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東陽フェニックスOBとのひと時

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東陽フェニックスOBとのひと時!

7月は高校野球の季節。

そして高校野球に一区切りついた高校生や大学生となって夏休中の東陽フェニックスOBが、練習に顔を見せてくれる季節でもある。少年野球に10年以上もお付き合いしていると、彼らに会えるひと時が、とても楽しみでもある。

そんな彼らをご紹介。彼らもすぐに二十歳、一杯やる日も近い、というのはオッサン的発想か。


左から大山健太さん(日大一高)、小林雄士郎さん(二松学舎大付属高)。今年の東東京大会では、グラウンドで元気な姿を見せてくれた。残念ながら二人とも甲子園の土を踏むことはできなきなかったが、高校三年間は勉強もあまりせず(?)、彼女も作らず(れず?)、野球に青春を燃やしたとのこと。


左から学生服姿の小林雄士郎さん、石橋陽太郎さん(神奈川大2年生)、玉井駿佑さん(関東一高・平成国際大学2年生)。小林さんの学生服姿も珍しい(昨年の正月に食事をした際に撮影)。玉井駿佑さんは、2008年の甲子園大会で春夏連続出場、今年も東東京代表は、玉井さんの出身高校である関東一高が、決勝で修得高をサヨナラで降して代表の座を射止めたことは記憶に新しい。


久しぶりに再会した大山健太さん、小林雄士郎さんと記念撮影して喜ぶ私。この日もクソ暑い日だったが、小林さんのリクエストで、三人でしゃぶしゃぶを腹いっぱい食べた。小林さんは、大学でも引き続き野球を続けるとのこと、彼の挑戦は続く。


練習に顔を出してくれた大学1年生の面々。左から斎藤直人さん(駒場学園・千葉商科大学)、宮崎元成さん(城西大学)、私、村松飛鳥さん(亜細亜大学)。昨年、斎藤直人さんの駒場学園の戦いぶりを報告したことが懐かしく感じてしまう。みんな今年はバイトに精を出しているとのこと、しかし、立派になった。


2002年の富岡大会で優勝したときの記念写真。5年生だった宮崎元成さんは後列左から3番目で優勝旗を持っている。斎藤直人さんは後列右から2番目で優秀選手賞のメダルを掲げ、前列左から3番目には村松飛鳥さん、そう言えば前列左に4年生だった大山健太さんの姿も見える。




2010.07.29 Thursday 06:57 | comments(0) | - | 

東陽フェニックスAチーム、辰巳シーレックスと練習試合

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東陽フェニックスAチーム、辰巳シーレックスと練習試合!

7月25日(日)の午前中に辰巳球場にて、地元の辰巳シーレックスと練習試合が行われた。

この日も朝から猛暑、真夏の太陽が照りつける中、9時過ぎからプレーボール。久しぶりの辰巳球場であるが、トイレも新しくなって結構リニューアルされている。グラウンドもよく整備されていてピカピカだ。

東陽フェニックスの先攻で始まった試合は、小指の骨折も癒えて久しぶりの復帰となったキャプテン渕上聖司が、いきなりセーフティバントを試みる。自分で考えて、自発的にプレーする創造的なプレースタイルが私は好きだ。ケガの間は、自分が復帰して最初の打席に立ったら何をしようと考えるもの、彼も一生懸命考えてきたはずだ。それがこの初球セーフティバントだったのだろう。ファウルになったとはいえ、この積極的なプレーは彼の成長を示している。

その渕上聖司が、三球目をシャープなスイングでセンターへ打ち返し、復帰後最初の打席で復活をアピールした。ここで一気に初回から行きたいところだが、その後が続かないのが東陽フェニックスの目下の課題だ。渕上聖司が盗塁で三塁まで進むも、後のバッターが簡単に打ち上げてしまい点が取れないという、前半戦を象徴する拙攻を見せてしまった。

嫌な流れを引きずるように、その裏、先発の浅川由樹が先頭にストレートの四球を与えてしまう。しかし、このピンチをバックが救う、一死二塁となった後、三番バッターの打球はライトへのフライ、これを好捕したライトの5年生山岸廉也が、すぐさま二塁へ送球、エンドランでスタートを切っていたランナーは帰塁できずにダブルプレーの完成だ。山岸廉也は、このところ守備、打撃で著しい成長を見せている選手。練習にも身を入れて、最後まであきらめずに頑張っている。やはり練習はウソをつかないとつくづく思う。野球の神様は見ているよね。

ピンチを逃れた東陽フェニックスの2回表の攻撃。ここでこのところマメを作りながら、一生懸命にバットを振り込んできた成果が爆発する。先頭の5番具志堅駿が、2ストライクと追い込まれながら、強いスイングで左中間へ会心の当たりのホームランを放つ。準備を早めにするフォームに取り組んできた努力が実った形だ。

そしてここから東陽フェニックスの怒涛の攻撃。6番の浅川由樹がライト線へヒット、三塁を欲張ってアウトになるも、しっかりと引っ張る当りを打つことができた。このアウトに意気消沈することなく、7番中瀬将輝がセンター前、8番山岸廉也がレフトへ2塁打、9番湯沢直也がレフト前ヒットと下位打線がつなぐ。そして極めつけは、トップに返った渕上聖司のミサイル弾のような当りがセンターを襲いタイムリー3塁打、さらに斎藤大地のヒットなどで、この回、大量6点を挙げることができた。

