と思いつつプレーボールがかかる。先頭バッターが四球を選ぶ。しかも一度もバットを振らず、フルカウントからの四球だ。先頭バッターに四球を与えてピッチャーの斎藤大地が動揺したのか、自らのけん制悪投で2塁への進塁を許すと、さらにワイルドピッチでランナーは3塁へ。そして、最後はキャッチャーのパスボールで簡単に先取点を奪われてしまう。

しかし、ここで気を取り直し、続く2番バッターを内野フライに打ち取ったと思われたが、守備のリズムが狂ったせいか、このフライを落としてしまう。さらに、3番には、内野ゴロエラー、しかも打球の方向が変化して、あわててカバーに回った外野手もミスで2点目。4番には、初球の甘いボールをレフト線へ運ばれ3塁打となり3点目。ミスのおまけに、5番が打った外野フライを、大事に取りに行き過ぎてポロリで4点を一気に失う。

ピッチャー自身が招いたピンチだったが、立ち直る間もなく味方のミスが重なって大量失点。ここで終われば良いのだが、下位打線の6番から9番まで相手の待球作戦にあい、4連続四球を与え、さらに押し出しとエラーで2点を失う。この回、打者一巡で4人の打者にフルカウントとしてしまい、ミスがあったとはいえ、ピッチャーの制球の悪さを突かれてしまった。こちらの弱点を突いて、攻撃の手を緩めない潮見パワーズをほめるしかない、まさに相手に脱帽するしかない初回の6失点だった。

その裏の東陽フェニックスの攻撃。まだ始まったばかりの試合、往々にして初回に大量点が入った試合は点の取り合いになるケースが多い。そのためにも1点ずつでも返して行きたい場面だ。しかし、1死後に内野エラーで出塁した渕上聖司が盗塁を試みるも、巧みなけん制を見せる相手投手にスタートを遅らされセカンドでアウト、反撃ムードを早々に断ち切られる。

試合はその後、1回表1死からリリーフに立った渕上聖司が、2回は無失点に抑えるも、3回に集中打を浴びて4点を失う。東陽フェニックスは、この日ライトの守備に回った浅川由樹が2安打と一人気を吐いたが、相手ピッチャーの打たせて取るピッチングに翻弄されて無得点、0−10で5回コールド負けを喫した。

相手の潮見パワーズは、守備ではピッチャーが自分のピッチングをして、それを周りが守り立てる、攻撃ではストライクを待って出塁することを心がけながら、中軸バッターがランナーを返す、という自分たちの勝ちパターンをしっかりと実行。残念ながら東陽フェニックスは、潮見パワーズに自分たちの野球をプレーすることを許してしまった形だ。しかも東陽フェニックスの守りの野球ができなければ、前楽天監督野村克也さんの「負けに不思議の負けなし」という結果に終わるしかないだろう。

しかし、ここまで完膚なきまでやられると、逆に後には引かないものだ。子供たちには気分を入れ替えて、あきらめることなくまたチャレンジして欲しい。次の深川春季大会では、この負けを糧に、強くなった姿を再び見せてくれることだろう。

負けて強くなれ! ネバー・ギブアップ!! 頑張れ、東陽フェニックス!!!


集合前で緊張が高まる。この緊張を楽しめるようになったら、もっと野球をエンジョイできるはずだ。試合で結果を残すために厳しい練習するのだ、試合の時にレギュラーでグランドに立てる喜びを知って欲しい。


この試合、先発の斎藤大地は最後まで立ち直ることができなかった。しかしこれは成長するために必要な試練。負けて強くなれ、いつでも平常心!


初回、けん制球がそれて必死に止めようとするファーストの阿部亮介。この春、チーム事情から守備位置が頻繁に変わり、しかも左打ちに挑戦するなど大忙しだ。まず自分の強みであるバッティングに目覚めよ!!


初回のピンチにマウンドに集まる選手たち。この試合、自分たちのリズムで進めることができなかった。準備、準備、準備!!!


この日は自慢の足も、相手投手のうまいけん制に阻まれてしまった湯沢直也。失敗OK、ピッチャーに合わせてリード、スタートを変化させよう。それには試合中でも相手を見る観察力が大切だ。


このところ練習試合でも好結果が出ていただけに、まさに思わぬ大敗を喫してしまった。負けには必ず理由がある。しっかりと「ナゼ」ということを考えよう。


試合後すぐに斎藤監督と反省会。次につながれば、負けは決して無駄にならない。深川春季大会での奮起に期待しているぞ。




2010.05.20 Thursday 15:41 | comments(0) | - | 

第47回深川春季大会開会式

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第47回深川春季大会開会式!

