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東陽フェニックスAチーム、ニュー愛宕と練習試合

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東陽フェニックスAチーム、ニュー愛宕と練習試合!

10月27日(日)の15時から東陽フェニックスAチームが、大島小松川グラウンドにてニュー愛宕と練習試合を行った。この日の午前中は、前日の雨の影響でグラウンドが使えず、東陽フェニックスOBの飯嶋洋平選手(日比谷高→東大野球部)の応援を兼ねて、神宮球場へ東大立大戦を観戦に行った東陽フェニックスAチームだったが、14時半にはグラウンド入りして練習試合のための準備を整えた。

簡単に試合を振り返ると、東陽フェニックス先攻で始まったこの試合、初回に四球、相手ミスなどもあって4点を先取、その後も6回終了まで小刻み加点して合計11点を奪い、また、守っては佐藤亘、高橋歩、池谷錦乃助の三投手がそれぞれ持ち味を出して、ニュー愛宕打線を完封、11−0で勝利した。

しかし、点差ほど満足感を感じない勝利だったことも事実。

バントの失敗、サインミス、ポップフライを上げてしまいランナーの進塁を助けることができないなど、試合の流れを変えてしまいかねない凡プレーが続出してしまった。また、投手陣も、簡単に先頭バッターの出塁を許してしまう場面が多かったことが残念だった。やはり、先頭バッターを出さない集中力、工夫が大切であることを再確認して欲しい。

メジャーリーグや日本のプロ野球でも、特に先頭バッターを四死球で出塁させた時は、60%以上の失点率になるというデータがあるそうだ。ましてや学童野球、その失点率はもっと高いだろう。何年か前に子供たちと観戦にに行った全国学童軟式野球大会で、初回に3点を失ったが、それ以上の失点を許さず、攻撃では先頭バッターが出塁すると、すかさず盗塁で二進、さらにバントで三進すると、しっかりとスクイズを決めて1点、それをチャンスの度に繰り返し、ついに7回に逆転、そんなシブい試合を展開して勝ち上がったチームがあった。やはり、守備側であれば先頭を切ってアウトカウントを有利にする。その一方で、攻撃側であれば無死にランナーを出して、無死、一死の状態でランナーを得点圏に進める、ということが勝利の早道なのは間違いない。

東陽フェニックスの選手たちにも、どうすればもっと得点できるか、何をすれば失点を防げるか、という問題意識を持ちながら、常に向上心を持って創造的なプレーに挑戦して欲しい。

この試合に先立って、午前中に同じ大島小松川グラウンド(このグラウンドは雨に強いのだろうか、それとも管理する方々が融通が利くのだろうか)で、Cチームの試合が行われ、東陽フェニックスが序盤に奪われた失点を挽回して8−6で逆転勝ちした。

11月2日(土)から始まる3連休は、ABC各チームで公式戦が入る予定。

まず、Bチームが11月2日(土)の12時から深川公園で富岡大会一回戦となる元加賀戦。そして、11月4日(月)には、Aチームが12時から町田市立薬師中学にて関団連東京支部大会準々決勝で藤の台野球部、Cチームが14時から夢の島5面にて深川秋季大会準決勝で元加賀紅との一戦が控える。

ABC各チームには、失敗を恐れず思い切りチャレンジして欲しいと思っている。

頑張れ、東陽フェニックス!

試合前に素振りをする東陽フェニックスAチームの選手たち。

セカンドランナーの佐藤亘(四砂小6年)。投げて打って走ってこそ、
学童野球のエースなのだ。熱いプレーでチームを引っ張れ!

初回にタイムリーヒットを放った佐能凛平(東陽小5年)。だいぶ
振り負けなくなってきた。

第二リードからホームを窺う菅沢翔太(四砂小6年)。粗削りだが、
強肩俊足が持ち味、早く主軸を任される存在になって欲しい。

ニュー愛宕の先発投手は、初回こそ4点を失ったものの、粘り強い
ピッチングを見せた。

レフトで先発出場した中澤優介(東陽小5年)は随分集中力も持続する
ようになった。元々体は強い選手だ、これからが楽しみだ。

キャプテン早坂陸(豊洲北小6年)は、セカンドでは好守を見せ、
またトップバッターとしてチャンスメーカーの役目を果たした。

ライトで先発出場した阿部雅楽(東陽小5年)は、たとえ凡打でも
全力疾走だ。これができそうできないプレー、最後まであきらめない
プレーを続けて欲しい。

ファーストの坂口達也(四砂小6年)は、バッティングでも素晴らしい
当たりを飛ばした。見かけによらず器用な選手だ。あとは集中力!

キャッチャーの池谷錦乃助(四砂小6年)は、相手が盗塁をあきらめ
るほどの強肩を見せる。扇の要としてチームのけん引役を果たす。

晩秋の近くなると日の入りも早い。陽が落ちると一気に気温が
下がってくる季節になった。寒さ対策もしっかりと考えなければ
ならない。

リリーフ登板した高橋歩(三砂小6年)は、力のあるボールを
投げ込んだ。

ライトで途中出場した竹内良祐(南陽小5年)は、一球一球集中して
カバリングを行っていた。その気持ちが大事なのだ。

代打で出場した森秀磨(南砂小5年)。構えが自然になって、
ボールを捉えられるようになった。

ニュー愛宕の皆さま、ACチームの練習試合にお誘いいただきまして、
どうもありがとうございました。また是非お手合わせをお願いいたします。

 
2013.10.31 Thursday 16:36 | comments(0) | - | 

東陽フェニックスAチーム、OBの飯嶋洋平選手を応援

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東陽フェニックスAチーム、OBの飯嶋洋平選手を応援!

10月27日(日)に神宮球場で行われた東京六大学リーグ東京大学対立教大学の一戦を東陽フェニックスAチームが観戦した。東京大学野球部には、このブログでも何回か取り上げた東陽フェニックスOBの飯嶋洋平選手(日比谷高校野球部→東京大学)が所属。彼も大学4年生となり、最後のシーズンを迎えたが、この試合では8回裏に代打で出場し、ショートゴロに倒れたものの、試合中は、終始、チームの勝利のために副将としてベンチワークをこなす姿を東陽フェニックスの子供たちに見せてくれた。

この日は、前日の台風の影響による雨もすっかり上がり、まさに天高く秋晴れの天気、絶好の野球日和となった。集合場所で、軽くトレーニングを行った東陽フェニックスの選手たちは、大学野球の観戦、そして飯嶋洋平選手の応援のためにスタッフの車に分乗して神宮球場に向かう。

第一試合となる東大立大戦だが、第一試合のチームには、試合前にフリーバッティングができる特典があるので、是非、東陽フェニックスの選手たちにも、大学生のテーマを持ったフリーバッティングを見せたくて早めに球場に到着。丁度、立教大学がフリーバッティングをはじめるところだったが、シートに座るとすぐに大学生たちのバッティング、守備を見ながら感じたことを野球ノートに一生懸命に記録していた。

