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江東フェニックスA、七北クラブAに勝利

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江東フェニックスA、七北クラブAに勝利!

9月19日(日)に夢の島球場2面にて、江東区の中学野球クラブチーム秋季リーグリーグ戦が行われ、江東フェニックスAは七北クラブAと対戦して3−2で勝利した。

試合途中から観戦開始、スコアは初回に2点ずつを取り合い同点のまま4回表へとゲームは進んでいた。セカンドにランナーを置いて、バッターは江東フェニックスのキャプテンであり主砲でもある村田周平が、バッターボックスに向かう場面、まさに勝ち越しのチャンスに居合わせたわけだ。

この緊迫した場面で、七北クラブAのピッチャー投じたボールを渾身の力を込めて村田周平がスイング、打球は右中間へ、見事勝ち越しのタイムリーを放つ。

この後、エース栗本善史の安定したピッチングを見届け、勝利を確信しつつ、私は東陽フェニックスCチームの試合を観戦するため学童グラウンドへ向かったが、最後まで観戦していた村田周平のお父様に結果を聞くと、あのまま逃げ切り3−2で勝利したとのこと。

やっぱり江東フェニックスは強い、と実感。そして、中学三年生の選手たちとっては、この大会が中学生活最後となるのだろう。いろいろ乗り越えてきた彼らには、この秋、思い切り野球を楽しんで欲しいと思っている。

最後の中学野球だ、思い切り楽しもうぜ! そして勉強も大事!! 文武両道かっこいい!!!


右中間に勝ち越しタイムリーを放ったキャプテン村田周平。使っているバットは私の次男が中学時代に使っていたもの、村田周平が学童野球時代の東陽フェニックスで一生懸命に野球に取り組む姿を手伝いに来ていた次男が見ていて、この子に是非自分のバットを使って欲しいと思って譲ったそうだ。自分のこれぞ、と思う後輩に野球の道具を譲ることは良くあることだが、大事に大事に三年間使ってくれたキャプテン村田周平には本当に頭が下がる。


キャッチャーのサインをのぞき込むエース栗本善史。以前対戦したチームの方からもらったDVDに、兄浩史(昨夏東京都予選で駒場学園高校のメンバーとして活躍)の応援のためにお母様に手を引かれてベンチ裏を通る小学校に上がる前の小さな彼の姿が写っていた。当たり前だが本当に立派になった。


キャプテン村田周平はファーストを守る。


ショートは吉岡憲生。彼の体の強さは天下一品。中学三年生になって体幹が益々しっかりとしてきた。


エース栗本善史の後ろに見えるのはライト浅川拓実。ピッチャーの台所が厳しい時に、二番手エースとしても持ち前のタフネスでチームを支えてきた。


キャッチャーは強肩の増間陵太。彼のスローイングを恐れて相手チームが盗塁を仕掛けて来ることはまれだ。ボーっとしているイメージがあるが(失礼!)、やる時はしっかりと決める選手。




2010.09.24 Friday 18:02 | comments(0) | - | 

東陽フェニックスCチーム、第47回深川秋季大会一回戦で強豪越中島ブレーブスに惜敗

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東陽フェニックスCチーム、第47回深川秋季大会一回戦で強豪越中島ブレーブスに惜敗!

9月19日(日)、第47回深川秋季大会開会式終了後、早速、熱戦の火蓋が切られた。その開幕第一戦に東陽フェニックスCチームが登場。対戦相手は強豪の越中島ブレーブスだ。

越中島ブレーブス先攻で始まった試合、東陽フェニックスの先発は鳥居稔太。立ち上がりの緊張のせいか、1番を四球で歩かせると、自らの牽制悪投などでいきなり無死三塁のピンチを招く。しかし、ここで崩れないところがCチームの練習の成果。2番の放ったレフトフライを、青嶋晃希が好捕すると、エンジンのかかってきたピッチャー鳥居稔太の速球で、3番、4番内野フライに打ち取り初回のピンチを無失点に抑える。

その裏、東陽フェニックスは、1番の佐能虎太郎が四球を選び、その後、盗塁も決めて二死三塁のチャンスを作る。ここで4番青嶋啓人が鋭いライナーを放つが、打球はサード正面、惜しくも先制点を挙げることができなかった。

2回表も二死三塁と攻められるも、後続を断って点を与えない東陽フェニックス。3回表には、内野のミスで無死二塁のピンチを迎えるが、続くバッターのライト前ヒットで本塁を狙ったランナーを、ライト高橋歩の好返球で間一髪アウトにする。キャッチャー岡部聡太のブロックも冴えたプレーだった。

再三のピンチにも鳥居稔太の落ち着いたピッチングと堅い守りによって、強豪の越中島ブレーブスを3回までゼロ封。しかし、さすが越中島ブレーブス。普通なら焦れても良い展開ながら、好投手を中心に東陽フェニックスになかなか付け入る隙を見せない。

そんなしびれる、緊迫感のあるゲームの均衡が破れたのは4回表の越中島ブレーブスの攻撃。一死後、連打を浴びて1点を取られ、浮き足立ったところを内野のミスを突かれてさらに3点を追加、この回に一挙4点を失ってしまう。均衡が破れた一瞬のエアーポケットのような時間帯に一気に畳み込まれてしまった。この辺が試合巧者の越中島ブレーブス、と言われる所以。経験の差が出てしまった形だ。