久しぶりのビッグイニング。ビッグイニングを作られることが多かった東陽フェニックスが、相手のエラーではなく打って得点できたことが収穫だ。全員で一生懸命にバットを振ってきた結果が、しっかりと試合で出せたことが嬉しい。

その後、4回表には、9番の湯沢直也が四球で出塁し、盗塁、阿部亮介の内野ゴロの間にホームへ還ってノーヒットで1点。上位につなげる彼の9番打者の働きは素晴らしかった。7回表には、渕上聖司が右中間へ特大のホームランを放ち、小技、大技で中押し、ダメ押しもすることができた。

また、投手陣も、初回もたついた浅川由樹が次の回は三者凡退に、続いてリリーフした斎藤大地が、ランナーを許すも、バックも良く守り立てて4イニングを無失点、そして最終回は、渕上聖司が、先頭にヒットを打たれ、立ち上がりを攻められるも、キャッチャーの具志堅駿が盗塁を阻止、後続を抑えて8−0で勝利した。

この試合、スクイズの失敗、サインミス、コーチャーの指示不足など、まだまだ課題もたくさん残った。しかし、このところミスからの無駄な失点、つなぎの野球ができず得点できないことなどが原因で、つまらない負け方をしていた東陽フェニックスであったが、この試合に限っては、しっかり守り、ピンチをしのいだ後は、めぐってきたチャンスをものにすることができたようだ。何よりもビッグイニングを作れたこと、目立った失策がなかったこと、相手をゼロ封に抑えたこと、が良かった。これも一生懸命に取り組んできた練習の成果の表れだろう。練習はウソをつかない。この言葉を信じて、このひと夏思い切り自分自身を鍛え抜いて欲しい。

練習はウソをつかない! 一生懸命にやってみよう!! エンジョイ!!!


2回表の猛攻の口火を切るホームランを左中間に放った具志堅駿。彼のスイングの速さはチームでもトップクラス。タイミングを考えよ!


先発の浅川由樹。前回の深川ホークス戦では、負け投手になったものの100球完投を果たし、体力も随分とついてきた。左に小さく見えるのは、この試合、好守に光るプレーを見せた5年生の山岸廉也。


2番手として4イニングを無失点に抑えた斎藤大地。気持ちが出すぎて上半身に無駄な力が入ってしまうところがあるが、投げるボールの力は素晴らしい。ピッチングもバッティングも下半身からだ!!


セカンドでは好守、また、9番バッターとして、つなぎの役目も十分に果たした湯沢直也。彼の活躍で東陽フェニックスの得点力は上がる。チームの得点王をめざせ!!!


手前からサードの5年生中瀬将輝、ショートの阿部亮介、センターの具志堅駿。この試合、斎藤大地と渕上聖司がバッテリを組んだ関係で、具志堅駿はセンターを一時守った。具志堅駿のセンターは、エラーも一つあったが、ダブルプレーも取ったので一応合格点(いつもと逆の眺めもなかなかでしょう)。


途中から出場したライトの奥島哲。前日の練習では、暑さに負けて早退したが、この日は元気良くファーストコーチャーも務めた。やはり声が出るのが元気の証拠。


完全復活のキャプテン渕上聖司。この日は、ショート、キャッチャー、ピッチャーをこなし、打っては、4打数3安打、一塁打、三塁打、本塁打を放ち、あわやサイクルヒットの猛打賞。ケガを克服して心身ともにたくましくなったようだ。


このところ太平洋高気圧がどんと関東地方を覆っているため、立派な入道雲が現れた。まさに夏本番。暑い夏が子供たちを大いに鍛える(熱中症には注意しましょう)。





2010.07.27 Tuesday 14:33 | comments(0) | - | 

江東フェニックスのスナップショット

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江東フェニックスのスナップショット!

7月24日(土)、25日(日)に撮影した、夢の島球場や若洲球場での江東フェニックスのスナップショットをご紹介。

真夏の太陽の下、江東フェニックスは、8月に行われる墨東五区大会、そして秋のリーグ戦の優勝をめざしてバリバリと練習に励んでいる。この時期にすくすく育つ稲のごとく、このひと夏で、さらに個人もチームも大きく成長することだろう。

ガツガツ野球をやろうぜ! 暑い夏こそ飛躍のチャンス!! ガムシャラに行こうぜ!!!


