2010年度卒部式のご報告
東北関東大震災で被災された皆様にお見舞いを申し上げます。また多くの亡くなられた皆様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
巨大地震と大津波は日本にとって戦後最大の災害となりました。被災地で不自由な生活を強いられておられる皆様が、落ち着いた笑顔のある日常生活を一日も早く取り戻されることを心より願っております。また、大変な状況の中、各所で救援活動にあたられている方々には、どうか今しばらくのご奮闘をお願いいたします。
大震災から10日が過ぎましたが、原子力発電所を含めて状況はなかなか改善しません。本当に胸が痛みます。
私自身も何か心が落ち着かず、サイトの更新に手を付ける事ができませんでしたが、月にのべ1万人の方が見てくださる当サイト、そろそろ再開しようと思います。
頑張ろう日本! そして野球のできる幸せを感じよう!!
今回のご報告は3月6日(日)に行われた2010年度の卒部式。11人の6年生を送り出した。私にとっても低学年から面倒を見た子供たちも多く、とても思い出深い世代だ。
それでは送り出した6年生と卒部会の様子を写真でをご紹介。
卒部式に先立って2月27日(日)に恒例の親子大会が行われた。結果は9−9の引き分け。親子で元気にグラウンドを走り回った。
卒部式の3月6日(日)には第10回送別大会の閉会式が行われた。優勝は越中島ブレーブス、準優勝は2回戦で東陽フェニックスを破った深川ライナーズ。参加した子供たちを囲むように各チームの子供や父兄がアーチを作る。
閉会式では今大会でホームランを放った子供たちを表彰、右から斎藤大地、キャプテン渕上聖司、一人おいて藤田大輔が表彰式に臨む。渕上聖司は2本ホームランを放った。
斎藤大地はホームラン賞のみならずサイクルヒットでも特別表彰。チームは最後まで無冠だったが、そのうっぷんを晴らすようにこの大会は個人賞ラッシュだった。この喜び、感覚を中学野球につなげてほしい。
送別大会では全員がメダルを授与される。最後まで学童野球を続けた子供だけがもらえるご褒美だ。私の長男も十数年前にもらった表彰状が自宅の机にまだ残されているが、きっと今でも思い出の一つになっているからだろう(その当時はまだ正式な大会ではなくお世話になった親に報いようという文言の入った表彰状だった)。
キャプテン渕上聖司。無口だが頭の中ではいろいろと考えている(はずだ)。墨田ポニーでは試合の流れを良い方向に変えることのできる強い選手になれ!
奥島哲。6年生後半はケガなどで出場機会が少なかったが、バッティングのパンチ力は特筆もの。中学に行ったらさらに自分の長所を伸ばしてパワーヒッターをめざせ!
受験のためにお休みしていたが、送別大会ではヒットもしっかり放った松浦伊洋。復帰後すぐに長距離走をこなしていたことからも体力は十分OK。武蔵中学に入ったら野球を思い切り楽しめ!
キャッチャーとして東陽フェニックスを引っ張った具志堅駿。墨田ポニーでもその強肩を披露してくれることだろう。緊張するなよ!
サードもショートもピッチャーも何でもこなすことのできる阿部亮介。江東ライオンズでは器用さだけでなくスピードもつけてもっと上をめざせ!
セカンドそして外野も守れる湯沢直也。この一年間で大きく成長した一人だ。中学になっても初心を忘れず常に努力を続けてもっともっとうまくなれ!
最後の試合でも必死にボールに食らいついてヒットを放った早坂玲。体の強さは素晴らしい。中学になったら淡白な性格にもう一味加えて中心選手をめざせ!
この大会、受験休みのブランクをまったく感じさせないプレーでチームを盛り上げた藤田大輔。彼は人にはない思い切りの良さがある、きっと勝負師なのだろう。武蔵中学では、その集中力、洞察力に加えてチームワークを覚えて、松浦伊洋と一緒に周りを驚かせ!
この大会ホームラン賞にサイクルヒット賞と賞づくめだった斎藤大地。彼とは小学一年生からの付き合いだが、体だけでなく野球の方もしっかりと成長していたようだ。平常心を忘れずに江東ライオンズでは大暴れしてくれ!
貴重なサウスポーとして安定したピッチングを見せてくれた浅川由樹。走ることによって随分とスタミナも付いてきた。墨田ポニーではさらに走り込んで制球力、球威に磨きをかけろ!
センターの山田宏樹。彼もこの一年間で守備だけでなくバッティングも大きく伸びた。中学では貪欲にいろいろなことに取り組んで自分の素質を大きく開花させろ!
2008年深川秋季大会開会式で記念撮影した写真。Cチームとして大会に出場するも、確かあっさりとレッドソックスに逆転負けを喫したのではないか。まだまだ彼らも小さかった。
こちらは今回の送別大会後の集合写真。背が高くなっているので「忍耐」のフラッグも隠れてしまう。「忍耐」、「我慢」を忘れずに、そして、「素質に限りあり、努力に限りなし」ということを覚えておいてほしい。
これが本当に学童野球最後のグラウンド挨拶。ひときわ大きな声で「ありがとうございます」の声が夢の島球場に響き渡った。中学での活躍が待ち遠しい。
ここからは3月6日に行われた卒部式の写真を紹介。卒部式には衆議院議員の柿沢未途さんが駆けつけてくれた。
キャプテンの継承式では、Aチームは渕上聖司から仲田愛加へ10番が手渡された。一昨年の中瀬有華に続いての女子キャプテン誕生だ。彼女の兄、仲田義及も東陽フェニックス出身、現在、名門鹿児島実業高校でエースめざして練習に励んでいる。
Bチームは中瀬将輝から鳥居稔太に継承された。今年のBチームは期待のチーム。5年ぶりの表彰状獲得に期待がかかる。
Cチームは佐能虎太郎から早坂陸へ継承された。Cチームも今年大学生になる子供たちの頃から表彰状が取れていない。まずマナー賞の獲得からめざしてみたい(マナー賞を取ると次の大会は優勝、なんてことがその昔続いたことがあった)。
6年生のお母様たち、長い間お疲れ様でした。しかし、中学、高校、もしかすると大学、プロ野球まで子供たちの世話は続きますので、お弁当作り、洗濯、応援と大変でしょうがもっともっと楽しんでください。私の家内なんて子育てが終了すると暇を持て余しています(なんていうと怒られますが)。
斎藤監督から紹介を受ける6年生たち。本当にこの子供たちとは思い出がたくさんある。卒部しても遊びに来てね。
次回の区議会議員選挙で、みんなの党から立候補予定の大矢根匠さん。東陽フェニックスの応援団の一人として随分とお世話になっている。卒部式にも柿沢未途さんと一緒に参加してくれた。
お世話になったお父さま、お母さまたちに感謝の気持ちを込めて花束を渡す6年生たち。安心して野球ができるのも、お父さま、お母さまの力があってこそのことだ。親は子供からの「ありがとう」の一言ですべての苦労が吹っ飛ぶものだ。
最後はやはり恒例となった伊藤さんのエールで卒部式は締められた。彼らには東陽フェニックスで一緒に過ごした時間、仲間をいつまでも忘れないでいてほしい。いつでも遊びに来てくれ、待ってるよ!