逆にその裏の東陽フェニックスは、一死後に3番の鳥居稔太が左中間にヒットを放ち、反撃の糸口を作る。すかさず二盗に成功して、さらに三盗を狙って相手に揺さぶりをかけようとするが、キャッチャーからの好送球で惜しくも三塁でタッチアウト。Cチームらしからぬ、と言っては失礼だが、快速鳥居稔太の盗塁を阻止する越中島ブレーブスの集中力に脱帽だ。

最終回となる5回表からリリーフに立った佐能虎太郎が、越中島ブレーブスの中軸打線を三者凡退に抑え、味方の反撃を待つも、田村慶太郎のセンターへのヒットで1点を返して見せ場を作るが、越中島ブレーブスの堅守に阻まれ1−4で敗れた。

しかし、3点差とはいえ、内容は紙一重の差、緊張感から来るミスが明暗を分けたと言える。ミスをを続けて相手にビッグイニングを作らせる、という事を防ぐには、とにかく練習して自信をつけ、さらに試合でしびれる場面をたくさん経験することが大事。そういった意味でもこの試合は、Cチームの子供たちにとって飛躍のきっかけになったことだろう。

彼らの学童野球は始まったばかり。来年の第二幕となるBチームで大舞台を経験できるように、もっともっと練習して強くなって欲しい。


試合前の背番号確認。審判員が名前を呼ぶと大きな声で応える。


ベンチ前でキャプテン佐能虎太郎を先頭に整列に備える東陽フェニックスCチーム。この時って緊張するよね。大きな声を出して行こう。


先発の鳥居稔太。淡々と投げているように見えるが内の闘志は燃え盛っている。ピッチャーはゲームを作る中心となる、メタルカラーの主役をめざせ。


4番ファーストの青嶋啓人。初回の当たりは惜しかった。4番ファーストは強打者の代名詞、もっともっと練習して強くなれ。


センターで先発出場した新井悠生。4年生から東陽フェニックスに入部したが、脚力、センスは素晴らしい。期待の新人だ。


セカンドの上杉憲梧。今年卒業した兄憲都と同じポジションを守る(兄貴よりボールに向かう気持ちは強いかも)。この試合、再三のピンチにも動ぜずに、落ち着いたプレーで味方を救った。


レフトの青嶋晃希。初回のピンチにレフトフライをナイスキャッチ。チームにリズムを呼び込んだ。


ライトを守った高橋歩。ライトへの当たりを必死になって止めていた。また、一生懸命にカバリングも行い相手の進塁を食い止めた。



最終回に1点をもぎとるヒットを放った田村慶太郎。もっと強くバットを振れるように、もっと強いボールを投げれるように、そしてもっと強い気持ちを出せるように一生懸命に練習に取り組んで欲しい。失敗はいつでもOKだ、取り返せば良い。



キャッチャーの岡部聡太。ワイルドピッチもしっかり止めていた。3回はライトからの返球をうまくキャッチング、二塁ランナーの本塁突入を阻止した。


最終回にはリリーフとして魂のこもった投球を見せたキャプテン佐能虎太郎。気持ちの入ったプレーをする子供だ。この日も体調不良で開会式を休んだが、そんなことは少しも感じさせないハツラツとしたプレーを見せていた。


Cチームとは思えない落ち着いたマウンドさばきを見せていた越中島ブレーブスのエース。小柄ながら体全体をうまく使ってピッチングしているせいか、腕の振りも素晴らしい。是非、優勝めざして頑張って欲しい。


試合終了後の整列で、キャプテン同士が握手、お互いの健闘を称えあう。


この日も9月中旬とは思えない猛暑、入道雲も相変わらず元気そうに顔を見せていた。でも手前には秋の筋雲も。やっぱり季節はめぐってくる。




2010.09.24 Friday 16:20 | comments(0) | - | 

第47回深川秋季大会の開会式

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第47回深川秋季大会の開会式!

9月19日(日)、第47回深川秋季大会の開会式が、夢の島球場にて行われた。今年の秋季大会には、A(6年生以下)、B(5年生以下)、C(4年生以下)の3クラスあわせて42チームが参加。9月、10月の2ヶ月間、優勝をめざして各チームが熱戦が繰り広げられる。

東陽フェニックスは、A、Cクラスにエントリー、初戦の相手は、Aチームが春季大会と同じキングコンドルス、Cチームは強豪の越中島ブレーブスだ。失敗を恐れずに、一生懸命なプレーを見せて欲しいと思っている。

頑張れ、東陽フェニックス!