走塁練習でスライディング、顔もユニフォームも真っ黒だ。吉岡憲生の顔も日焼けと土と汗が混じってで黒光りしている。これだよね、野球の顔は。


練習後、中学三年生で記念撮影。左から増間陵太、吉岡憲生、村田周平、浅川拓実。栗本善史と宮崎崇史はこの日は所用でお休み、中三も何かと忙しくなってきる時期だ。


練習後、何事か話し込む選手たち。今日もたくさん練習したよな。


整備後にグラウンド挨拶をする江東フェニックスの選手たち。グラウンドに感謝、野球ができることに感謝だ。


ウォーミングアップをするエースの栗本善史。制球力の良さ、フィールディングの上手さには身を瞠るものがある。さらにスピードとパワーを磨いて上をめざして欲しい。


カンカン照りの中、ウォーミングアップする江東フェニックスの選手たち。この暑さに耐えて、秋の大会で笑おうぜ。


この日は、他の選手は夢の島球場へ練習試合。中三、中二の居残りの選手たちで練習の合間に記念撮影。随分と体もしっかりしてきた。左から浅川拓実、栗本善史、吉岡憲生、村田周平、窪寺、長江、増間陵太の各選手。窪寺と長江は中二だ。


マシンを使ってとにかく打ち込む。一生懸命に振り込んでパワーをつけてもらいたい。墨東五区大会での健闘を祈っている。




2010.07.27 Tuesday 14:05 | comments(0) | - | 

東陽フェニックス、三連休最終日も元気に練習!

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東陽フェニックス、三連休最終日も元気に練習!

7月19日(月)、この日は「海の日」でお休み、土曜日から続く三連休最終日だ。東陽フェニックスの子供たちは、ほぼ全員が皆勤賞。倒れるのではないかと心配になってしまうほどの炎天下だったが、そんな猛暑もものともせずに野球を思い切り楽しんだ。

野球は暑い時にやるスポーツ、水なんか練習中に飲むんじゃねぇ、と教えられてきた私だが、確かに野球は夏のスポーツだが、熱中症になったらスキルアップも何もない、東陽フェニックスではいつも大人たちは、十分に水分補給に気を遣っている。私の子供もこの時期は、水筒だけでは足りず、中学生、高校生になっても思い切り凍らせたペットボトルを数本も持って練習に行っていた。そのために行きはやたらとバッグが重そうだった。。

水分だけでなく塩分も摂らねば、ということで前日から塩分補給キャンディーを配っているが、これって結構際物だ。やたら甘系のスポーツドリンクが流行っている中、夏の野球シーズンには必須かもしれない。

ところで、18日(日)に、東陽フェニックスOBの大山健太さんが活躍する日大一高が東京実業と対戦、9回表に5-5の同点に追いつくも、9回裏に1点を奪われサヨナラ負け、残念ながら5回戦進出はならなかった。本当に3年間お疲れ様でした。

さぁ、夏休みはいっぱい野球やろうぜ! 思い出もたくさん作ろう!! エンジョイ!!!


ランチタイムは練習の時よりも元気かも。メシをガツガツ食べて、野球もガツガツやろう。


夏バテ防止は良く食べて、良く寝ること。私の子供も5年生の時に、夏バテして、食欲がなくなり練習すると必ず微熱が出てしまった。そのために大事な夏にしっかりと鍛えることができなかった。子供たちは、夏休みの間、勉強やら遊びやらで夜更かしが続き、どうしても生活が不規則になりがちなので、体調には十分に注意してもらいたい。せっかく野球に来て、朝からテントで寝込んでいては何にもならないので、日々の生活を大切にしよう。


この日でしばらくお休みの藤田大輔(右)。バットをペンに持ち替えて一丁頑張ろうぜ。真ん中は弟のゆう、左は5年生の中瀬将輝。


夏空の下で全員で記念撮影。この三連休、本当に野球をやった、という感じ。子供たちの顔も真っ黒に日焼けした、ユニフォームも真っ黒け。


練習の最後のクールダウンはかかせない。「わっしょい」の掛け声で全員そろってジョギングだ。夏真っ盛り、野球真っ盛り。




2010.07.23 Friday 10:41 | comments(0) | - | 

東陽フェニックスAチーム、深川ホークスと練習試合

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東陽フェニックスAチーム、深川ホークスと練習試合!

7月18日(日)の午後から東グラウンドにて、深川ホークスとの練習試合が行われた。

この日は、三連休の中日、梅雨も明けて太平洋高気圧の下、まさに夏本番、太陽ギラギラ、カンカン照りの中で試合が行われた。午前中に、新人戦(5年生以下のBチームが対象)の深川地区予選大会に出場した5年生も加わった。新人戦予選の方は、残念ながら2−11で敗れたが、Bチームは成長途上のチームだ、このひと夏で一皮むけてくれることに期待している。

深川ホークスとの練習試合は、1回裏にタイムリー2塁打で1点を失った東陽フェニッスが、4回表に奥島哲のレフトへのヒットで追いくも、その裏に二死から先発の浅川由樹が4、5番に連続ヒットを浴びて再び1点のリードを許す展開。

5回表には、すかさず東陽フェニックスも反撃。山田宏樹がレフト前ヒットで出塁すると、一死後に代打の服部ビラルが左中間へ長打、相手の中継ミスもあって山田宏樹がホームインして同点に追いつく。さらに具志堅駿が四球、盗塁と一死2、3塁のチャンスに阿部亮介が絶妙のスクイズを成功させて逆転に成功、2塁ランナーの具志堅駿も本塁突入を試みたが、間一髪アウトになるも、練習で取り組んできた積極的なプレーを見せることができた。

しかしここからがいけない。5回裏に先頭の6番バッターにヒットを打たれるが、7番、8番を抑えて二死3塁の場面で、迎えた9番バッターに2−1と追い込みながら、甘いボールを投げ込んでレフト前へタイムリーヒットを許してしまう。ここはボール球を振らせて打ち取りたい場面だったが、初回のタイムリーヒットと同じように追い込んでからのピッチングに課題が残った形だ。是非、バッテリーには反省を促したい。