5月16日(日)の9時から夢の島球場にて第47回深川春季大会の開会式が開催された。参加チームは、A(17チーム、6年生以下)、B(16チーム、5年生以下)、C(16チーム、4年生以下)の3クラス、合わせて49チーム。この2ヶ月間、各クラスで優勝旗めざして熱戦が繰り広げられる。

晴れ渡る空の下、東陽フェニックスの子供たちも掛け声に合わせて堂々の入場行進。Bクラスの一回戦は、スケジュールの都合上、すでに3月に行われ、東陽フェニックスBチームは残念ながら深川ホークスに惜敗してしまった。しかし、Bチームの雪辱を期して、Aチームは23日にキングコンドルスと対戦の予定。また、日程は未定だが、Cチームは豊洲ジュニアキングと対戦することになっている。

昨年は、Aチームが3位入賞を果たし、夏に行われた東京親善大会への出場権を獲得した。AチームもBチームも、今年はさらに上をめざして、上部大会への出場権をつかんで欲しい。


一生懸命なプレーを見せてくれ! ガツガツ行こうぜ!! 頑張れ、東陽フェニックス!!!


開会式前に記念撮影。Cチーム(4年生以下)も新入部員が数名新加入。伊藤監督を中心に野球を通じてチームワークを学ぶことをテーマに野球に取り組んでいる。主な練習場所は東陽小学校だ。野球をやってみたい子供たち、子供と野球を楽しみたい父兄の皆さま、体験入部をしてみませんか!


荒井監督とBチームの子供たち。春季大会は日程が緩やかなため、クラスをまたがったダブル登録が可能。そのためBチームは、5年生はAチームに、4年生はCチームの大会に参加する。やっぱり、いっぱい試合に出たほうが楽しいよね!!


Aチームは斎藤監督と記念撮影。今までなかなか公式戦で実力を発揮できずに最上級生の大会を迎えた。この大会ではチームワークを大切に、臆することなく思い切ったプレーを見せて欲しい。


キャプテン渕上聖司を先頭に、掛け声に合わせて元気よく行進するAチーム。優勝めざしてなりふり構わず一生懸命にプレーして欲しい。練習で自信をつけて本番に強くなれ!!!


Bチームの行進も人数が少ないながらもしっかりやっていた。先頭はキャプテンの中瀬将輝。昨年のAチームのキャプテンだった中瀬有華(江東ライオンズ)の弟だ。


キャプテンの佐能虎太郎を先頭に行進するCチーム。新しいメンバーも加わってさらにパワーアップ。なかなかユニークな子供たちがそろった期待のチームだ。


菅原深川連盟会長へ向かって行進する各チームの選手たち。各クラス49チームが集まると広いグラウンド狭く感じる。五月晴れの下、まさに野球シーズンの到来を感じる。


17チームのAクラスのキャプテンがプラカードを掲げて選手宣誓を盛り上げる。深紅の優勝旗めざして熱い熱い戦いが始まる。ケガなく大いに野球をエンジョイして欲しい。


この日は夢の島中学グラウンドで、江東フェニックスの試合も行われていた。試合前のウォームアップをする選手たち。1年生が入部して、A、B2チームを違うメンバーで組むことができるようになった。


キャプテン前川を先頭に元気に坂を駆け上がる江東フェニックスBチーム(中二以下)の選手たち。江東パワーフォースとの対戦だったが快勝したとのこと、Aチーム(中三以下)も一之江(江戸川区)相手に勝利していた。




2010.05.19 Wednesday 12:38 | comments(0) | - | 

東陽フェニックス、町田レッドファイヤーズと練習試合

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東陽フェニックス、町田レッドファイヤーズと練習試合!