開会式前にCチームの記念撮影。1年生から4年生までの子供たち。


Cチームは背番号も随分と重い番号をつけている。私の子供もそうだったが、結構最初につけた背番号を覚えていて大事にしているものだ。同じ番号のプロ野球選手が活躍すると嬉しいよね。


こちらはAチーム、5年生と6年生の子どもたち。


背番号もぐっと軽い番号になる。自分の背番号に愛着を持ってプレーして、下級生があの先輩の番号を付けてみたい、なんて言われるようになって欲しい。


開会式の行進はAチームからスタート。東陽フェニックスAチームもキャプテン渕上聖司を先頭に、掛け声をかけながら腕を振って行進。6年生は深川大会最後の行進となったが、今までで一番の行進だった。


前の日に6年生のみ(5年生は関団連秋季大会に出場)で行進の練習。最後尾の斎藤大地の掛け声に合わせて全員でしっかりと練習していた。はじめは揃わなかったが、繰り返すうちに息もピッタリだ。


開会式前日の練習終了後、参加した6年生の記念撮影。9月とはいえ、まだまだ暑い日が続くが、夕日に映えて子供たちの顔をピカピカだ。この子供たちとも、あと半年でお別れかと思うと、私自身、さみしさを感じるとともに、最後まで一緒に野球を楽しもうという思いを新たにする時期だ。


Cチームも鳥居稔太を先頭に堂々の行進だ。Cチームは開会式直後の開幕戦に登場。今朝も6時半に元気一杯に集合していた。


選手宣誓する元加賀のキャプテンを囲んでプラカードを掲げる各Aチームのキャプテンたち。これから2ヶ月間、各チーム優勝めざして熱戦が繰り広げられる。


山崎江東区長が始球式を行った。少年野球の育成に理解のある区長さんだ。練習場の確保などさらなるサポートをお願いしたい。


ところで前日の18日(土)に関団連秋季大会ジュニアの部(5年生以下)が多摩緑地公園行われ、東陽フェニックスBチームは同じ江東区のサムライズと対戦、見事5−4で勝利を飾った。Bチームとして初勝利、これをきっかけに勝利を積み重ねていって欲しい。写真は完投勝利をおさめたBチームキャプテン中瀬将輝の練習中のピッチングを撮影したもの。フォームが安定し制球が定まってきた。これからがとても楽しみだ。ちなみに彼の姉は昨年の東陽フェニックスのキャプテンだった中瀬有華だ。中学になって地元の硬式野球チームの江東ライオンズでピッチャーを務める。彼女も19日の試合で男子相手に3イニングを好投したらしい(その晩に私の留守電に報告があった)。東陽フェニックスOBの活躍も楽しみな季節だ。




2010.09.21 Tuesday 11:48 | comments(0) | - | 

東陽フェニックスAチーム、深川ホークスと練習試合

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東陽フェニックスAチーム、深川ホークスと練習試合!

9月12日(日)、昨日の完敗の悪い思い出ははさっぱりと忘れて(とはいかないのは大人だけで子供たちは切り替えが早い)、東陽フェニックスの子供たちは、午前中はバットを振りまくり、シートノックで汗を流して、午後から東グラウンドで行われる深川ホークスとの練習試合の備える。

この日も、夏の日差しを思わせる天気、秋はどこ?という感じだが、カラッとしていて絶好の野球日和であることは確か。東グラウンドに到着すると、先に試合を行っていたCチームが、まさにサヨナラ勝ちをおさめる瞬間、深川秋季大会を前にして、気持ち良くゲームセットを迎えている。これはAチームも頑張れねば。

試合の方は、深川ホークスの先攻、先発は昨日カバラホークスに完膚なきまで叩かれた斎藤大地が再びマウンドへ上がる。先頭バッターを空振り三振、2番をサードゴロ、3番には四球を与えるが、4番を空振り三振で無失点、上々の立ち上がりだ。2回も難なく抑えて、2イニング3三振32球でこの日のピッチングは終了。この試合、力も抜けて腕が良く振れていたのと同時に、ストライクが先行して本来のピッチングを展開することができた。これをきっかけに深川秋季大会ではブレークしてもらいたい。

守備にリズムが出てくると、攻撃にも好影響を与えるもの、2回裏には先頭の早坂怜が四球で出塁すると、すかさず盗塁。そして湯沢直也のファースト前のバントヒットで三進すると、湯沢の二盗の間に本塁を落とし入れ先取点をもぎ取る。

3回からは阿部亮介が斎藤大地の後を受けてマウンドへ。春先以来の登板だ。その立ち上がり、いきなり制球を乱して無死満塁の大ピンチを招く。しかし、この試合、バックが大いに守り立てる。次打者のセカンドゴロを湯沢直也がバックホームで封殺すると、キャッチャー具志堅駿が素早くサードの高橋広佑に転送して、飛び出したランナーをタッチアウト、ダブルプレーの完成だ。落ち着きを戻した阿部亮介が次打者をショートゴロに抑え、無失点でこの回を切り抜ける。

ピンチの後のチャンス、東陽フェニックスは、その裏には、具志堅駿の一塁線のヒット、4番奥島哲のレフトオーバーの三塁打などで2点を追加。3−0とリードを広げる。しかし、深川ホークスも反撃、5回表に中軸の連打で2点を返すと、6回表にはスクイズなどで2点を挙げて逆転、さらに最終回となった7回表には、疲れの見えてきた阿部亮介を攻め立て3点を追加、3−7と東陽フェニックスは完全に劣勢に立たされる。