こうなると流れは深川ホークス。トップに戻った相手打線に対して、内野の連続エラー、その揚句に3番バッターに長打を浴びてビッグイニングを作らせてしまうという、いつもの負けパターンを繰り返してしまった。同点に追いつかれただけで、何もあわてることはなかったはずだ。

そして、替わった相手リリーフ投手に、その後2イニングを抑えられて反撃の糸口すら見出すことができなかった。一度点差を離されるとあきらめモード、これもいつもの負けパターンだ。

二死からの大量失点で一つのアウトの重要性を実感した東陽フェニックス。そして一度点差を離されると淡白な攻撃を繰り返してしまい、そのまま反撃のポーズすら取れなかった。ここを乗り切らなければ、トーナメントの大会で上に進むことはできない。

この試合の後、もっとバットを振りたい、という子供たちと再び練習再開。夕日を浴びながら、一生懸命にバットを振って、手の平にマメを作る子供たちの姿を見ると、この日の負けも次につながるな、と妙に確信めいた気持ちになった私。東陽フェニックスの子どもたちには、この夏、カッコつけずに、なりふり構わず、ガムシャラ、ナニクソ、という気持ちで一生懸命に野球に取り組んでもらいと思っている。

すぐには上手くならない! でも練習は決してウソをつかないぞ!! 一生懸命!!!


梅雨も明けて夏空の広がるグラウンドで試合ができるなんて本当に幸せだ。


サードを守る早坂怜。慣れないポジションで再三の好守を見せた。そろそろめざめよ!


完成まであと250メートルほど背が伸びるスカイツリーも東グラウンドから良く見えるようになった。1塁コーチャーは奥島哲。この夏鍛え抜こうぜ!!


読売旗争奪大会で小指を骨折してしまったキャプテン渕上聖司。試合には出場できなくてもチームのためにすべきことは沢山ある。プレーできるようになった時には、さらに一回り大きく成長していることだろう、ケガの功名、まさに今の彼にピッタリの言葉だ。



5回に必死にボールに食らいついてスクイズを成功させた阿部亮介。現在、左打ちに挑戦中だ。すぐに結果は出ないが、一つ一つ階段を上って行くように、彼には粘り強くチャレンジしてもらいたい。


夏本番、野球シーズン真っ盛りだ。このひと夏、思い切り鍛えて、楽しく秋のシーズンを迎えよう。練習の苦しさを乗り越えてこそ、やり遂げたことから得られる楽しさも倍増するぞ、エンジョイ!!!


この日、東陽フェニックスに顔を見せてくれたOBの薮谷光貴さん(駒場学園高校)。夏の甲子園大会東東京大会では、残念ながら都立足立西高校に敗れてしまったが、最後までエースとしてマウンドに立ち続けた。薮谷さんは日大国際関係学部野球部(静岡三島)で野球を続けるとのこと。現在、大学野球で活躍するOBの玉井駿佑さん(関東一高→平成国際大学2年生)、山口佑希さん(東海大相模高→八戸大学1年生)と今度は神宮球場で大学日本一をめざす。これからの大活躍を心より願っている。




2010.07.20 Tuesday 11:51 | comments(0) | - | 

高校球児OBの話題2、日大一高が東京学園に勝利、四回戦へ進出

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高校球児OBの話題2、日大一高が東京学園に勝利、四回戦へ進出!

7月15日(木)に江戸川球場にて夏の甲子園予選の東東京大会三回戦が行われた。

日大一高対東京学園の試合は11時半プレーボール。日大一高には、以前ご紹介したように、東陽フェニックスOBの大山健太さんが所属する。日大一高と言えば、私の小学生から中学生時代の頃は、東京代表の常連高だった。丁度、高校野球を見始めた頃だったので良く覚えている。

まさに古豪と呼ぶにふさわしい日大一高であるが、1回裏の攻撃から、相手のミスをついて3点を先取、有利に試合を運んだ。その後、東京学園のピッチャーから小刻みに点を取るも、要所を締められ、またリリーフしたピッチャーの緩急を織り交ぜたピッチングに手を焼いていたが、8回に代打攻勢からチャンスを広げ、最後はレフトの前にポトリと落ちるヒットで7点目をもぎ取り7−0のコールド勝ちを収めた。

この試合、大山健太さんは、最初、一塁コーチャーとしてチームを鼓舞し続けた。その後、6回からファーストの守備で出場。7回裏にはセンターへヒットを放ち、盗塁も決める活躍を見せた。

一緒に見に行った家内によると、試合前のシートノックの時から投げ方で、すぐに大山健太さんが分かったそうだ。高校生になって声や姿かたちは大きく変わっても、幼い時からの特徴は、あまり変わらないものなのだろう。小学校の就学前からお兄さんに連れられて東陽フェニックスの練習に参加していた大山さん。1998年の西武入団の松坂人気の前で、まだまだ東陽フェニックスの子供たちの数も少なかった。4年生以下のCチームと言っても、私の次男坊に、大山さんの兄、山ノ井一成さんの3人しかおらず、辰巳(現辰巳シーレックス)のCチームに混ぜてもらって練習をしていた時代だ。