その後、両チームがシートノックをはじめると、外野手の肩の強さに驚きの表情。そして定刻の11時にプレーボール、東大のエース辰亥投手(2年、高松高)が、初回こそホームランで1点を失ったものの、8回途中まで2失点の好投を見せる。一方、それに負けじと立大の斉藤投手(2年、成田高)も、ヒットでランナーを許すが点を与えない粘り強いピッチング。

2点をリードされた8回裏に、東陽フェニックスOBの飯嶋洋平選手が代打で登場。東陽フェニックスの選手たちも「飯嶋さぁーん」と声援を送る。代打の鉄則、初球の甘いボールを鋭いスイングで打ち返した飯嶋洋平選手だったが、その強い打球をショートに好捕され、残念ながら出塁することはできなかった。

9回表が終了した時点で、午後からの練習試合のために球場を後にした東陽フェニックスの選手たちだったが、その昔、父母会長として学童時代の飯嶋洋平選手を知る私の家内も応援に来ていたが、その家内から、9回裏に東大が反撃して2点を奪って延長戦に突入、という知らせを受ける。これは久しぶりの白星か、と思われたのもつかの間。その後の家内からの報告で、残念ながら10回表に3点を奪われて、2−5で敗れたとのことだった。

しかし、大量失点を繰り返していた今までの東大ではなく、甲子園組を揃える他大学と競った試合が増えてきたのも事実だ。元巨人の桑田がコーチに就任して、その効果が表れてきているのだろうか。とにかくこれからの東大の活躍がとても楽しみ、ちなみに私の大学時代は、東大は都立国立高校や盛岡一高の甲子園組の選手を揃え、赤門旋風を巻き起こし、リーグ戦で4位に食い込んだこともあった。

ところで、翌日行われた第二戦は0−3で東大が敗れ、立大に勝ち点を献上したが、飯嶋洋平選手の出番はなかったようだ。我々が応援に行った試合が、大学4年生の彼にとって、まさにラストゲーム。彼の神宮での雄姿を目に焼き付けることができて、本当に良かったと思う。

洋平、本当にお疲れ様でした、またメシでも食おうぜ。

頑張れ、飯嶋洋平!

頑張れ、東陽フェニックス!

神宮のいちょう並木も黄色く色づいてきた。

1時間前に到着してフリーバッティングを見学。

バント、バスター、内外角のボールをきれいに打ち返す大学生の
フリーバッティングは、見ているだけでも気持ちが良い。

フリーバッティングが終了し、シートノック前にキャッチボールをする
飯嶋洋平選手(日比谷高→東大4年)。

試合前のエールの交換。東大の団旗が秋風になびく。

ベンチ入りメンバーの発表だ。1年生からベンチ入りしていた
飯嶋選手も早いもので4年生。私たちを楽しませてくれた。

シートノックを終了してベンチに引き上げる飯嶋洋平選手。

立教大学のシートノック。ボール回しでは、がっちりと両手で
捕球する。

捕球姿勢もしっかりボールに正対して、捕球したらすぐにステップを
踏んで送球に入る。

ゴロ捕球も低い姿勢からボールに入り、しっかりグローブをボールに
向けて左足の前で捕球する。大学野球は基本に忠実なので、観戦する
野球少年たちにとっても良いお手本となる。

整列のためにチームメイトとダッシュで向かう背番号6の飯嶋選手。

「礼に始まり礼に終わる」、大学野球も学童野球もやることは
変わらない。

東大の先発は辰亥投手(2年生、高松高)。8回途中まで2失点に
立教打線を抑えた。

立大の先発の斉藤投手(2年生、成田高)は140キロを超える速球を
武器に東大打線を8回まで零封。しかし、9回表につかまり2失点、
土壇場で追いつかれた。両投手ともに、まだ2年生なので、これから
が楽しみだ。

東大の応援席に迷い込んだ(!?)父母会の菅沢さんと高橋さん。
とはいえ東大カラーの鉢巻きを締めて応援に燃えていた。

再三のチャンスにヒートアップする東大運動会応援部。一昔前は、
応援の人数も少なかったが、六大学人気もあるのか凄く増えて来た。

8回裏に浜田監督から代打を告げられる飯嶋洋平選手。

初球から積極的に打って出て、好守に阻まれてショートゴロに
終わったものの、思い切りの良さを見せてくれた。

前列左から二人目が、東陽フェニックス時代の飯嶋洋平選手。
5年生の時に、江東ライオンズ杯で三位に入賞した時の写真だ。
本当に立派になった。
2013.10.29 Tuesday 17:34 | comments(0) | - | 

東陽フェニックスOB、清和大学の小林雄士郎選手が千葉大学リーグで活躍

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東陽フェニックスOB、清和大学の小林雄士郎選手が千葉大学リーグで活躍!

10月26日(土)に市原ゼットエーボールパークにて千葉県大学野球連盟1部リーグの清和大学対敬愛大学の第一回戦が行われ、東陽フェニックスOBの小林雄士郎選手(二松学舎付属高校野球部→清和大学3年生)が9番レフトで先発出場した。試合は5-2で清和大学の勝利、小林雄士郎選手も勝利に貢献した。

春のリーグ戦で中央学院大学との入れ替え戦に勝って、秋季リーグでは一部リーグへ昇格した清和大学は、この日の勝利で一部残留を決めた。小林雄士郎選手も、入れ替え戦の時は、大事な場面での代打起用されたが、今季は副将として先発出場する場面が増えていた。この試合でも、バッティングでは3打数無安打に終わったものの、守備では、レフトで大飛球を好捕、また、ベンチから大声でチームを鼓舞して勝利に大いに貢献した。

現在、大学野球で活躍する東陽フェニックスOBは、大学4年生では、東京大学(東京六大学野球連盟)の飯嶋洋平選手(日比谷高野球部)、八戸学院大学(北東北大学野球連盟)の山口祐希選手(東海大相模高野球部)、大学3年生では、清和大学(千葉県大学野球連盟)の小林雄士郎選手(二松学舎大付属高校野球部)、大学2年生では、慶應義塾大学(東京六大学野球連盟)の北口理人選手(慶應義塾高野球部)、大学1年生では、東京新大学野球連盟の駿河台大学の齊藤宏貴選手(横浜高野球部)らがいる。どの選手たちも、私にとってとてもなじみの深い子供たちばかりだ。本当に野球が好きで好きで、東陽フェニックス時代も汗だく、泥だらけになって一生懸命に野球に取り組んでいた。

東陽フェニックスでも、なかなか大学まで硬式野球を続ける選手は少ない。どの地域の大学野球連盟からもプロ野球選手が生まれるように、今や大学野球のレベルは非常に高いので、野球への高い志と熱い想い、そして体力、技量がなければプレーを続けることは、とても難しい。そんな厳しい場で勝負する彼らには、自分の夢に向かって、失敗を恐れずに全力でチャレンジしてもらいたいと思っている。

頑張れ、東陽フェニックス大学生OB!