そして迎えた7回裏、ここであっさりとあきらめないところが東陽フェニックスの成長の証か。

一死後に9番の高橋広佑が四球で歩くと、1番具志堅駿がレフトオーバーの2塁打で高橋広佑がホームイン、2番阿部亮介が左中間へ2塁打で続き2点目、さらに途中から出場した中瀬将輝が左中間へ連続2塁打を放ち1点差に迫る。東陽フェニックス押せ押せの場面で、三連打に動揺したせいか、ピッチャーが連続ワイルドピッチ、その間に中瀬将輝が本塁へ滑り込み、ついに7−7の同点に追いついた。続く谷哲平も四球を選び逆転のランナーとなるが、相手ピッチャーもさすが、渾身のピッチングで後続を連続三振に抑え、東陽フェニックスの逆転サヨナラ勝ちはならなかった。

このところ練習試合では、終盤の粘りを見せることができてきた東陽フェニックス。リードされてもあきらめない、そんな強い気持ちが少しずつだが現れてきたのだろう。この気持ちを忘れずに、深川秋季大会に臨んで欲しいと思っている。

真剣勝負の先に楽しさがある! 真剣勝負をするために、もっともっと練習で自分を、そしてチームを磨け!! エンジョイ!!!


試合前の整列に備える東陽フェニックスの子供たち。キャプテン渕上聖司が先頭だ。その後ろはBチームのキャプテン中瀬将輝。


この試合に先発した斎藤大地は、昨日と違って肩の力も抜けて良く腕が振れていた。胸の張りも素晴らしい。


ショートは阿部亮介。3回からはリリーフに立ち、バッティングでも最終回に快打を飛ばした。レフトは早坂怜、先制のホームを踏んだ。



2回表の攻撃では先制の足がかりとなるバントヒット、セカンドではピンチで好守と渋い働きを見せた湯沢直也。1、2塁間のゴロに、ファーストが飛び出した場面で、ボールをさばいて1塁ベースに入る。こうした積極的なプレーができるようになってきた。



具志堅駿がプロテクターを着けている間にピッチャーの投球練習を受ける谷哲平。この試合、途中出場して左中間に長打を放つが、三塁を狙ってタッチアウトとなるも、その積極性は大いにほめられるものだった。谷哲平の後ろで観戦しているイカす中年オヤジは、審判でいつもお世話になっている大沼さんだ。



1番バッターとして、そしてキャッチャーとしてこの試合チームを牽引した具志堅駿。バッティングにも送球にも力強さが備わってきた。


この日の試合も4番に座り、ライト線へ痛烈なタイムリー三塁打を放った奥島哲。ボールに対するタイミングの取り方が素晴らしい。もっともっと貪欲さを見せて欲しい。


3回表からリリーフに立ち7回まで投げ切った阿部亮介のピッチングフォーム。内野手投げながらマウンド度胸はチーム一かもしれない。


昨日の試合に続いて慣れないファーストを守った山田宏樹。昨日より今日、今日よりも明日、一歩一歩成長していることを感じさせる選手だ。さらに精進しよう。


途中からショートを守った中瀬将輝。最終回には長打を放つとともに同点のホームも踏んだ。もっとガッツを前面に出して欲しい。


サードで先発出場した高橋広佑、このひと夏で守備力がかなり向上してきた。。最終回に粘りに粘って四球を選び、反撃のきっかけを作った。セカンドの審判は東陽フェニックスOBの大沼周平さん。



代打で途中出場した鈴木衛。足の状態もだいぶ良くなってきたようだ。全開する日も間近いことだろう。


この試合センターで先発出場して最後まで守り続けた山岸廉也。パワフルなバッティングも魅力だ。


三振とはなったがフルスイングで相手ピッチャーに立ち向かった仲田愛加。ピッチャーも勉強中。期待の選手だ。


試合終了後にエールを掛け合う両チーム。深川春季大会は好成績を残せるように全力を尽くしてもらいたい。深川ホークスの皆さま、練習試合を組んでいただき、どうもありがとうございました。


この試合に先立って行われたCチームの試合は9−8のサヨナラ勝ち。とてもしびれる試合内容だったようだ。サヨナラ勝ちのホームを踏んだ佐能虎太郎。


サヨナラヒットを放った上杉憲梧。サヨナラヒットなんてチャンスは滅多にないものだ。貴重な体験をしたよね。




2010.09.17 Friday 10:16 | comments(0) | - | 

東陽フェニックスAチーム、関団連秋季大会一回戦でカバラホークスに完敗

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東陽フェニックスAチーム、関団連秋季大会一回戦でカバラホークスに完敗!