辰巳で練習していた時に、急に「トイレ!」と言い出して、グラウンド脇にあるトイレは汚くて嫌がり、近くのスーパーでは使用を断られ、辰巳の駅までおんぶして連れて行った思い出は、昨日のように鮮明だが、あれから12、3年経って、本当に立派に成長した大山さんの姿には月日の流れの早さをつくづく感じさせられてしまう。グラウンドでハツラツとしたプレーを見せる大山さん。しかし立派になったなあ。

大山健太さんには、次の東京実業高戦も、悔いのないように仲間たちと野球を思い切り楽しんで欲しい。

また、16日(金)に、東陽フェニックスOBの小林雄士郎さんが所属する二松学舎大付属高と駿台学園の試合が大田スタジアムで行われたが、残念ながら最終回に3点を奪われ3−4で二松学舎が逆転負け、四回戦進出はならなかった。梅雨明けも近い暑さの中、気温にも負けない熱戦を展開したのだろう。残念ながら上位進出はならなかったが、我慢、友情、感動と三年間野球を通じて得たものは、無形の財産として彼の中でいつまでも残るに違いない。

ところで、元高校球児の横浜ベイスターズの小杉陽太さんが、そろそろ一軍のマウンドで活躍しそうな雰囲気だ。今日から始まる巨人戦に注目したい。こちらも高校野球と同様に絶対に目が離せないぞ。


試合前のシートノックに元気にベンチを飛び出す日大一高の選手たち。古豪復活か。


シートノックではセカンドを守っていた東陽フェニックスOBの大山健太さん。大きな声を出していたのが印象的だった。


一塁コーチャーの立つ大山健太さん。仲間への指示も的確だ。


日大一高の応援席は、チアガール、ブラスバンドも入って盛り上がっていた。


6回からファーストの守備についた大山健太さん。常にみんなに声をかけていた。


7回裏にはセンターへヒットを放ち、セカンドへの盗塁も決めた。バッティングフォームは昔のまんま。ただし、パワーがメチャクチャ向上していた。


梅雨明けも間近、夏空と入道雲の広がる江戸川球場。試合後、東京学園のピッチャーを務めたキャプテンが、一人ベンチ前で泣き崩れていた姿が印象的だった。私は人数も定員に満たない弱小高校にいたから何となく分かるが、彼もどんなに相手が強くてもコールド負けは避けたかったはず。高校生活最後のマウンド、悔しいよね。でもこれが青春だよね。




2010.07.16 Friday 15:35 | comments(0) | - | 

高校球児OBの話題1、二松学舎大学付属高校、国学院高校を降す

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 高校球児OBの話題1、二松学舎大学付属高校、国学院を降す!

7月11日(日)の10時から江戸川球場にて、第92回全国高等学校野球選手権大会の東東京大会一回戦、二松学舎大付属高と国学院高との試合が行われた。

この日は雨が心配されたが、時折日が差す、まさに甲子園を目指す大会が、本格的に始まるこの時期らしい、梅雨が明ける前の蒸し暑い天気となった。ちなみに東東京大会の決勝を迎える7月下旬は、梅雨も明けて真夏の太陽が照りつける中での試合となる。地球温暖化が言われるこのご時勢でも、このお天気の循環は変わらない。太陽が照りつけるぶっ倒れそうな暑さの中での試合、強豪校の選手のみならず一回戦か二回戦で消えてしまう私が所属していた弱小高校の球児たちにも、この時期の暑さの思い出はいつもまでも体に、そして心に残るはず。中間試験中に先生に頼み込んで練習したなんてことも、今では良い思い出だ。とにかくこの時期になると、意味もなくグラウンドの熱気同様に、妙に気持ちも熱くなる。

そんな大昔のことを思い出しつつ、未来の高校球児候補生でもある東陽フェニックスの子供たちと連れ立って江戸川球場へ。二松学舎大付属高には、前回もご紹介したように東陽フェニックスOBの小林雄士郎さんが所属、今大会は背番号13をつけてベンチ入りしている。

そして、二松学舎と言えば、現在、横浜ベイスターズで活躍中の小杉陽太さんも青春を燃やした高校だ。彼は、1年生の時の夏からベンチ入り。この時は、確かシード校だったが、初戦で都立城東高に敗れてしまった。城東はその勢いで、一気に東東京大会を制して甲子園出場を決めた。翌平成14年の春の第74回選抜大会では、見事に甲子園出場を果たした二松学舎は、この年の夏の東東京大会決勝戦では帝京と激突、惜しくも敗れてしまう。そして、小杉さんの高校最後の夏となる平成15年の東東京大会では、前年同様に決勝戦まで勝ち上がった二松学舎は、都立雪谷と対戦、マウンドで仁王立ちとなった小杉さんが8回まで雪谷打線を抑えるも、ついに9回に力尽き、甲子園への切符を逃してしまった。二年続けて決勝戦のマウンドに上がった小杉さん、東東京大会で得た2個の準優勝メダル、トップに届かなかった悔しさが今の彼のパワーの源になっているに違いない。