5月7日(土)に町田レッドファイヤーズと練習試合を行なった。

この日は6時半に集合すると、高速を飛ばして町田レッドファイヤーズのホームグラウンドの緑山三輪スポーツセンターへ向かう。道路がすいていたせいか、1時間足らずでグラウンドに到着すると、そこはTBS緑山スタジオのすぐそば、グラウンドは住宅に囲まれているが、緑も多く、何と言っても高層ビルやマンションがないために、5月の真っ青な空が広がり、視界もすっきりという場所だ。

また、町田レッドファイヤーズとは、夢の島球場で行われた2006年の第36回関団連東京支部秋季大会ジュニアの部の決勝で対戦。シーソーゲームの結果、延長の末、東陽フェニックスが町田レッドファイヤーズを降して優勝を飾った。現在、江東フェニックスで活躍する中学三年生の村田周平たちの時代の話だ。

5月の晴天の下、9時半から試合開始。まず、東陽フェニックスAチームと町田レッドファイヤーズの6年生チームが対戦した。

東陽フェニックス先攻で始まった試合は、相手ミスから無死2、3塁のチャンスを作ると、3番の斎藤大地がセンター前ヒットを放ち2点を先行、さらに1点を加えて、この回3点を奪い、試合の主導権を握る。先発の浅川由樹は、3回を投げてヒットなどでランナーを許すも無失点に抑える好投。

1回に3点を取って以降、4回まで三者凡退に抑えられていた東陽フェニックスは、5回表に1死後、8番山田宏樹がセンター前ヒットで出塁。さらに久々に骨折から復帰した具志堅俊が、右中間へ2塁打を飛ばし中押しの1点、自身もワイルドピッチからホームを踏み、5−1とリードを広げる。4回からリリーフした斎藤大地は、7回に1点を失うもほぼ完璧なピッチングで5−2と勝利した。

この試合、時間的に余裕があったので、8回、9回の2イニングが追加された。ピッチャーは渕上聖司が務めるも、ファーストの浅川由樹、ショートの具志堅俊以外は5年生の子供たちが出場した。8回に1点、9回に5点を挙げるが、町田レッドファイヤーズにヒットなどで反撃され、終わってみれば11−9と2点差まで詰め寄られる展開だった。

ランチの後は、東陽フェニックスBチームと町田レッドファイヤーズの5年生チームが対戦。町田レッドファイヤーズの5年生チームは、今春行なわれた関団連朝日旗争奪大会のジュニアの部で優勝した強豪中の強豪だ。Bチームの力がどれくらい通用するのか楽しみな一戦だったが、結果は、3−25(これも時間に余裕があったので9回まで)と思わぬ大敗を喫した。ただし、試合を見ていると力の差は歴然、もしかするとAチームも苦戦すると思われるほど強い。特に、中軸を打つ3、4番のバッティングには目を瞠るものがあった。

この日も五月晴れの下、野球を思い切り楽しんだ東陽フェニックス。Aチームは本大会に向けて、いろいろなことを試すことができたはず。また、優勝チームの実力を肌で感じたBチームにとっても、とても有意義な一日だったであろう。

練習試合にお声をかけていただいた町田レッドファイヤーズの皆さまに厚く御礼申し上げます。関団連でまた対戦できる日を楽しみにしております。東京の下町深川にも是非お越しください。

東陽フェニックスAチームは、5月9日(日)の9時から始まる深川春季大会開会式に参加した後、12時30分より夢の島球場にて、ジャビット杯深川予選2回戦に出場予定。対戦相手は潮見パワーズだ。是非、全力プレーで勝利を勝ち取ることを心から願っている。

行くぜ、東陽フェニックス! 全力プレーで勝利を呼び込め!! エンジョイ!!!


午前中の試合は、東陽フェニックスAチームと町田レッドファイヤーズの6年生チームとの対戦。上空には真っ青な空が広がる。絶好の野球日和となった。


町田レッドファイヤーズの先発サウスポーの羽田野君には中盤苦しめられた。


東陽フェニックスAチームの先発は浅川由樹。4回からはファーストを守り、9回まで試合に出場した。レフトには久しぶりに復帰した具志堅俊の姿が見える。ショートは斎藤大地。