9月11日(土)、夢の島球場5面で15時から関団連秋季大会一回戦、東陽フェニックス対カバラホークス(足立区)が行われた。

カバラホークスは、足立区の強豪、東陽フェニックスにとっては大会初戦から難敵を迎えることになった。カバラホークスの先攻で始まった試合は、先発の斎藤大地が先頭バッターに死球を与え、その後、ワイルドピッチなどで3塁まで進まれると、内野安打であっさりと先取点を許す苦しい展開。2回にも連打を浴びて1点を失うと、内野の緩慢なプレーと四球が重なり、さらに3点を追加される。

3回は3四球を与えるもキャッチャー具志堅駿の盗塁阻止、サード中瀬将輝の好守備で1失点に抑える。しかし、4回には再びカバラホークスの猛攻を受けて7失点、逆に東陽フェニックス打線は反撃の糸口すら見出せず、カバラホークスの右腕エースに完全に押さえ込まれ0−12の完封負けを喫してしまった。

この試合、主軸のキャプテン渕上聖司が肩痛のため欠場していたとはいえ、あまりの完敗にただただカバラホークスのそつのない攻めと堅い守りを称えるしかないゲーム展開となった。東陽フェニックスの子供たちには、是非、この敗戦を悔しがって欲しい。そしてあの時に、あの場面で、自分がもう少しチームのため、チームメイトのために何かできなかったか、ということを考えて欲しいと思っている。

真剣勝負の先に楽しさがある。次回の奮起を強く望んでいる。

頑張れ、東陽フェニックス!!!


試合前、キャプテン渕上聖司が先発メンバーを読み上げる。試合は今までの練習してきたことの発表の場だ。チャンスをもらった子供たちには全力を尽くしてもらいたい。


先発した斎藤大地。この試合、抑えてやろう、の気持ちが強すぎて制球を乱してしまったようだ。野球は一人でするスポーツではない、一人のバッターを9人で倒すスポーツである、ということを心に刻んで欲しい。


サードの中瀬将輝。エラーもあったが随所に素晴らしいプレーも見せることができた。Bチームのキャプテンとしても頑張って欲しい。


この試合、ショートを守った阿部亮介、センターは村田礼央だ。


レフトを守る奥島哲。4番も任されたが、相手エースの速球を打ち砕くことはできなかった。思い切りの良いスイングが身上、次はフルスイングで立ち向かって欲しい。


カバラホークスの皆さん、優勝めざして突っ走ってください。


試合後、斎藤監督の話に耳を傾ける東陽フェニックスの子供たち。まず負けて悔しい、と思うことが大事なことだ。そして、チマチマとプレーせずに、失敗を恐れずボールに思い切りチャージしてみよう。




2010.09.16 Thursday 12:52 | comments(0) | - | 

東陽フェニックスAチーム、横浜遠征でダブルヘッダー

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東陽フェニックスAチーム、横浜遠征でダブルヘッダー!

8月28日(土)に錦町ドリームス(横浜市中区)にご招待していただき横浜へ遠征、ダブルヘッダー2試合を思い切り楽しんだ。

この日も太平洋高気圧が居座り続くカンカン照りの天気、まさにエンドレスサマーだ。東陽フェニックスの子供たちは、7時半に集合して一路横浜へと移動した。高速を使えばあっという間の30分の距離だ。

錦町ドリームスは、昨年春まで東陽フェニックスでプレーしていた和田樹斗が所属するチーム、昨年もその関係でお招きいただき練習試合を行った。和田樹斗は、このサイトでも紹介したように、今年は地区選抜チームの一員として、5月の連休には沖縄の選抜チームと対戦、横浜スタジアムで大暴れした。また、錦町ドリームスも中区の代表チームとして上部大会に出場している強豪チームだ。

今回のダブルヘッダーは、1試合目は錦町ドリームス、2試合目は中区のチャンピオンチームの本牧サンダースと対戦することとなった。

まず9時半にプレーボールとなった1試合目の錦町ドリームス戦。先攻東陽フェニックスのトップバッター、キャプテン渕上聖司が速球派の相手右腕エースの二球目を思い切り振りぬきセンターオーバーの先頭打者ホームランを放つ。しかし、さすがエース、動揺することもなく、すぐに立ち直り、後続を簡単に抑えられてしまう。

その裏、すかさず西長ドリームスも反撃、東陽フェニックス先発の浅川由樹が攻められる。先頭バッターに内野の消極的なプレーで出塁を許すと、四球、バント処理のミスで同点に追いつかれ、さらに内野のミスなどでこの回一挙4点を奪われてしまう。しかも2回には厳しい暑さのための体調不良で浅川由樹が無念の降板、マウンドを渕上聖司に譲ることになってしまった。

その後、錦町ドリームスは攻撃の手を緩めることなく攻め続け、東陽フェニックスは内野のミスから3回に2点、4回に1点と失点を重ねて1−7とリードを広げられてしまう。4回から錦町ドリームスは、和田樹斗をリリーフに送る。東陽フェニックスも5回表に山田宏樹のヒットなどで2点を返すが、6回に再び連打で1点を取られ3−8で最終回の攻撃を迎えることになった。

最終回、先頭の8番中瀬将輝が四球を選ぶと、9番の山田宏樹がこの日2本目のヒットを放ち、チャンスを広げる。ここで打順はトップに還り渕上聖司。ここでフルスイングした彼の打球は、右中間を深々と破り3点ホームラン。さらに、2番の具志堅駿、続く3番の斎藤大地の内野ゴロが相手のミスを誘い、具志堅駿がホームインして7−8の1点差ににせまる。今まで堅守を誇っていた錦町ドリームスだが、あまりの暑さのせいか守りのリズムを崩してしまったに違いない。