この日は時折小雨の降る寒い天気、しかし、選手たちはグラウンドで
熱い戦いを繰り広げた。市原ゼットエーボールパークは、
今夏、東陽フェニックスが参加したコスモス国際親善大会の開会式が
行われた球場だ。人工芝の素晴らしい球場だ。

試合前のシートノックで外野フライを取る小林雄士郎選手。

ラスト一本のノックでは、思い切りダッシュしてバックホームだ。

清和大学の9番レフトで先発出場。

整列のためにベンチを飛び出す清和大学の選手たち。

さぁ、試合開始だ。大学野球でも、しっかり整列して挨拶をする。

レフトの守備に全力疾走で向かう小林雄士郎選手。

ピッチャーの一球一球に集中する。

敬愛大学のピッチャーは下手投げ、中盤まで清和打線は苦しめられた。

清和大学のピッチャーは真っ向勝負の本格派だ。

この回の先頭バッターとなった小林雄士郎選手は、ネクストバッターズ
ボックスでプロテクターを付けて準備する。

学童時代、中学時代(江東ライオンズ)はスラッガーで鳴らした
小林雄士郎選手、その打棒は大学でも健在だ。

ベンチからも副将としてチームメイトに声援を送っていた。また、
バッターが出塁しても、進んでプロテクターを受け取りに行くなど、
彼のチームに貢献する姿勢は昔から変わらない。

4回表に先取点を奪われたものの、5回裏に相手エースをつかまえて
逆転に成功。7回裏にも2点を追加してリードを広げ、結局、5-2で
清和大学が勝利して一部残留を決めた。

二松学舎大付属高野球部時代の小林雄士郎選手(写真左)。高校3年生の
夏の大会、国学院大付属高と試合でシートノックを受けていた。隣の
選手は、昨年、広島東洋カープに内野手として入団した鈴木誠也選手。

学童時代はもとより、中学、高校時代もスラッガーとして活躍した。
野球への情熱は変わらない。リーグ戦が一段落ついたら、また
東陽フェニックスへ来て、現役の選手たちに君の情熱を伝えてくれ!

ここからは話題が変わるが、10月20日(日)の午前中に野球教室が
行われ6年生が参加した。この日は、あいにくの雨だったが、
大島西中の体育館でジャイアンツアカデミーのスタッフから熱心な指導を受けた。

こちらの写真は、10月16日(水)に東京ドームで行われたCSシリーズ
巨人対広島を観戦、ご存じのように巨人が三連勝で日本シリーズ
進出を決めた。試合自体はとても緊張感があって面白いのだが、
もし、広島が勝って日本シリーズに出てしまったら、と思うと
CSについては、ちょっと複雑な気分だ。

巨人が2点を先行されるも4回にロペス選手の犠牲フライ、6回には
坂本選手の同点ホームラン、そして7回には、2失点につながるエラーを
した村田選手が勝ち越しのライト前ヒット、と打つべき人がしっかり
仕事をして勝ち取った勝利だった。26日(土)から始まる楽天との
日本シリーズがとても楽しみだ。
2013.10.25 Friday 16:20 | comments(0) | - | 

東陽フェニックスAチーム、関団連東京支部大会でベスト8進出

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東陽フェニックスAチーム、関団連東京支部大会でベスト8進出!

10月14日(月)の14時から豊洲グラウンド(東雲メッツ面)で、関団連東京支部大会二回戦が行われ、東陽フェニックスAチームは東雲メッツと対戦した。

前週の第50回深川秋季大会では深川ジャイアンツに苦杯を喫し二回戦敗退、この日の試合に再起をかけて臨んだ東陽フェニックスAチームは、初回から相手のミスを見逃さず、6点を挙げる猛攻を見せて、その後も攻撃の手を緩めず5回10-1でコールド勝ち、ベスト8進出を決めた。次の相手は西東京ブロックでベスト8に勝ち残った藤の台少年野球部、今年6月に行われた全日本学童軟式野球大会都大会(高円宮賜杯マクドナルド・トーナメント)にも出場した強豪チームだ。東陽フェニックスの選手たちには、失敗を恐れずに全力で立ち向かって欲しいと思っている。

この試合を簡単に振り返ると、1回表に先頭バッターの早坂陸が四球で出塁すると、高橋歩、池谷錦乃助、森秀磨らのヒットと相手ミスが重なって、打者10人で6点を挙げて試合の流れをつかむと、その後も追加点を奪って5回までに10-0と完全な東陽フェニックスのペース。守っては先発の佐藤亘が前週の悔しさを晴らすようなピッチング、バックもテンポ良く守り、4回まで無失点に抑える。最終回となった5回裏に、不用意な一球を投じてレフト柵越えのホームランを打たれたこと以外は、ほぼ完璧に相手の攻撃を封じることができた。

とはいえ、攻撃面でもサインミスや相変わらずの大振りでランナーを進められない場面がいくつもあった。また、最終回に前の一球でフルスイングしてくる相手バッターに、不用意な一球を投じて一発を食らったバッテリーの配球はいただけない。そろそろ「力対力」を、単純に「ただ力いっぱい投げ、力いっぱい打つ返す」と勘違いしないことが大切である、ということを理解して欲しい。さもなければ、「打ち損じ、投げ損じ」の大味な野球しかできず、隙を見せない強豪チームに対して、いつまでたっても勝利することは難しい。

野球はサッカーやバスケットのようにボールをゴールに入れて得点するスポーツではない、ランナーがホームベースを踏んではじめて得点できるところに特異性がある。攻撃であれば、得点するまでに、ランナーが出る、進める、返す、というプロセスが必要となるし、守りでは、それをいかに防ぐか、ということが課題となる。また、ピッチャーが一球、一球を投じる間に、それぞれのプレーヤーが考える「間」があることが野球の特徴だ。いわゆる野球はパワーだけでなく、「考えるスポーツ」と言われる所以でもある。

Aチームにも、そろそろ「考えること」に楽しさを感じて欲しい。プレーの短い間で色々と考えて、修正し決断することも大事なこと。そして、試合が終わってから、「なぜうまく行かなかったのか、なぜだ」と自問自答しながら、「ではうまくやるにはどうすれば良いのか、そのために何をすべきか」と問いかけ、練習し、そして、実際の試合の時に、壁を乗り越えたと思える充実感、そこからくる楽しさを実感して欲しいのだ。それこそが、まさにエンジョイ・ベースボールの本質なのだ、ということを6年生たちには、そろそろ感じで欲しいと思っている。

関団連東京支部大会では久しぶりのベスト8進出、次の相手は前述のように西東京ブロックで勝ち抜いてきた藤の台少年野球部(町田市)。いつもと違うエリアの強豪チームと試合ができることは、東陽フェニックスAチームの選手たちにとっては、とても良い経験になるはずだ。思い切りぶつかって、自分たちの力を試すとともに、試合を通じてたくさんの思い出を作って欲しい。

頑張れ、東陽フェニックスAチーム!