右中間へのフライを捕球するライトの奥島哲。間の当たりの声がけがチームの課題だ。センターは山田宏樹、背番号3はファーストの阿部亮介。


センター前にヒットを放ち、その後、具志堅俊の右中間2塁打で三塁に進塁した山田宏樹。この後、ワイルドピッチでホームを踏む。


好リリーフを見せた斎藤大地。彼も浅川由樹同様に緩急を使い分けて投球の幅が広がった。


途中からサードを守った谷哲平。上級生の試合に出場したせいか硬くなっていたが、彼にとっては良い経験となったことだろう。


試合終了後、両チームでエールの交換が行われた。町田レッドファイヤーズの6年生チームは、人数が少ないながらも、とてもまとまりのある良いチームだ。


午後からは、東陽フェニックスBチームと町田レッドファイヤーズの5年生チームが対戦。関団連朝日大会で優勝を飾った強豪だ。ベンチ前で主審の集合の声を待つ子供たち。


東陽フェニックスBチームの先発は村田礼央。ちょっとしたミスから大量失点につがってしまったが、これも経験、次につながることに期待しよう。


キャッチャーの岡部聡太。4年生ながらしっかりと声が出ていた。


レフトフライを補給する山岸廉也。伸び上がって危ないところだったが、とにかくグローブを出しているところがエライ。グローブを出せば何とかなるものだ。


ファーストは仲田愛加が守る。ピッチャーからの牽制球に備える。


真剣に応援する6年生たち???ちょっと表情がやらっせぽいところが何とも言えない。


リリーフした4年生の鳥居稔太がファーストへ牽制球を投げる。彼の野球へのひた向きなプレーが素晴らしい。期待の選手の一人だ。


鳥居稔太をリリーフした4年生の青嶋啓人。彼も貴重なサウスポーだ。これから鍛えてピッチングスタッフの一角を任せられる選手になって欲しい。


試合後のエール交換。円陣の組み方もエリアによって異なることが興味深い。試合の方は、3−25と大破したが、Bチームにとってはこの点差をどれくらい埋められるかが、今後の課題となるだろう。




2010.05.14 Friday 23:45 | comments(0) | - | 

江東フェニックス、江東区民大会3位、墨東大会出場を決める

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江東フェニックス、江東区民大会3位、墨東大会出場を決める!

5月4日(木)に夢の島球場にて8時半プレーボールで、江東区民大会3位決定戦が行なわれた。

惜しくも前日に4−6で大島クラブに敗れた江東フェニックスは、気を取り直して、この日の白虎戦に臨んだ。結果は、4−0の完封勝ち、3位を決めると同時に夏休みに行なわれる墨東大会への出場を決めた。是非、優勝をめざして頑張って欲しい。

ガッツだ! チャージだ!! 頑張れ、江東フェニックス!!!


ベンチ前に集まり塚田監督の指示に耳を傾ける選手たち。中学野球になると、より緻密なプレーが要求される。サインミスは命取りだ。



中学3年生になると体格もしっかりとしてくる。白虎のピッチャーに立ち向かう浅川拓実。


白虎の一瞬の隙を突いて、ホームへ滑り込む中学2年生の坂平祐司。ダメ押しとなる追加点を挙げた。


キャッチャーの増間陵太。小学生の時から変わらないポジションを守る。彼の盗塁阻止率は素晴らしい。


エースの栗本善史。打たせて取るピッチングは一級品だ。落ち着いたマウンドさばきがチームに勝利を呼び込む。


キャプテンの村田周平。背中でチームを引っ張るタイプだ。相手のバントにすばやいダッシュで反応する。


ショートの吉岡憲生。打球への反応は素晴らしい。チームで一、二を争う強肩の持ち主。


レフトの宮崎崇史。黒縁のメガネで快打を飛ばす。小学生時代のひ弱な面影は既にない。


4-0で完封勝ちを収め3位、墨東大会への参加を決める。江東フェニックスがスタートした頃に比べると部員も1年生を含めるて20人を超える。これからの活躍が益々楽しみだ。


この日は学童の部の決勝も行なわれており、大島中央が元加賀を降して優勝を決めた。




2010.05.14 Friday 13:09 | comments(0) | - | 

東陽フェニックス、連休後半は八王子へ遠征そして恒例のバーベキュー

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東陽フェニックス、連休後半は八王子へ遠征、そして恒例のバーベキュー!