この翌年、平成16年の東東京大会にも決勝戦に三年連続で勝ち上がったが、修徳高校に敗れてしまい、甲子園に出場することができなかった二松学舎だが、ここ2年間も準決勝まで駒を進めている強豪校には変わりはない。是非、今年こそ悲願の夏の甲子園を初出場を果たしてもらいと願っている。

前置きがまた長くなってしまったが、この試合、東陽フェニックスOBの小林雄士郎さんは、1塁コーチャーとしてチームの勝利に貢献。彼は1年生の時からベンチしている選手、試合経験も豊富なことから、1、2年生の選手が多く出場しているチームにとっては心強い存在となるだろう。その甲斐あってか、6−2で国学院高を降し二回戦に駒を進めた。

この試合、二松学舎大付属高は、15安打を放つも要所であと一本が出ず、消化不良の感もあったが、ここは強力打線を相手に攻め続けた国学院高の左腕ピッチャーをほめるべきであろう。しかし二松学舎の打線は強力、小杉さんの頃の強力打線を髣髴とさせる。これでつなぎのチームバッティングができれば、さらに上へ勝ち進むことができるだろう。

ところで、他の東陽フェニックスOBの高校球児たちも続々と登場。日大一高の大山健太さんは、10日(土)の大東学園高戦に途中出場、東陽フェニックス時代同様に、渋い働きでチームの勝利に貢献、二回戦に進んだ。しかし、12日(月)に行われた、薮谷光貴さんの駒場学園高は、薮谷さんの熱投も及ばず都立足立西高に0−4で敗れた。強い風と時折振る雨の悪コンディションの中での彼の熱投は、我々東陽フェニックスの誇りでもあり、称えられるべきであろう。また、斎藤拓也さんの都立広尾高も駒大高と対戦、4−9で敗れた。この試合、斎藤さんは9番センターで先発出場、1安打を放った。まだ彼は2年生、これからのさらなる成長に期待がかかる。


試合前に球場横でウォーミングアップに余念のない二松学舎大付属高の選手たち。


試合前のシートノックで一塁の守備につく小林雄士郎さん(左)。


1塁コーチャーで指示を出す小林雄士郎さん。3年間の思いを込めて自分に与えられた責務を全うし、チームの勝利に貢献してもらいたい。それが必ず自分への誇り、自信となるはずだ。


高校野球では監督と言えどもグラウンドに降り立つことはできない。選手交代を告げるのも選手だ。主審に選手交代を告げる小林雄士郎さん。


真剣に試合を見つめる(フリをしている???)東陽フェニックスの子供たち。高校生の試合を通じていろいろなことを感じて欲しい。彼らの何人かは数年経ったら高校野球に青春を燃やすことになるのだろう。



2010.07.12 Monday 14:41 | comments(0) | - | 

東陽フェニックスの最近の話題

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東陽フェニックスの最近話題!

今回は、東陽フェニックスの最近の話題を拾ってみた。

まず、高校野球で活躍する東陽フェニックスOBの話題。7月3日(土)に神宮球場にて、第92回全国高校野球選手権(甲子園球場にて8月7日から)への出場をかけた東西東京大会の開会式が行われ、この日から熱戦の火蓋が切られた。

東陽フェニックス出身の高校球児たちも暑い夏を迎えることになった。高校3年生では、小林雄士郎さん(二松学舎大付属高校)、薮谷光貴さん(駒場学園高校)、大山健太さん(日大一高)、高校2年生では、斎藤拓也さん(都立広尾高校)らがベンチ入りを果たした。彼らには是非チームの勝利のために、精一杯自分の持てる力を発揮してもらいたい。

また、今回惜しくもベンチ入りを逃した東陽フェニックスOBも、今大会のチームの勝利に貢献できることは沢山あるはず、努力を惜しまず一生懸命な姿を見せて欲しい。メジャーの選手もマイナーの選手も一体になってこそ、本物の勝利が見えてくるはずだ。

2年前の高校1年生のときからベンチ入りしている二松学舎大付属高校の小林雄士郎さん。最後の夏を悔いのないように過ごして欲しい。見に行くぜ!


左から江澤悠里さん(日体大荏原高校ラグビー部、こちらは花園めざして奮闘中)、駒場学園高校のエース薮谷光貴さん、日大一高の大山健太さん。8年前の富岡大会で優勝したときの記念写真。まだ4年生なので幼い顔をしているが、彼らももう高校3年生だ。


2005年の関団連朝日大会での記念写真。後列左から今回2年生ながらベンチ入りを果たした斎藤拓也さん(都立広尾高校)、北口理人さん(慶應義塾高校)、仙崎祐太郎さん(二松学舎大学付属高校)。6年生のときの写真だが、まだまだ皆カワイイ。


ここからは、高校野球とは別の話題。

先日、東陽フェニックスOBの清水裕人さんが試合帰りにグラウンドに顔を見せてくれた。彼は、東京青山シニアで野球に取り組む中学3年生だ。小学生時代からガッツは人一倍あった。体も随分としっかりしてきて外野のレギュラーとして活躍しているとのこと、これからが楽しみな選手の一人だ。しかし、子供たちの成長に合わせて、私も年取っているよね。当たり前のことなのだが、こうやって写真を見るとちょっとしみじみ。