無死二塁から5年生の高橋広佑が送りバント、彼自身もセーフとなり、盗塁も決めて二、三塁、まさに押せ押せの場面だ。ここで続くバッターがスクイズを敢行、しかし無念の空振りとなり、三塁ランナーが挟まれアウト。このひと夏に取り組んできた必殺技のスクイズを繰り出したが、ピッチャーの和田樹斗の気合に押された形になってしまった。こうなると流れは一気に錦町ドリームスへ、和田樹斗のピッチングも冴え、東陽フェニックスは7−8で錦町ドリームスに惜敗を喫した。

錦町ドリームスは、本当に声の良く出る素晴らしいチームだ。守備でも攻撃の時でも、皆で声を掛け合い、励まし合う姿勢は、まさにハマっ子元気野球だ。東陽フェニックスの子供たちも見習わなければならない。

ところで、この試合、逆転されるといつもショボンとして、さらに相手に得点を許してきた今までの東陽フェニックスのパターンとは明らかに違い、最後までファイティング・スピリットを失わなかったことは大きな収穫だ。なかなかCチームの時から勝てないチームだったが、「最後まであきらめない」、「ネバー・ギブアップ」の気持ちを、チームとしてもう少し高ぶらせれば、必ず勝ちにつながり表彰台が近づくはずだ。この試合は、そんなことを子供たちが少しずつ理解してくれる「きっかけ」になってくれたのではないだろうか。

そしてランチ後に行われた第2試合、その期待が現実のものとなる。

対戦相手は本牧サンダース、今年の中区大会でのチャンピオンチームだ。錦町ドリーム戦の反省を生かして、どこまで食らいついて行けるかがポイントなるだろう。

先攻の東陽フェニックスは、トップバッターが湯沢直也、4番にはキャプテン渕上聖司、5番にこのところバッティング面でも成長著しい山田宏樹が座るニュー・ラインアップで臨む。

相手投手は本格派のサウスポー投手だ。クロスで入ってくるボールには手こずるだろうな、と思いつつ東陽フェニックスの攻撃を見ていると、2番の具志堅駿が初球を叩き、センターオーバーのホームラン。このところバッティング改造に取り組んできたこと、また夏休みの2000回スイングの結果が出た形だ。

昔は(なんて昔話をするとオジンくさいが)、先日練習をサポートしてくれた前中信人さん、小林雄士郎さん、また、2年前に甲子園に出場した関東一高の玉井駿佑さんなどは、とにかくホームランをかっ飛ばしまくっていたものだ。当時は練習の時だけでなく自宅でも、子供たちはとにかく良くバットを振っていた。今と違って人も大らかで、公園でバットを振っていると、近所のオジサンがいきなり熱血指導、なんてこともあったようだ。なかなか公園でバットも振れないご時勢となってしまったが、この夏、土日の練習では意識的にバットスイングを心がけた結果、おそらく知らず知らずのうちに、スイングのスピードもパワーも上がってきたのだろう。

話を試合経過に戻すと、さすが中区の優勝投手、すぐに立ち直ると、その後は東陽フェニックス打線を寄せ付けないピッチング、3回には三者連続三振に抑えられてしまう。

東陽フェニックスの先発斎藤大地は、初回、2四球を出すものの無失点に切り抜ける。しかし、2回に先頭を四球で歩かすと、一死からタイムリーヒットを浴びて同点、さらに自らのエラーで逆転を許してしまう。さらに3回には、四球を足ががりに味方のミスも重なって2点を奪われ1−4とリードを広げられる苦しい展開。しかし、東陽フェニックスも4回表には、疲れの見えてきた相手サウスポーエースから、斎藤大地の三塁線ヒット、渕上聖司のセンター前ヒット、阿部亮介のラッキーな内野安打で2点を返して3−4と点差を縮めた。

4回裏から球数が多く、しかも暑さでへばり気味だった先発斎藤大地から浅川由樹にスイッチ。午前中の無念の途中降板の悔しさを取り返すチャンスだ。しかし、トップバッターを迎える相手にとっての好打順を迎えて、その代り鼻、センターへのヒットを打たれ、エラーが重なりいきなり1点を失う。さらに味方のエラーと本牧サンダースの細かい攻撃によって、この回一挙に5点を奪われ3−9、大きくリードを広げられてしまった。本牧サンダースの選手の足はとにかく速い、その足攻に完全に乱されてしまった形だ。

しかし、浅川由樹は大量失点にも切れることなく、淡々と自分のピッチングを続け、5回裏を無失点に抑えて味方の反撃を待つ。このあたりが彼の成長したところだろう、味方を信じて自分のピッチングをする、ピッチャーとしてチームとして、とても大事なスピリットだ。

そして迎えた6回表の東陽フェニックスの攻撃、ここでついにフェニックスパワーが爆発する。相手投手は、この回から背番号1をつけた右腕ピッチャーに交代、なかなか生きの良いボールを投げる。その好投手に対して、まず3番の斎藤大地が内野安打で出塁、4番の渕上聖司がレフトへヒット、5番山田宏樹の内野安打でまず1点、そして6番の阿部亮介が右中間へタイムリーヒットを放ち6−9となる。