連休後半も3日は八王子へ遠征、そして5日の子供の日には恒例のバーべキューとイベントが盛りだくさんだった。

5月
3日(月)の憲法記念日には、相原ジャガーズ(町田市)にご招待していただき、八王子滝が原球場へ遠征を行なった。松が谷ジャガーズなど数チームが集結して、練習試合を兼ねたトーナメント戦に参加。一日で三試合を消化するタイトなスケジュールながら、子供たちは一日野球を大いに楽しんだ。ご招待していただいた相原ジャガーズの皆さまに心より御礼申し上げます。どうもありがとうございました。

この日は、朝6時半に集合。連休中のため、渋滞が心配されたがほとんど悩まされることなく、行きも帰りも快適に車を走らせることができた。

8時前に到着すると、すぐに体をほぐし試合に備える。

第一試合は9時半プレーボール、東陽フェニックスAチームの対戦相手は松が谷ジャガーズBチーム(八王子市)だ。

松が谷ジャガーズと言えば、東陽フェニックスが、10年前に都大会へ出場し、1回戦で対戦、惜敗したチームだ。確かその後、松が谷ジャガーズは勝ち進んで都大会で優勝を飾ったと記憶している。その時に松が谷ジャガーズと対戦したメンバーの一人が、この冬に練習をサポートしてくれた前中信人だが、今年大学を卒業して就職と聞くと年月の流れの早さをつくづく感じてしまう。

東陽フェニックス先攻で始まったこの試合、初回に相手サウスポー投手の乱れをついて4点を先取、その後も追加点を挙げて、有利に試合を進める。また、先発した浅川由樹は、5回を投げ、1安打2四球1失点と安定したピッチングを見せて13−1で快勝した。なお、大会ルールで試合時間は1時間20分と定められているため5回で終了となった。

敗れたとはいえ、さすが松が谷ジャガーズ、声も良く出て本当に素晴らしいチームだ。また、長身のサウスポー投手も5回130球完投、貴重な左腕だ、これから鍛えればすごいピッチャーになる可能性を秘めている。

同じ時刻に東陽フェニックスBチームは、橋本一丁目みどり野球部と対戦、こちらはAチーム相手に善戦したが敗れてしまった。

第二試合は、休養する間もなくすぐに開始。この試合の相手は相原ジャガーズAチームだ。第一試合と同様に、東陽フェニックスAチームが先攻。内野安打で出塁した1番の渕上聖司が、相手のミスもあって先制のホームを踏む。

しかしその裏、先発した渕上聖司が、4番のホームランを含む4安打の集中攻撃を受けて4失点、逆転を許してしまう苦しい展開。

しかしここで成長の跡を見せる。

2回表、すぐさま東陽フェニックが反撃に移る。1死後、湯沢直也がセンター前ヒットで出塁すると、すかさず盗塁。さらに続く奥島哲がレフトオーバーの2塁打を放ち1点を返す。さらに2死1、3塁の場面で、1番の渕上聖司がライトオーバーの3塁打、自身も中継ミスをついてホームインし、一気に4点を奪う猛攻を演出した。今までは、一度逆転されると盛り下がってしまう悪い癖のあったチームが、このところ取り組んできた「打たれた打ち返す」という野球を実践できたことは嬉しい。

この後、4、5回にも奥島哲の3安打猛打賞となるヒットなどで加点した東陽フェニックスは、最終回となった5回裏に、相原ジャガーズの気迫に押されたのか、3連続エラーなどで4点を奪われもたついたものの、何とか最後のバッターをレフトフライに打ち取り10−8で逃げ切った。

ここでランチタイム。その間に、東陽フェニックスBチームは、レジェンズ(八王子市)と対戦、こちらも善戦するが惜しくも敗れた。

そして迎える第三試合、対戦相手は松が谷ジャガーズAチームだ。日も落ちてきて、グラウンドの都合上、試合時間が40分間に制限されて開始となった。

先攻東陽フェニックスAチームで始まった試合は、2死後、四球で出塁した3番藤田大輔が、ワイルドピッチ、盗塁で三塁まで進塁し、4番の早坂怜のレフト前ヒットで先制のホームイン。その裏、先発の斎藤大地は、四球でランナーを許すも後続を断って無失点に抑える。

2回表は、東陽フェニックスの下位打線が活躍。湯沢直也がレフト前ヒットで出塁、盗塁などで三塁まで進み、8番浅川由樹のレフト前ヒットで1点。続く9番山田宏樹が一塁線を破る3塁打を放ち2点目。さらに1番渕上聖司のセカンドゴロ間にホームインして3点目をもぎ取る。その裏に1点を返されるも、すぐさま3回表に斎藤大地がライトへホームランを放ち突き放した。