いつも通りに試合前に気合を入れる東陽フェニックスの選手たち。

前週の負けをしっかりと反省するためにも、この試合はとても
大切だ。

トップバッターの早坂陸(豊洲北小6年)は、初回に四球で出塁して
先取点のチャンスを作り、チームに勢いを付けた。

4回表に三塁打を放ったサードの菅沢翔太(四砂小6年)。打棒復活か。

この日はコンパクトなスイングを心がけて4安打、チャンスメーカー、
そしてポイントゲッターの両方の役目を果たした。

団旗の横でピースサインを送る一沢直起(東陽小5年)。

レフトの渡辺駿(五砂小6年)は、課題だった守備は完璧にこなし、
前回と同様にヒットエンドランで飛び出したランナーを強肩で刺した。

最終回に食らった一発はキャッチャー池谷錦乃助(四砂小6年)の
責任と自覚して欲しい。しかし、これも経験を積まなければ分から
ないこと。次に生かせば良いことなのだ。

ピッチャーの佐藤亘(四砂小6年)は5回1失点と上々のピッチング
だったが、もっともっと上をめざして欲しい。それには完全試合やる
くらいの集中力と気概が必要だ。

控えの選手たちも声を出してチームを盛り上げる。

ファーストの坂口達也(四砂小6年)は、外野からの返球に素早く
反応してベースタッチに行って、飛び出したランナーを間一髪で
アウトにした。

内野ゴロでも全力疾走した森秀磨(南砂小5年)は、勢いでファースト
へヘッドスライディング。駆け抜けた方が早いかもしれないが、
セーフになりたいという強い気持ちは認められる。

センターを守った佐能凛平(東陽小5年)。小技を利かせて
チームに得点をもたらした。

ライトで途中出場した中澤優介(東陽小5年)は、ライトのファウル
フライを好捕、また、送りバントもしっかりと決めて、チームの
勝利に貢献した。

この日も父母会の皆さまの大声援に後押しされて、選手たちは
のびのびとプレーすることができた。東陽フェニックスの選手たちは、
本当に幸せだ。

試合終了後にエールの交換をする両チームの選手たち。

父母会の皆さまに応援のお礼をする東陽フェニックスの選手たち。

バットもブランド品ばかり、これで打てないわけがない(はずだ)。

前週の敗戦の反省と合わせて、この試合の反省会は開かれた。
次回の相手は強豪の藤の台少年野球部だが、臆することなく、
がむしゃらに戦って欲しいと思っている。

この試合、カメラマン兼応援に駆け付けてくれた東陽フェニックスOBの
早坂怜(深川5中3年、野球部)。夏の中学最後の大会は、惜しくもブロック
大会決勝で敗れて都大会出場を逃したが、その悔しさを胸に、やり残した
ことは高校野球で挑戦するそうだ。活躍を楽しみにしてるぜ(その前に
受験勉強があるが頑張ってくれ)。

 
2013.10.17 Thursday 11:15 | comments(0) | - | 

東陽フェニックスCチーム、第50回深川秋季大会でベスト4進出

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東陽フェニックスCチーム、第50回深川秋季大会でベスト4進出!

10月14日(月)の体育の日の祝日に第50回深川秋季大会Cクラス三回戦が行われた。東陽フェニックスはACチームが既に敗退し、Cチームが最後の砦として豊洲ジュニアキング白と対戦。平川真の大会第8号となるホームランを含む8安打と自慢の打線が爆発して12-0で3回コールド勝ちを収めて準決勝進出を決めた。

豊洲ジュニアキング白が先攻で始まったこの試合、1回表に先発の佐藤大輝が四球を許すも牽制でピンチをしのぎ無失点に抑えると、その裏、平川真の大会第8号となるホームランなどで5点を挙げて、東陽フェニックスが有利な展開を作る。その後も打線好調な東陽フェニックス打線が、豊洲ジュニアキング白を攻め続け、2回裏にも二点を追加。三回表からリリーフのマウンドに立った江崎唯斗は、四球を与えたものの危なげなく後続を断つと、その裏には、佐野颯穏のヒットを皮切りに、続く八木穂乃佳もピッチャー強襲ヒットで続き、つながりを見せた打線は、藤田悠がとどめの三塁打を放ち、この回、5点を加えて10-0のコールド勝ちを収めた。

大勝して準決勝に進出を決めた東陽フェニックスCチームだが、Cクラスで東陽フェニックスが準決勝に進んだのは、本当に久しぶりのことだ。確か2000年の春に準優勝した後に、三位、優勝と毎年のように上位に食い込んだが、その後、なかなか表彰台に上がることができなかった。今回、準決勝まで進んだ東陽フェニックスCには、心から感謝するとともに、是非、この勢いで優勝旗を勝ち取ってもらいたい。

次の相手は元加賀紅、危なげなく準決勝まで駒を進めてきている強豪チームだが、今の東陽フェニックスCチームと実力は五分、好試合が期待される。東陽フェニックスCチームには、失敗を恐れず、たとえ失敗しても仲間で助け合い、そして自分のため仲間のために大きな声を出してがむしゃらに戦って欲しい。

頑張れ、東陽フェニックスCチーム!


キャッチャーの山中翼(九段小4年)は佐藤大輝、江崎唯斗の
二人のピッチャーを好リード。打撃では二つの四球を選んで
トップバッターの役目を果たした。

先発の佐藤大輝(四砂4年)は2回を無失点に抑える好投を見せた。

キャプテン阿部太陽(四砂小4年)は4番ショートで2安打を放った。

ファーストの平川真(四砂小4年)は、初回に大会8号となるホームランを
放ち、チームに勢いをつけた。

ライトを守った佐野颯穏(東陽小3年)は、得意のバッティングで
3回裏にヒットを放ちコールドゲームの口火を切った。

レフトで先発出場した黒柳恭吾(南砂小4年)。

セカンドを守った山中剛(九段小4年)は、大きな声でチームを
引っ張った。

3回表にリリーフした江崎唯斗(三砂小4年)は、四球を与えた
ものの、危なげないピッチングで無失点。さらに打撃では二つの
四球を選んでチームの勝利に貢献した。

レフトで途中出場した八木穂乃佳(南砂小4年)は、3回裏に
ピッチャー強襲ヒットを放ち、自身の公式戦初ヒットを記録した。
入部当初より足も速くなり、自信がついてきたせいか積極性が出て
来た。練習に真剣に取り組んでいる姿勢が素晴らしい。

控えの選手は、いつでも試合に出られる準備をしておくことが
大切だ。大きな声でアピールしよう。

ベンチから声援を送る東陽フェニックスCチームの選手たち。

準決勝進出おめでとう!次も絶対に勝とうぜ。

大会第8号を放った平川真が本部席で表彰を受ける。チームメイトも
祝福だ。

菅原会長からホームラン賞と記念ボールを受け取る平川真。体も
大きくスラッガーの素質は十分だ。玉井駿介(2002年度卒部)が
作った通算13本のチーム・ホームラン記録を抜いて欲しい。

 
2013.10.17 Thursday 11:00 | comments(0) | - | 

東陽フェニックスの中学生OBが練習をサポート

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東陽フェニックスの中学生OBが練習をサポート!

