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東陽フェニックスCチーム、深川春季大会に登場!7月3日(日)に、ついに東陽フェニックスCチームが公式戦デビュー、深川春季大会二回戦となる越中島ブレーブス戦に登場した。
東グラウンドで開催となったこの試合、先攻の越中島ブレーブスが、先発の高橋歩が先頭バッターに四球を与えると、手堅くバントで二塁へランナーを進め、3番バッターがセンターへタイムリーヒットを放ち、早々に先取点を奪われる。さらに、投内連携のミスで1点を失い、初回から0−2とリードされる展開。さすが、優勝候補の一角を占める越中島ブレーブス、ミスを見逃さず、得点につなげて試合の主導権を握った。
二回表にも、越中島ブレーブスは、先頭バッターが四球で歩き、牽制のミス、暴投で三塁に進むと、9番バッターのセンターへタイムリーヒットで1点追加する。しかし、この場面、一気にやられるパターンだが、東陽フェニックスが、ここで踏ん張る。押せ押せで、三塁盗塁を試みたランナーを、キャッチャーの早坂陸が阻止。後続も抑え、何とか1失点で切り抜ける。
しかし、試合になったのはここまで。三回表に自力に優る越中島ブレーブス打線が爆発。先頭の3番バッターが、左中間へ三塁打を放つのを皮切りに、高橋歩の速球が甘く入ったところを、しっかり捉えられ、この回に打者13人に8安打を浴びて一挙に9点を失う。ミスもあったが、高橋歩の速球を、大振りすることなく、コンパクトなスイングで打ち返してきた越中島ブレーブス打線を褒めるしかない、たたみかける攻撃だった。
一方、東陽フェニックス打線は、相手投手に力負けし、ランナーを一人出すことができず、結局この試合、3回0−12でコールド負けを喫してしまった。
やはり越中島ブレーブスは強かった。
しかし、東陽フェニックスCチームも着実に進化しているのは確か。3月に新チームが結成され、ピッチャーの高橋歩は、フォームがメチャクチャでストライクが取れない、キャッチャーも固定できない、という厳しい状況で、奥島監督の下、基本に返って練習を積みながら、ここまで急成長を遂げてきた。
チーム結成時ならば、あっという間に越中島ブレーブスの猛攻に飲み込まれたのだろうが、彼らに比べて野球経験が短いながらも、ここまで食い下がれたのは、成長してきた証拠。このまましっかりと試合経験を積んで行けば、この子どもたちは、必ず強くなる、ということを、私はヒシヒシと感じる。
このひと夏、思い切り鍛えて、たくさん練習試合を経験して欲しい。
今から実りの秋を迎えることが、とても楽しみだ。
頑張れ、東陽フェニックス!
元気に試合前の挨拶。何か整列する姿も、このところ板についてきた。
ライトで先発出場した1年生の佐野颯穏。ライトゴロを狙うなど、野球の習得度は、チーム一かもしれない。自分の打順に代打を送られ、悔しがる負けじ魂が嬉しい。
キャプテンの早坂陸は、キャッチャーで盗塁を阻止、また、ワンバウンドピッチングを必死になって止めた。守りの要のポジションが似合ってきた。
ピッチャーの高橋歩。だいぶフォームが落ち着いてきて、制球が定まってきた。上手くなろう、という気持ちを持てば、もっともっと凄いピッチャーになれるぞ。
サードを守る2年生の阿部太陽。ボールへの執着心は人一倍強い。サードへ盗塁を試みるランナーを、見事タッチアウト。
セカンドの中瀬直輝。なかなかのセンスはあるのだが、もっと欲を持ってほしい。そして、努力を積んでほしい。
越中島ブレーブスの3番バッターは、構えもどっしりとして素晴らしい。レフトへ放った当たりは圧巻だった。ボールをタイミングは、東陽フェニックスの子供たちにも見習ってもらいたい。
ショートは3年生の野口錬。だいぶショートの動きが分かってきた。これからの成長が益々楽しみだ。
試合終了後のエールの交換。越中島ブレーブスは、グラウンドでのマナーなど、とてもしっかりしたチームだ。是非、深川春季大会を制してもらいたい(この後の試合も勝利し決勝進出を果たしている)。
試合後は、奥島監督と反省会。秋の大会に向けて、もうスタートが切られる。それぞれ目標を持って、この夏を有意義に過ごしてほしい。
グラウンド挨拶を終えて、長い一日が終了。さぁ、来週から新しい目標に向かって、一生懸命練習しよう。頑張れ、東陽フェニックスCチーム!