時間的に3回裏を抑えれば試合終了、となるはずだったが、ここですんなり終わらないところが野球の面白いところ。先頭の1番バッターにライト前ヒットを打たれると、続くバッターに死球を与え、3番にはレフト前ヒット、返球を焦ったのかさらにエラーも重なり2点を返される。さらに4番もセンター前へヒット、ここでもエラーで失点、ついに1点差に詰め寄られる。何とか2死までこぎつけるが、打ち取ったはずの内野ゴロがエラーとなり、ついに同点に追いつかれる。

ここで時間切れ3回2死で5−5のゲームセット。何とも言えない幕切れだが、東陽フェニックスの子供たちにとっては「一つのアウトを取るむずかしさ」を実感する良い機会となったはずだ。是非、この経験を生かして本大会では爆発してもらいたい。

素晴らしい機会を与えていただきました、相原ジャガーズをはじめとして松が谷ジャガーズなどの参加チームの皆さまには深く感謝いたします。五月晴れの強い紫外線の中、本当にお疲れ様でした。かさねがさね厚く御礼申し上げます。

また機会がございましたら、是非お声をおかけください。また、東京の下町深川にも是非お越しください。

連休中にさらにパワーアップした! さぁ、ジャビット杯、深川春季大会は思いっ切り暴れまわろう!! 楽しみにしているぜ!!


早朝の集合にもかかわらず、子供たちは元気一杯にウォーミングアップ。天気はまさに五月晴れ、暑くもなく寒くもなく絶好の野球日和だ。ユーミンの歌を思い出してしまう。


東陽フェニックスAチームの第一試合の相手は松が谷ジャガーズBチーム。元気にベンチを飛び出して行く子供たち。


八王子滝が原球場3面を使って好天の中、野球を思い切り楽しんだ。この球場は、都大会でも使用される。残念ながら東陽フェニックスは出場を逃したが、今年も熱戦が繰り広げられることだろう。


第一試合に先発した浅川由樹。この日も安定したピッチングを披露した。緩急も使えるようになり、ピッチングの面白味が分かってきたようだ。


第一試合の試合終了後に整列。この日は、Bチームも試合が組まれているため9人で戦った。球拾いなどのベンチワークも大忙しだ。


第二試合の相原ジャガーズ戦に先発した渕上聖司。初回につかまるも、その後は、味方の援護もあって5回を完投した。この日は、リードオフマン、キャッチャーも務めフル回転となったが、翌日の4日は休み、全力を出し切った。


第二試合では三打数三安打の猛打賞。バッティングだけでなく、走塁もスキルアップした。スピード!スピード!スピード!


キャプテンの渕上聖司同様に、この日、ファースト、キャッチャー、ピッチャーと大車輪の活躍。第三試合ではライトへホームランも放った斎藤大地。ガッツだ!!


低めのボールでもしっかりと捉えてパワーで長打にする早坂怜。バッティングでの荒っぽさが随分となくなってきた。


二試合を終えたところでランチタイム、そして休息を取る子供たち。しかし、ほとんど薄目を開けてじっとしている子供はいない。子供だったらそれが当たり前だよね。


Aチームのランチタイムの間に、Bチームがレジェンズと二試合目を戦った。キャプテンの中瀬将輝を先頭に、整列に向かう。元気が一番!!!


八王子滝が原球場の周囲は緑が一杯、トトロの森のようだ。江東区と違って、さえぎるものもないため空も広い。空気もおいしい。


ピッチャーの中瀬将輝がバッターの立ち向かう。Bチームもこのところナイスゲームが続いており、今後が楽しみだ。


第三試合の松が谷ジャガーズAチーム戦では斎藤大地が先発。ショートを守るのは阿部亮介。
声が出ているが足が出ないのが課題か。


ライトへ抜ける当たりに反応する湯沢直也。もっとボールへの執着心を燃やせば、素晴らしいセカンドになれるだろう。


時間切れ3回2死でゲームセット、3−3の同点引き分けだった。10年前の雪辱ならず、ということであったが、試合後、優勝を決めるために、監督同士でジャンケン、斎藤監督が勝って賞品をものにした。ちょっと嬉しい出来事だ。