10月13日(日)に東陽フェニックス中学生OBの具志堅駿、渕上聖司の二人が練習をサポートしてくれたので、そのご報告。彼らは、現在、二砂中の三年生、野球は墨田ポニーに所属しているが、11月中旬まで行われているコルト大会を残すのみとなった。この日は、試合がなく、また墨田ポニーの練習も休みだったため、練習を手伝いに来てくれた。

午前中は、具志堅駿にはキャッチャーの捕球とバント、渕上聖司には内野のゴロ捕りをみっちりと教えてもらった東陽フェニックスの現役選手たち、午後からは、渕上聖司と具志堅駿にバッテリーを組んでもらいケースバッティングを行った。また、東陽フェニックスの選手たちは、キャッチャー具志堅駿の強肩相手に盗塁を試みるが、ショートを守った渕上聖司のタッチプレーにも阻まれて、ことごとく挑戦を跳ね返されていた。

中学生のパワーと技術に圧倒されながらも、その雰囲気に触れることのできた東陽フェニックスの選手たちにとっては、とても有意義な一日となった。また、もはや見本を見せるには頼りなくなった私にとっても、選手たちに生で見せることのできる中学生二人のプレーは最高の見本、とても助かったことは言うまでもないことだ。

この日、とても素晴らしい練習を行うことができたのも、君たち二人のおかげだ。是非、また時間が許す限り、東陽フェニックスに顔を出して、選手たちに見本を示して欲しい。

またよろしく頼むぜ!

頑張れ、具志堅駿、渕上聖司!

頑張れ、東陽フェニックス!

前日の練習では池谷応援団長の護送車で全員が移動。これもなかなか
楽しそうだ。

前日は東グラウンドで日が暮れるまで練習した。広いところで
練習する機会が少ないため、どうしても野球用のグラウンドを
借りられた時は練習が長くなってしまう。日暮れるまで練習、
というのもこれは東陽フェニックスの伝統だ。

翌日の練習では、朝から東陽フェニックスの中学生OB具志堅駿と
渕上聖司の二人が練習をサポートしてくれた。

具志堅駿は、キャッチャーの池谷錦乃助(四砂小6年)と森秀磨
(南砂小5年)にキャッチングを指導。

具志堅駿はバントも実演付きで指導してくれた。

渕上聖司は内野のゴロ捕りを指導、一つ一つ優しく丁寧に教えて
くれた。

低く構えた姿勢からボールに向かって正面のゴロはボールの右側から
入る。

ゴロを捕りに行く前にシャッフルしてゴロに合わすことが大切だ。

低い姿勢で捕球、グローブをはめる左の手ひらは、ボールに対して
正面を向けることが大切だ。実際、ボールに対して横からグローブを
出す選手も多い。素手で練習すると正面に向ける意識が高まる。

捕球の姿勢を示す渕上聖司。右手を添えながら左足内側前で捕球する
ことによって、低い姿勢が保たれると最後までボールを見ること
ができると同時に、スムーズに送球態勢に入れる。構えから捕球まで、
ほとんど頭の位置が変わらないことに、選手たちも驚いていた。

捕球時に股割ができているかどうかを確認する渕上聖司。

見本を示しながら指導すると、現役の選手たちも意識が高まって、
みるみる上達して行くのが分かる。

ランチタイムの一コマ。随分と二人とも男らしい面構えになった。

一日付き合ってくれてどうもありがとう。学童を指導することに
よって、自分のプレーも再確認できる。是非また来てください。

中学生OBの二人も現役の選手たちに加わってクールダウン。バックに
ススキが見えるが、秋も深まって来た。彼らには高校野球が始まる
来春まで準備を怠らず、残りの中学生生活を過ごして欲しいと思う。

2年前の中学1年生の時に練習を手伝ってくれた時の写真。まだ
幼さが残る。彼らはいつも東陽フェニックスを気にかけてくれて、
時間があったら必ず顔を出してくれ、私にとっては頼もしい存在だ。
OBが練習を手伝いに来るのも東陽フェニックスの良き伝統だ。
二人の隣で鼻血を噴いているのは、4年生の時のキャプテン早坂陸
(豊洲北小6年)。


 
2013.10.17 Thursday 10:53 | comments(0) | - | 

東陽フェニックスOB横浜DeNAベイスターズ小杉陽太投手の近況

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東陽フェニックスOB横浜DeNAベイスターズ小杉陽太の近況!

久しぶりに東陽フェニックスOBの横浜DeNAベイスターズの小杉陽太投手と会う機会があった。先月、肩の手術を受けて、現在、横須賀にあるグラウンドでリハビリ中。回復は順調で、ランニングもこなしながら、今月末にはキャッチボールも開始できるとのことだった。

手術直後に会った時は、靴下を履くのも苦労していたが、順調な回復ぶりに小杉さんの表情も明るい。今はドクターと主治医の管理の下、肩の可動域を徐々に広げていく状態だが、これも復活のためのプロセスの一つ。焦らずにじっくりと取り組んで欲しいと思っている。

来年2月から始まる沖縄キャンプでは、再びマウンドで雄姿を見せてくれることだろう。

今からその日が待ち遠しい。

頑張れ、陽太!