ここからは、現役の東陽フェニックスの選手の話題。

6年生の斎藤大地がオール江東の選抜チームに選ばれた。この日も渋谷区の選抜チームと練習試合とのことで、オール江東のユニフォームに着替えた。是非、オール江東でも大活躍を見せて欲しい(左はCチームの阿部太陽)。


こちらはグラウンドでおどける浅川由樹と具志堅駿のバッテリーコンビ。彼らは暑くなるとタオルを頭に巻くのだが、妙にその姿が似合っている。東陽フェニックスのクマさんハツァンコンビにも見えるが、今回は、駕籠かきのポーズで決めてくれた。


この日は梅雨の晴れ間でとても暑かったが、元気良く子供たちは野球を楽しんだ。この子たちも数年経てば高校球児だ。





2010.07.08 Thursday 12:02 | comments(2) | - | 

東陽フェニックスAチーム、三砂少年チームと練習試合

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東陽フェニックスAチーム、三砂少年チームと練習試合!

6月28日(日)の午前中に、砂町地区の三砂少年チームと若洲球場にて練習試合を行った。

この日は、朝7時に集合、昨晩の雨にもかかわらず、グラウンド状態は良好で、予定通りに9時半過ぎから試合開始。

昨日は、開会式で東京ドームではしゃいだのもつかの間、千束ファイターズに完膚なきまで叩きのめされた東陽フェニックス、その敗北を糧に、どこまで「骨のある」試合を見せてくれるか楽しみな一戦でもあった。

東陽フェニックス先攻で始まったこの試合、6年生数名が休みだったこともあって、1番から3番まで5年生3人(村田礼央、高橋広佑、中瀬将輝)を並べる打線。しかし、三砂少年チームのエースになす術もなく完璧に抑えられてしまう。

その裏、先発の浅川由樹は、二死を取るも3、4番に連打を浴びて先取点を奪われる。さらに2回にも2与四球に4安打を集中されて4点を失い、0−5とリードを広げられる苦しい展開。

これに対して東陽フェニックスは、3回表にこのところバットが振れてきた湯沢直也が無死からレフト線へ二塁打を放ち、相手ミスから1点を返すのみ。タイムリーがなかなか出ず、一気に点を取りに行くことができないのは、昨日の試合と同じパターンだ。

チャンスを大きくモノにできない東陽フェニックスに対して、案の定、三砂少年チームに、その裏、内野の守備のミスから、さらに1点を追加される。リードはまったく縮まらない。しかも、この1点は、消極的な守備によるミスと内野安打、昨日の反省が生かされていない展開だ。やはり、打球に対して逃げ腰、待ちの姿勢を取ってしまうと、不思議なものでボールはグラブに入ってはくれない。自ら捕りに行く積極的な姿勢を、何とか彼らに取り戻してもらいたい。

そんな思いを抱きつつ、4回表の東陽フェニックスの攻撃が始まった。先頭の中瀬将輝が7球粘って四球を選ぶ。一死後、三塁まで進んだその中瀬がワイルドピッチでホームイン。ここで5番の具志堅駿が三遊間ヒットで出塁、さらに7番の湯沢直也が四球と盗塁で二死ながら2、3塁のチャンスを作る。

ここでバッターは浅川由樹。ここ公式戦2試合にチャンスに打席に立つも、バットを振るチャンスをもらえず悔しい思いをしてきた。その彼に、練習試合とは言え、ようやく思い切りスイングする場面が訪れる。ついに野球の神様も、彼にふがいないピッチングの借りを返す機会を与えてくれたわけだ。その彼が、2ストライクに追い込まれても、しっかりフルスイング、そしてセンター前へライナー性のヒット、2点を返し追撃ムードをさらに盛り上げる一打を放った。

4回からは斎藤大地がリリーフ。昨日の悪夢のようなピッチングを振り払うように、剛球でグイグイと相手をねじ伏せる。その勢いのまま、5回表に具志堅駿のタイムリーヒットなどで同点に追いついた東陽フェニックスは、6回表にリリーフした相手ピッチャーの立ち上がりを攻めて、山田宏樹、中瀬将輝のタイムリーヒットで逆転に成功、終わってみれば、11−6で逆転勝ちをおさめることができた。

子供たちには、苦しくても辛くても、決してあきらめない気持ちを強く持って欲しいと常々思っている。序盤に点数を取られても、あわてずに1点1点をコツコツと返して行けば、案外試合を引っくり返せるものだ。イケイケの時には誰でも気持ち良くプレーできるものだが、劣勢に立たされた時にこそ、「あわてず、あせらず、あきらめず」、そしてもう一つ大切なことである「あかるく」ピンチを乗り切って行ける選手になって欲しい。

勝つって大変だよね! だからこそ勝利の向こうに楽しさがあるんだ!! エンジョイ・ベースボール!!!


この日は具志堅駿がキャプテン。ピンチの時もマウンドに仲間を集めてしっかりとまとめていた。バッティングも全開だ!


この日のピッチングも満足いくものではなかったが、バッティングではしっかりと振り切って反撃の口火を切ることができた。打たれれば打ち返せばよい。開き直りが大切だ!!