Aチームは4日は練習がお休み。5日の子供の日は、午前中に東グラウンドで練習、紅白試合を行った後に、恒例のバーベキューが木場公園で行われた。私の家内が父母会をやっていた時代から始まった行事だから、かれこれ10年近く前からだろうか、今年も無事に開催され、子供たちが楽しんでいる姿を見ると、東陽フェニックスが今年もしっかりと続いていることが実感できて、何となくホッとする。



もりもり食べて大きくなれ。左から奥島哲、藤田大輔、山田宏樹。このトリオに早坂怜がからむと「6年生お笑いカルテット」になる。オモロイ子供たちだ。


大人たちもこの日は楽しむ。煙っているのは、周り中、バーベキューで楽しむ人々で一杯のため。本当に天候にも恵まれた、楽しい有意義なゴールデンウィーク、連休だった。




2010.05.13 Thursday 17:03 | comments(0) | - | 

東陽フェニックスAチーム、連休前半に行われた練習試合の結果


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東陽フェニックスAチーム、連休前半に行われた練習試合の結果!

5月1日(土)、2日(日)に地元江東区のチームを相手に練習試合が行われた。

まず、5月1日(土)の午前中には、夢の島球場6面にて江東スピリッツとの練習試合。

先攻の東陽フェニックスは、1番の渕上聖司が死球で出塁すると、すかさず二盗を決め、2番の阿部亮介のライト前ヒットで先制のホームを踏む幸先の良い滑り出し。しかし、後続も四球を選び二死満塁のチャンスを作るが、徐々に立ち直りを見せた相手投手に抑えられ、追加点を挙げることができなかった。

先発のサウスポー浅川由樹は初回、2回と三者凡退に相手打線を退けるが、3回に下位打線に四球を与え、しかもそのランナーをけん制で誘い出すも、ランダンプレーとカバリングのまずさから一気にホームインを許してしまうミスで同点に追いつかれてしまう。この試合、正捕手の具志堅俊が骨折で戦線離脱、急造内野陣で試合に臨んだことから生じたミスだ。しかし、この後、浅川由樹がヒットを打たれるも、粘りのピッチングで後続を抑えて悪い流れを断ち切った。

4回、5回は、斎藤大地が好リリーフするが、相手投手も完全に立ち直り、こう着状態が続く。均衡が破れた6回は早坂怜の投前内野安打を足がかかりに1点、7回には奥島哲、斎藤大地の連続ヒットでさらに1点を加え、6回から登板した5年生サウスポー村田礼央が、6年生の堅い守りに助けられつつ無失点で切り抜けて3−1で勝利した。

この日の夕方には、猿江球場に場所を移して深川ライナーズとの練習試合が行われた。

深川ライナース戦は、午後5時試合開始ということもあって、途中からナイターとなった。この試合の先発はキャプテンの渕上聖司。その立ち上がりを深川ライナーズ打線にとらえられ、試合開始直後に2点を失う。しかし、東陽フェニックス打線も2回の裏にすかさず反撃、4番の早坂怜がライトオーバーの2塁打を放つと、一死後、6番の湯沢直也が内野安打で続き、2、3塁としたところで7番の奥島哲がライト線へ3塁打、2点を返して同点とする。

しかし、この日、午前中の試合で慣れないマスクをかぶった疲れが出たのか、4回に球威の落ちた渕上聖司が連打を浴びて5点を失う。さらに5回からリリーフした斎藤大地も、5回は何とか無失点に抑えるが、6回にはヒットとエラーで3失点。結局、6回表が終了した時点で時間切れとなりゲームセット、2−10と大敗を喫してしまった。

翌5月2日(日)の午後には、豊洲球場にて東雲メッツと練習試合が行われた。

東雲メッツ先攻で始まったこの試合、先発の浅川由樹が連続投前バントでゆさぶられ、それに動揺したのか一死満塁のいきなりのピンチ。昨日の悪い流れを引きずったような試合展開だ。しかし、すぐに落ち着きを取り戻した浅川由樹が、攻めのピッチングで続くバッターをピッチャーゴロ、1→2→3とボールは渡り、見事ホームゲッツーでピンチを何と無失点でしのいだ。チーム全体が成長してきたことを実感できた瞬間だ。