小杉陽太さんと横須賀にある横浜DeNAベイスターズ総合練習場で会った。
先月に行われた手術から順調に回復、彼の表情も明るい。今は軽いランニングに
肩のリハビリ中。近々キャッチボールも開始するそうだ。

この日は昼過ぎに行ったため、あらかた練習は終了していたが、
来季に向けたスタートは既に切られている。

背番号66のプロ2年目の西森捕手が高浦コーチのノックをひたすら受ける。

高浦コーチは選手名鑑で調べると61歳、情熱を持って若い選手の
練習に徹底的に付き合っているから若さを保てるのだろうか。

総合練習場の隣には海上自衛隊の基地がある。この日も護衛艦が
停泊していた。

これは余談だが、横須賀には私の大好きな場所である三笠公園が
ある。日露戦争の時に活躍した連合艦隊の旗艦だった戦艦三笠が、
その威容を見せている。私は乗船するだけで心が燃え上がってくるのだ。

戦艦三笠の艦橋は、私にとってのパワースポットだ。目の前に
大海原が広がっていることを想像するだけでワクワクする。

艦尾には旭日旗、そしてマストにはZ旗が翻る。日本海海戦の
時に、「皇国ノ興廃此ノ一戦ニ在リ、各員一層奮励努力セヨ
という意味を持たせてZ旗を掲揚したことは有名だ。それから
負けられない勝負に挑む時、『勝利』を祈願して用いられているが、
東陽フェニックスの試合に時にもZ旗を掲げて臨もうかと思う。

 
2013.10.10 Thursday 22:54 | comments(0) | - | 

東陽フェニックスCチーム、第50回深川秋季大会で三回戦進出を決める

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東陽フェニックスCチーム、第50回深川秋季大会で三回戦進出を決める!

10月6日(日)の14時から、豊洲グラウンド(メッツ側)で第50回深川秋季大会Cクラス二回戦が行われ、東陽フェニックスCチームは強豪の深川レッドソックスと対戦、初回に2点を奪われたものの、その裏すぐに追いつき、さらに2回裏に1点、4回裏にも2点を追加して相手エースを攻略。守っては先発の阿部太陽が5回を2失点に抑えて5-2で勝利、今春敗れた深川レッドソックスに雪辱するとともに三回戦へ駒を進めた。

1回表の深川レッドソックスの攻撃、東陽フェニックスの守備陣は、立ち上がりの硬さからエラーなどで2点を失い、なお一死満塁のピンチに、先発のマウンドを任せられたキャプテン阿部太陽が仁王立ち。この大ピンチにバックも良く守って、56のダブルプレーを完成させて大量失点を許さなかった。そしてその裏には、すぐに同点に追いついて試合を振り出しに戻すことに成功する。

まさに初回の攻防が、この試合の勝利の分かれ目だったのだろう。ピンチをしのいで、すぐさま同点に追いつき東陽フェニックスに試合の流れを引き寄せた。

後は前述の通り、春に敗れた相手エースを、チーム一丸になって攻略して逆転に成功、細かいミスはあっても、失敗を恐れない思い切ったプレーでピンチしのぎ勝利をものにした

山中監督によると、ベンチに残った選手たちの支えも勝利貢献した大きな要因だったとのこと。試合前、それぞれの選手に与えられた役割をしっかりこなして、しかもベンチからの大声援、まさに全員野球でもぎ取った勝利だった。

次の試合は、10月14日(日)の11時から夢の島グラウンド5面(一塁側ベンチ)で豊洲ジュニアキング白と対戦する予定。油断することなく全員野球で勝利して、ベスト4入りをめざして欲しい。

頑張れ、東陽フェニックスCチーム!

試合開始だ、元気良く行こうぜ!

この試合マスクをかぶった山中翼(九段小4年)はトップバッターも
務めた。

サードの江崎唯斗(三砂小6年)は2安打の大活躍。

ショートで出場した佐藤大輝(四砂小4年)はピンチにも声が
出ていた。

センターで先発出場した藤田悠(豊洲北小3年)。

ファーストを守った平川真(四砂小4年)。

ライトの佐野颯穏(東陽小3年)。1年生の時から試合に出ている
選手だ。

セカンドの山中剛(九段小4年)は、4回裏に三塁打を打って、
ダメ押しの得点を挙げた。

深川レッドソックスのエースピッチャーも素晴らしいピッチングを
披露した。

レフトを守った黒柳恭吾(南砂小4年)は、4回裏に内野安打を
放ってダメ押しのチャンスを作った。

立ち上がりこそもたついたが、後はバックにも助けられてマウンドを
しっかりと守った先発のキャプテン阿部太陽(四砂小4年)。

ベンチに置かれたヘルメットをきれいに並べる平川光希(四砂小3年)。
結構、几帳面だね。偉いぞ。

応援していただいた父母の皆さまにお礼をする東陽フェニックス
Cチームの選手たち。

試合後、山中監督から話を聴く。次も勝って、約10年ぶりとなる
Cクラスでの表彰状を手に入れようぜ。
2013.10.08 Tuesday 15:28 | comments(0) | - | 

東陽フェニックスAチーム、第50回深川秋季大会二回戦で敗退!

JUGEMテーマ:スポーツ
東陽フェニックスAチーム、第50回深川秋季大会二回戦で敗退!

10月6日(日)の11時から辰巳グラウンド(団地側)で第50回深川秋季大会Aクラス二回戦となる東陽フェニックス対深川ジャイアンツの一戦が行われた。

白熱した接戦となったこの試合、両チームともにチャンスを作るが、エースがともに踏ん張りバックもミスなく守り立てて、息詰まる投手戦となった。

0行進が続いたが、決着がついたのは最終回となった7回表、深川ジャイアンツが一死二三塁とした場面でスクイズを成功させ、ついに均衡が破れる。さらに内野のミスで決定的な一点を奪われた東陽フェニックスが、その裏の攻撃を完璧に抑えられ、結局、0-2で完封負けを喫した。東陽フェニックスAチームは深川ジャイアンツの5年生エースの速球について行けず12三振を奪われて、自慢の重量打線も火を噴くことなく、残念ながら二回戦敗退となった。

前日の雨で試合の開催が危ぶまれたが、夢の島グラウンドから辰巳グラウンドに場所を移し、審判団の皆さんの懸命なグラウンド整備のおかげで何とか1時間遅れでプレーボールとなった。先攻深川ジャイアンツで始まったこの試合、先発の佐藤亘が三者凡退に抑えて上々の立ち上がりを見せる。しかし、その裏、東陽フェニックスも相手5年生エースの力のある速球を打ちあぐみ、同じく三者凡退に終わり、初回から投手戦の様相を呈する緊迫した試合となった。

二回表は先頭バッターを内野エラーで出塁を許すが、続くバッターのレフトフライでエンドランでスタートしたランナーを、レフトの渡辺駿斗が好送球で一塁で刺し、ピンチを切り抜ける。その裏、東陽フェニックスも、4番の池谷錦乃助がヒットで出塁、しかし、後続のバッターが相手ピッチャーの速球に全くタイミングが合わず得点につなげることができなかった。