ここで代打は5年生の谷哲平。このところパワーに磨きがかかって、6年生のボールも吹っ飛ばす。その谷哲平がフルスイング、目の覚めるようなライトオーバーの3塁打を放ち1点を追加。続く浅川由樹はライトへヒットで谷が還って1点差につめよる。9番の中瀬将輝は送りバントでしっかりランナーを進め、さらに1番の湯沢直也がライト前ヒットでしぶとくつなぎ、自身も盗塁で2、3塁とチャンスを広げる。ここで2番の具志堅駿の当たりは、今までほとんどノーミスだった相手内野をかく乱する当たり、その間に三塁ランナーの浅川由樹がホームイン、ついに同点に追いついた。この時、この回まで静かだったベンチも全員が声を出し、最高潮に盛り上がってきた。

ここで終わらないのが東陽フェニックス、さらに4番の渕上聖司が逆転となる右中間の2点二塁打を放ちキャプテン、中軸としての役割を果たす。そしてとどめは5番山田宏樹がセンターに速球をきれいに打ち返して、2塁ランナーの渕上聖司をホームに迎え入れ、この回一挙9点を奪い、ついに12−9と試合を引っくり返した。

6回裏に相手4番にホームランを打たれ、12−10と東陽フェニックスリードのままな試合は最終回7回へ。7回表は相手ピッチャーも立ち直り、三者凡退に抑えられる。そして最後の守りにつく東陽フェニックス。ライトには、このところバッティングのみならず、守備での成長が見られる5年生の山岸廉也がつく。

7回裏、投手の浅川由樹は先頭バッターを三振にうち取るも、次バッターにストレートの四球を与えてしまう。かなりへばっている様子だ。この一死1塁となったところで、前の試合60球を投げたキャプテン渕上聖司がマウンドへ再び向かう。この夏の課題図書に「キャプテンはつらいよ」を選んだ渕上聖司。プレーでチームを引っ張れ、と檄を飛ばされてきた彼にとって、そしてチーム渕上にとってもこのピンチを切り抜けられるかどうか、とても大事な場面だ。

しかし、野球の神様はここで試練を与える。それとも本牧サンダースの粘りをほめるべきだろうか。替わったところで9番バッターに内野安打、さらに1番バッターにも内野安打を許してしまい、あっという間に一死満塁の大ピンチ。本牧サンダースのバッターも、叩きつけるバッティングで勝利への執念を見せる。

この大ピンチにマウンドに集まる内野陣。そして声をかけ合いそれぞれのポジションに戻って行くが、内外野から、そしてベンチからも大きな声がかかり続ける、勝利に向かってチーム一丸だ。マウンドに残った渕上聖司は日ごろと変わらぬポーカーフェイス、と思いきや午後の日差しを浴びているせいか、全身が燃え上がっているように見えるではないか。

そして2番バッター相手に投じた初球。まさにファイヤーボールと呼んでも良い尾を引くようなスピードボールが投げ込まれた。この球を見送ったバッターは、二球目の速球もバッターは当てるのがやっと。そして三球目、具志堅駿のミットに吸い込まれるように投じられたボールで見逃しの三振。二死満塁となり、続く3番バッターへも炎に包まれたようなボールを投じて2ストライクに追い込む。

そしてラストボール。さらに威力を増したボールは、一本の矢のようにミットめがけて向かって行く。それをフルスイングで向かい打つも、バットはむなしく空を切る、三振、ゲームセットの瞬間だ。

練習試合とはいえ、久しぶりにしびれる展開のゲームを見せてもらった。子供たちの野球は、ひとつの「きっかけ」で大きく変わるもの。東陽フェニックスの子供たちも、これを「きっかけ」にもっともっと大きく飛躍してもらいたい。


錦町ドリームスの皆さま、昨年に続き、練習試合にお招きいただきまして本当にどうもありがとうございました。また、練習試合にお付き合いいただきました本牧サンダースの皆さま、心より感謝しております。おかげさまで東陽フェニックスの子供たちも、しっかりと野球の勉強させていただきました。

また野球のプレーのみならず、マナーについても見習わなければならいことが多く、私どもスタッフ、父兄も大変勉強になりました。かさねがさね厚く御礼申し上げますとともに、今後ともご指導いただけますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。

最後に、錦町ドリームス様、本牧サンダース様のさらなる発展を心よりお祈り申し上げます。

頑張れ、錦町ドリームス! 頑張れ、本牧サンダース!! 頑張れ、東陽フェニックス!!!