その裏、先頭の渕上聖司がセンター前ヒットで出塁すると、2死後、4番の早坂怜が右中間3塁打で先制点。2、3回と1点を失うも、攻撃の手を緩めない東陽フェニックスは、4回まで毎回得点で8−2とリードを広げると、4回から斎藤大地がランナーを許すも2イニングを無失点に抑える。

6回表からは渕上聖司が登板。5年生をバックにこの回を三者凡退に抑える。その裏に1点を追加して、7回のマウンドに上がる渕上聖司。しかし、勝ちを焦ったか、一死後に1番バッターに死球を与え、盗塁を許すと、キャッチャーからのボールがセンタまで抜けて、さらにセンターもエラーで1点を返される。続くバッターにも連続ヒットを打たれると、味方のミスも手伝って4点を失う。しかし、何とか踏ん張り最後のバッターをピッチャーゴロに打ち取り、9−6で逃げ切った。

この2日間で、3試合の練習試合を行い2勝1敗の成績。ベンチいる子供たちは、5年生も含めて全員が出場して経験を積むことのできた、とても有意義な2日間となった。お天気も、まさに五月晴れの中での練習試合、これからの爆発的な東陽フェニックスの飛躍が期待される。

失敗をたくさんしよう! そして成長しようぜ!! 頑張れ、東陽フェニックス!!!


このところバッティング好調な奥島哲。見かけによらず、鋭いスイングが身上だ。期待しているぞ!


パワーがうまくバットに伝えられようになり、長打率が向上してきた斎藤大地。ピッチングでも剛球がうなる。シャープなスイングを心がけろ!!



江東スピリッツ、東雲メッツ戦で先発した浅川由樹。フォームが安定してきたため、制球力が良くなった。さらにコントロールを極めよ!!!


3試合ででマスクをかぶった渕上聖司。急造キャッチャーながらセンスで不慣れなポジションを補った。キャプテンとしての責任も強い。



セカンドへ盗塁する湯沢直也。スタートもスライディングも本当にうまくなった。後はもっとスピードをつければ無敵の盗塁王になれる。



サードの早坂怜とショートの阿部亮介。彼らも新しいポジションに挑戦している。上達の速度はとても速い。



江東スピリッツ戦で2回を無失点に抑えた5年生の村田礼央。期待の5年生サウスポーだ。さらにスピードボールに磨きをかけてもらいたい。



夕方から深川ライナーズと練習試合。試合前に先発メンバーを発表するキャプテンの渕上聖司。この試合の抱負も必ず伝えるのも彼の役目だ。



深川ライナーズ戦に先発した渕上聖司。4回に球威が落ちてラーナーズ打線につかまるも、キラリと光るボールを投げ込んでいた。ピッチャー、キャッチャー、ショートと大忙しだ。



このところセカンドのポジションを自分のものにした湯沢直也。後ろに見えるのはライトの奥島哲だ。二人とも守備力が向上してきた。



独特のスイングで快打を飛ばす山田宏樹。野球を始めたのは比較的遅かったが、成長度はメチャクチャ高い。努力を惜しまずさらに進んで欲しい選手だ。



途中からナイターとなった深川ライナーズ戦。まさに野球の季節の到来だ。



5年生の仲田愛加(左)と中学一年生の谷彩花(右)。谷彩花は3月まで東陽フェニックで活躍。今は中学クラブチームの深川クラブで男子の中で奮闘中。



翌日の東雲メッツ戦は豊洲球場で行われた。一昔前とは様変わりして、豊洲球場は高層ビルに囲まれている。少し離れたところにあった旧豊洲球場の頃が少し懐かしい。



今年から左打ちに転向した阿部亮介。ミートするスキルはとても素晴らしい。現在、チーム盗塁王の彼の足もさらに生きる?



東陽フェニックスの4番の早坂怜。少しおっとりしているところがあるが、強い打球を飛ばす力はチーム一、二を争う。彼のバットにチームの勝利がかかっている。



レフト、ショートそしてセカンドも守る藤田大輔。ちょっとお茶目なところもあってカワイイやつだが、芯で捉えた打球は鋭い。本気になった時のパワーは素晴らしい。



東雲メッツ戦後に足をケガした早坂陸と左から5年生の村田礼央、服部ビラル、中瀬将輝が記念撮影。服部ビラルはバッティングの凄さから、ビラミスとも呼ばれている。みんな期待の子供たちばかりだ。




2010.05.12 Wednesday 16:16 | comments(0) | - | 
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