前半戦の最大の山場は三回裏の東陽フェニックスの攻撃。一死から森秀磨がヒットで出塁、続くバッターが倒れて二死となるが、高橋歩がヒットでしぶとくつなぎ、さらに佐藤亘も内野エラーで出塁、二死満塁のチャンスを作る。ここでバッターは東陽フェニックスの主砲池谷錦乃助。しかし、相手エースも5年とはいえ、この春、上級生相手に都大会出場までチームを導いた剛腕投手、力と力の対決となったが、池谷錦乃助が内角球を詰まらされ投ゴロに倒れ、東陽フェニックスはチャンスを生かすことができなかった。池谷錦乃助の強打に恐れることなく真っ向勝負を挑んで来た相手エースを褒めるしかない場面だった。

その後、両チームともにランナーを出してチャンスを作るが、要所を締めるピッチングと堅い守りで得点を許さず一歩も引かない構え。特に5回表には一死からヒットで許したランナーをボークで二塁に進めてしまうが、練習を重ねて来た牽制でピンチを逃れる。一方攻撃では、5回、6回と一死からランナーを出してチャンスを作るが、期待された主軸のバットが相手エースの速球に空を切り、三振の山を築くばかりでランナーを進めることすらできない状態が続く。下位打線はもとより、6番までの上位打線も8三振を奪われ、相手エースの剛球の前に屈するしかなかった。

すると最終回となる7回表の深川ジャイアンツの攻撃、2番から始まる上位打順を迎えると、佐藤亘が先頭バッターに上手くミートされ打球は左中間へ、無死のランナーを許してしまう。さらに続く3番には四球を与え、無死一二塁とピンチが広げられた場面で、タイムを取って気合を入れ直す東陽フェニックス内野陣だったが、ピンチヒッターに起用されたバッターに手堅く送りバント決められて一死二三塁とされると、続くバッターのカウント2ボール1ストライクの場面でスクイズを決められて、欲しかった先取点を逆に奪われてしまう。さらに、この回、内野エラーで1点を失って、試合終盤で痛すぎる2点を献上してしまった。

スクイズで失った1点はまだしも、内野エラーで与えてしまった1点は、この日の東陽フェニックスには重すぎる1点だったかもしれない。この試合、ほとんどノーミスで来ただけに、惜しまれる失点だった。しかし、しびれる場面でのミスは、まさに修羅場をくぐって来た両チームの経験の差、0対0で迎えた最終回にその差が出た形だった。

その裏、下位打線から始まる東陽フェニックスの攻撃だったが、2点差の余裕からか、相手エースはバッターを見下ろすピッチングを展開。まったく歯が立たず三者凡退に抑えられ、残念ながら0-2で東陽フェニックスの二回戦敗退が決まった。

一回戦で優勝候補の一角をなす越中島ブレーブスに勝利し、勢いに乗るかと思われた東陽フェニックスだったが、5月のジャビット杯深川予選に続いて、深川ジャイアンツに再び敗れてしまった。ランナーは出すものの、主軸バッターがやみくもにバットを振り回し、つなぐ野球を忘れてしまいチャンスを生かすことができなかった。せっかくピッチャーが好投していたにもかかわらず、それに報いることができなかったことが残念だった。

「負けに不思議の負けなし」

まさにこの言葉通りの敗戦だった。試合後の選手たちによるミーティングで、ホワイトボードに書き込まれた反省点には、自分たちの無策を悔いる言葉が並んでいた。しかし、今まで負けても淡泊に素通りしてしまうことの多かった東陽フェニックスAチームの選手たちが、しっかり負けた事実を直視し、次にやるべきことを自分たちの言葉で作り上げられるようになったことは、まさに彼らの成長を意味することだと思う。

6年生にとっては、残すところ関団連東京支部大会、送別大会と二大会のみとなった。負けを単なる負けとせず、一球の重み、一つのアウトの大切さをかみしめながら、残り少なくなった公式戦での試合を、自分のため、チームのために悔いなく戦って欲しいと心から願っている。

頑張れ、東陽フェニックスAチーム!


試合前に目標をキャプテンの早坂陸、副キャプテンの池谷錦乃助、佐藤亘が確認して、
気合を入れる東陽フェニックスAチームの選手たち。

ベンチ前で高橋コーチからノックを受ける東陽フェニックス内野陣。
レフトでは渡辺コーチが外野ノックを担当。

試合前の時間を無駄にすることがなくった。ベンチ前でしっかりと
バットを振り込む。

背番号確認のために整列する選手たち。ようやく要領よく整列する
ことができるようになった。こんな些細なことでも成長している
姿を実感する。

前日の雨でグラウンド変更し1時間遅れでプレーボールとなった。
グラウンド整備など色々な方のサポートで、試合ができることを
覚えておいて欲しい。常に感謝の気持ちを忘れずに野球に取り組もう!

先発の佐藤亘は、7回3安打1四球2失点と好投を見せた。課題だった
立ち上がり、持久力がひと夏で随分と克服できて来た。しかし、
最終回の失点は、無死からのランナーと四球が絡んだもの、厳しい
試合に勝つためには、まだまだ克服すべき課題は多い。

深川ジャイアンツの5年生エースは、上級生に全く引けを取らない
速球とマウンド度胸、真っ向勝負で東陽フェニックスの重量打線から
12三振を奪い、完封勝利を挙げた。何よりも常に戦う姿勢を崩さない
マウンド・スタイルが素晴らしい。先が楽しみな逸材だ。

キャプテン早坂陸(豊洲北小6年)は、自慢の足を披露することなく
ゲームセットを迎えた。相手エースに完全に抑えられた形だ。この
悔しさから学ぶことは多いはず、もう一度、自分の長所を見直して、
リードオフマンとしての働きを担って欲しい。

バントに備えてダッシュする坂口達也(四砂小6年)は、ファーストの
守備も随分と板についてきた。しかし、その程度で満足してはいけない。
人を押しのけるくらいの貪欲さを持って野球に取り組んで欲しいのだ。

ベンチから戦況をみつめながら声援を送る選手たち。いつでも試合に
出られるように、気持ちを高ぶらせて準備しておくことが大切だ。

センターで先発出場した佐能凛平(東陽小6年)。好守備で期待に
応えた。しかし、相手エースも同じ5年生、俺はこんなもんじゃない、
と思ってさらに上をめざして欲しい。

ライトで先発出場した森秀磨(南砂小5年)は、3回裏にはヒットを
放ち、5回裏にも死球で出塁してチャンスメーカーの役目を果たした。
この試合、前向きな気持ちが前面に出ていたことが嬉しい。この気持ちを
しっかりと持ち続けることが大切なことなのだ。

一塁コーチャーを務めた山岸桃子(南砂小5年)は、この日も、
声を出してボールの位置を指さしするなど、コーチャーとしての基本的な
行動がしっかりとできていた。

3回裏に、つなぎの野球で二死ながら満塁のチャンスを作り、
4番の池谷錦乃助に回すことができた。先取点奪取の期待を受けて、
打席に臨んだ主砲池谷錦乃助だったが、相手エースの内角球に
屈して投ゴロに終わった。しかし、何とかして主軸につなごう、
という気持ちが打線に芽生えて、それを実行できるようになった
ことに、私は東陽フェニックスの成長の跡を見た。