左中間に飛ぶセンターフライに追いつくことのできなかった山田宏樹。しかし、バットでしっかりとお返しはした。ボールにチャージせよ!!!


気持ちのこもったピッチングを展開した三砂少年チームのエースピッチャー。伸びしろの大きさを感じる。また是非対戦しよう。


5年生の仲田愛加。四球で出塁し、ホームインすることもできた。東陽フェニックスの女子部員の伝統は彼女に引き継がれた。


主審を務めてくれた大沼周平さん(帝京高校3年生)。彼のブレないジャッジに試合も引き締まる。引き続きよろしくお願いします。


2安打とバッティングも好調だったセカンドの湯沢直也。これから彼のプレーが益々楽しみになってきた


三砂少年チームの皆さん、どうもありがとうございました。秋の大会での優勝をめざして、お互い頑張りましょう。これからもよろしくお願いいたします。




2010.07.02 Friday 12:36 | comments(0) | - | 

東陽フェニックスAチーム、千束ファイターズに完敗

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東陽フェニックスAチーム、千束ファイターズに完敗!

6月26日(土)の午後2時から夢の島球場6面で、この日、開会式が行われた読売旗争奪関東少年野球大会の一回戦が行われた。東陽フェニックスの初戦の相手は千束ファイターズ(大田区)。東陽フェニックスが2回裏に先取点を奪うも、3回表に東陽フェニックスの二投手が、4与四球に加えて5本の長短打を浴びて大量8点を失い、その後も千束ファイターズの勢いを止められず、終わってみれば1−12のコールド負け、完敗を喫した。

試合前のウォーミングアップから、千束ファイターズの子供たちの気合のこもった掛け声がグラウンドに響く。試合後に、千束ファイターズの監督からお話を聞いたが、昨年の秋の大会で東陽フェニックスと対戦、完敗を喫したことから今回はその雪辱を期して試合に臨んだとのこと。もしかすると、いや間違いなく、試合に臨む気持ちからして、すでに勝負があったのかもしれない。

そんな状態で、相撲で言えばふわっと立ち合った形の東陽フェニックス、2回表の無死満塁のピンチを、ラッキーなショートライナーのダブルプレーなどで切り抜け、その裏の攻撃では、阿部亮介が無死から二塁打で出塁する。

しかしここからがいけない。バント失敗で送れず、次打者でもバント。これが相手のミスを誘って一死2、3塁のチャンス。ここでスクイズを試みるが失敗。9番の山田宏樹の三振振り逃げでようやく1点を挙げたが、本来ならば、ピンチの後のチャンス、しっかりと大量点に結びつけなければいけない場面で、だらしのない攻撃を見せてしまった。まさに練習以上のことは試合ではできない、という見本の攻撃だった。

こうなると流れは完全に千束ファイターズへ。3回表に1番から始まる好打順に、ヒット、四球と無死1、2塁のピンチ、ここで先発の浅川由樹から斎藤大地にスイッチするも、相手の勢いは止められず、しかも四球での自滅パターン。さらにボールを置きに来たところを、しっかりしたスイング打ち返され一挙8点を失ってしまう。

その後も、千束ファイターズは攻撃の手を緩めず、ホームランなどで加点。自慢の守備のリズムも狂ってしまった東陽フェニックスは、攻撃でも反撃する意欲に欠け、3回以降、無得点のまま5回で試合終了、コールド負けが決まった。

この試合、確かに消極的な守備から失った点も多かったが、やはりピッチャーの出来がゲームの勝敗を左右する野球の場合、ここまで不安定なピッチングになってしまうと、なかなか挽回は苦しいかもしれない。また、ピッチャーの心理は微妙なもの、もらったチャンスは確実に得点につなげて、良い流れを早めに作りピッチャーを助けることも大事なことだ。

そしてもう一つ、大量失点した時に、全員で意気消沈、あきらめることなく、前を向いて反撃するという、勝利へのひたむきな姿勢が見られなかったことが悔やまれる。先日の潮見パワーズ戦での教訓がまったく生かされていなかった。一点、一点返されると相手はいやなものだ。そんな粘りや忍耐力を見せて欲しかった。取られたら取り返せば良い、と開き直れる気持ちが彼らには必要だろう。

0−30、それを逆転すれば人は奇跡と呼ぶ。そんな試合をやってみよう。


先発の浅川由樹。この日は波に乗ることが出来なかった。貴重なサウスポーだ、最後まで投げられなかった悔しさをバネに上をめざして欲しい。


熱投する千束ファイターズのピッチャー。彼の気迫のピッチングに東陽フェニックス打線は沈黙した。このがむしゃらな姿が素晴らしい。


2回に2塁打を放った阿部亮介。左打席でのバッティングも少しずつだが身についてきた。


リリーフした斎藤大地。この日は制球の乱れから失点を重ねてしまった。緊張した場面で力を十二分に発揮して欲しい。


度重なるピンチに子供たちを激励するためにマウンドに行く斎藤監督。



三塁打を放った具志堅駿。徐々にバッティングの調子も上向いてきた。


千束ファイターズの皆さん、次の試合も是非頑張ってください。また対戦することを楽しみにしております。




2010.07.01 Thursday 14:17 | comments(0) | - | 
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