後記:ところで、私にとって本牧は、父の仕事の関係で3年間ほど住んでいたこともある懐かしい場所だ。それに本牧サンダースの本拠地は大鳥小学校とのこと、小学2年生の1学期まで私も通っていた小学校だ。40年以上も前の話だが、小学校の前にあった(と思う)可愛かったあけみちゃんのお家はまだあるだろうか、良く通った床屋さんのバンビはどうなっただろう、いつもの駄菓子屋さんはまだやってるのかな、そう言えばオヤジと埠頭へハゼ釣りも行ったよね、三渓園には家族で潮干狩りにも行ったぞ、なんぞと昔のことを思い出しながら、帰り道に高速から本牧の何もかも変わった姿をチラ見して、気分良く東京の下町へ車を走らせた。


猛暑の中、2試合ともマスクをかぶり東陽フェニックスのホームを守ったキャッチャーの具志堅駿。バッティングでは本牧サンダースの好投手からホームランも放った。しかし錦町ドリームスのキャッチャーの田澤君は立派な体格をしていた、これから益々楽しみな選手だ。


錦町ドリームの先発小林君。ダイナミックなフォームから投げ込まれる速球は威力抜群。東陽フェニックス打線を苦しめた。


錦町ドリームス戦にセカンドで先発出場した5年生の仲田愛加。試合に出てもビビらなくなってきた。


東陽フェニックスに昨年春まで所属していた和田樹斗。錦町ドリームスに移籍してさらに彼の野球センスが磨かれたようだ。野球を知っている抜け目のない選手になってきた。


和田樹斗は4回からマウンドへ。体を一杯に使って投げるフォームに無駄はない。


錦町ドリーム戦でライトで先発出場した5年生の山岸廉也。課題の守備も安定し、この試合もレフトからサードに好返球、相手のホームインを阻止した。


第一試合はファースト、第二試合はライトで先発出場した5年生の村田礼央。パワーも随分ついてきて力負けしないようになってきた。チームにとって貴重な左投げ左打ち、さらにパワーをつけて中軸を任せられる選手になって欲しい。


第二試合ではトップバッターとして、しぶといバッティングで「つなぎ」の役目を果たした湯沢直也。また守備でも堅実さが目立ってきた。秋の活躍が楽しみだ。


第一試合では途中から、第二試合でサードで先発出場した5年生の中瀬将輝。第一試合では四死球で出塁し2得点を挙げ、第二試合では勝負どころで送りバントも決める活躍。ショートは斎藤大地、向こう見えるのはセンターの山田宏樹。


試合後に錦町ドリームスの子供たちと記念撮影。昨年は梅雨明けの7月お伺いしたが、8月も終わろうとしているのに空は真っ青な夏空、エンドレスに夏は続く。両チームの子供たちも思い切り野球を楽しんだ。


ランチ休憩の時に、錦町ドリームスの監督に水をかけてもらう子どもたち。


グラウンドの隣では中本牧シニアが練習中。中本牧シニアは全国大会の常連チーム、中学硬式野球クラブの名門だ。このチームには、和田樹斗の兄、和田真央(写真右)が所属、練習に汗を流していた。彼は東陽フェニックスに5年生から参加、全敗かと思われた富岡大会でピッチャーとして2勝をチームにもたらし、6年生では自ら立候補してキャプテンも任された。小学生時代は、地道にコツコツと努力を惜しまない本当に素晴らしい選手だったことが印象に強く残っている。一緒にマラソンをしたこと、厳しいノックに耐えたこと、彼とのいろいろなことが思い出される。中学生でも競争のメチャクチャ激しいチームで、個性を失わず彼流を貫いて欲しいと思っている。


第二試合は中区のチャンピオン本牧サンダース。両チームともに元気良く整列に向かう。


本牧サンダースの先発投手東君はサウスポーの本格派。クロスに入ってくる球に思わず右バッターがのけぞる。威力抜群のスピードボールを投げていた。


東陽フェニックスの先発は斎藤大地。制球に苦しむ場面もあったがスピードボールは一球品。投げまくってはじめて制球は身につけられるもの、これからも相手に向かって行く気持ちを忘れずにピッチングを続けて欲しい。


第二試合でリリーフに立った浅川由樹。荒れ模様の試合で流れを東陽フェニックスに向けた粘りのピッチングは素晴らしかった。フィールディングを磨けばさらに楽なピッチングができる。


センターフライに飛びつく山田宏樹。この日は、それぞれの試合で2安打を放ちバッティングで大活躍。このひと夏の成果が出た形だ。


目の覚めるような打球でライトオーバーの三塁打を放った5年生の谷哲平。彼のパワーがうまくバットに乗れば簡単に長打が生まれる。


右中間に2点二塁打を放った阿部亮介。一試合目の失敗をバットで返した形だ。第二試合は守備でも積極的に声をかけていた。


代打で登場した5年生の服部ビラル。ヒザ痛で出遅れているが遅れはいつでも取り返せる。谷哲平との2プラトンが組めれば東陽フェニックスの打線は破壊力が無限大だ。


第二試合の最終回7回裏の一死一塁の場面で浅川由樹をキャプテン渕上聖司がリリーフ。しかし、本牧サンダースの執念の攻撃で、逆転のランナーまで許す一死満塁の大ピンチにマウンドへ集まる内野陣。気合の入れ直しだ。



第二試合の最終回7回裏一死満塁のピンチとなったが、渾身のストレートを投げ込み連続三球三振、チームに勝利をもたらした渕上聖司。この試合、キャプテンとしてまさに獅子奮迅の活躍だった。内外野からも最後まで声が途切れることはなかった。


夏空がどこまでも続く。生い茂る木々の向こう側は海。潮風がとても気持ち良かった。






2010.09.01 Wednesday 11:53 | comments(0) | - | 
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