この試合、あまり良いところがなかった高橋歩(三砂小6年)。
いつもいつも調子が良い、なんてことはあり得ないことだ。しかし、
そんな時に、チームの勝利のために何をすべきか、ということを
考えて欲しい。

5番サードの菅沢翔太(四砂小6年)は、相手エースに完全に強打を
封じ込まれた。速球に対して当てに行こうと思うと、どうしても体が
突っ込みタイミング合わず、最後は外角球で料理されてしまった形だ。
「なぜ」ということを自分で考え、周りのアドバイスをもらいながら、
解決策を自ら見つけて欲しい。

レフトを守った渡辺駿斗(五砂小6年)は、ポジショニング良く
好守備を見せた。一方、得意のバッティングは、相手エースの
小さなバックスイングから繰り出す速球にタイミングが合わず、
まさにキリキリ舞い、全く自分のバッティングをさせてもらえ
なかった。バッティングは、「一にタイミング、二にタイミング、
三、四がなくて五にタイミング」と言われるくらいタイミングが
大切なのだ、そこをよく考えて欲しい。

東陽フェニックスの父母会の皆さまの、熱のこもった応援には、
いつも励まされる。この試合は、ご期待に沿えず申し訳ありません
でした。引き続き、応援よろしくお願いいたします。

学童野球の試合は、ほとんどの場合、時間制限のあるタイムゲームだ。
1分、1秒でも無駄にできない。攻守交代は常にダッシュを心がけている。

4番キャッチャーの池谷錦乃助(四砂小6年)は、この試合、2安打を
放ち、攻撃面では一人気を吐いた感がある。しかし、3回裏の二死満塁の
絶好の得点機に投ゴロ、責任感の強い彼にとっては痛恨の打席となった。
しかし、一球の重みを感じる打席に立てたことは、野球の神様のプレゼント、
たとえ失敗しても成長のためのプレゼントなのだ。この先の長い野球人生で、
必ず同じ場面が訪れるはず。それまでに何をするかじっくり考え、繰り
返し練習して、準備を怠らず、次のチャンスに備えて欲しい。

試合終了後のエールの交換、深川ジャイアンツには優勝めざして
頑張って欲しい。

0-2の完封負け、チャンスをものにできず、結果的に粘り負けした
試合となった。しかし、1年前のこの時期、富岡大会で1勝しかできな
かったチームが、確実に成長していることも事実だ。

試合が終了し、挨拶をしてグラウンドを後にする東陽フェニックスの
選手たち。深川秋季大会の二回戦で敗退したため、6年生に残された
大会は、あと二つ三つとなった。悔いのないように残りの大会を戦って欲しい。

ランチ後に反省会を開く選手たち。短時間でも試合を振り返って
真剣に話し合うことに意義がある。次に備えよ!

ホワイトボードには具体的に自分たちの言葉で良い点、悪い点、
そして次の試合にやるべきことが書き込まれていた。数か月前と
比べると、ここにも成長の跡が窺える。

悔しい結果に終わったら、後は汗を流して悪い感覚を消し込むのが、
東陽フェニックス流のやり方だ。若洲の周囲を思い切りランニング。
この日のトップは佐藤亘、二位はキャプテンの早坂陸だ。

私も必死に走ったが、ゴール目前で高橋歩に抜かれてしまった。

汗を流せば気分もさっぱりとリセットされるのだ。

ゲートブリッジを背に記念撮影。この試合での課題をしっかりと
胸にしまい込んで常に前向き、前進しようぜ!

自分たちで作った誓いの言葉を叫んで今日は終了。次は、
10月14日(月)に行われる関団連東京支部大会の二回戦に向けて
がむしゃらに行こうぜ。頑張れ、東陽フェニックスAチーム!
2013.10.08 Tuesday 15:26 | comments(1) | - | 

東陽フェニックスBチーム、第43回関団連東京支部大会ジュニアの部一回戦で惜敗

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東陽フェニックスBチーム、第43回関団連東京支部大会ジュニアの部一回戦で惜敗!

9月28日(土)の15時30分から洗足池野球場にて第43回関団連東京支部大会ジュニアの部一回戦、東陽フェニックスB対千束ファイターズBの一戦が行われ、最終回の追い上げも及ばず、惜しくも5回2-4で東陽フェニックスBチームが敗れた。

先発はキャプテン野中翔馬、深川秋季大会では不甲斐ないピッチングをしてしまい、この試合にかける想いは並々ならないものがあるはず。先攻千束ファイターズで始まったその立ち上がり、先頭バッターにヒットを許すと捕逸などで先取点を与えてしまう。しかしの後は立ち直り得点を許さなかったが、再び3回表に制球を乱して三連続四球で無死満塁のピンチを招くと、迎えた三番バッターにタイムリーヒットを許して2失点。さらに4回にも1点を奪われて0-4とリードを広げられる苦しい展開となった。

最終回はヒットでランナーを出すも、ここは野中翔馬が踏ん張って、追加点を許さず最終回の攻撃に向かう東陽フェニックスBチーム。

「最後まであきらめない」を合言葉に、一死後に佐能凛平、竹内良祐が四球を選んで出塁し、ワイルドピッチで二三塁のチャンスを作る、。続くバッターの内野ゴロの間に1点を返したが、二死となり東陽フェニックスの粘りもここまでかと思われた。しかし、この場面で野中翔馬がセンター前へタイムリーヒットで1点を追加すると、続く阿部雅楽も気迫のヒットでつなぎ、二死二三塁と一打同点のチャンスを作る。

結局、相手ピッチャーも最後の力を振り絞り懸命なピッチングで、最後のバッターが打ち取られ、残念ながら2-4で敗れたが、最終回にここまで相手を追い詰めたのは、Bチームの成長の証だろう。

10月からは富岡新人リーグ大会が開幕する。深川地区の8チームが集まってリーグ戦を行うこの大会は、まさに5年生、4年生の修行の場だ。結果を恐れずに、この大会で多くの経験を積んで、自分たちの課題を見つけ、そして冬の練習でその課題を克服して欲しいと思っている。

少しずつだが野球を覚え、着実に前進している東陽フェニックスBチーム。一歩一歩、歩みを止めることなく進んで行こう。このところ練習を休まず、丁寧に練習に取り組む君たちの姿は、必ず野球の神様も見ているはずだ。

頑張れ、東陽フェニックスBチーム!

試合前にこの試合への想いを確認する東陽フェニックスBチーム。


試合前の整列で審判から試合での注意を聞く選手たち。


先発の野中翔馬(東陽小5年)は、負け投手になったものの5回完投。段々とマウンドにも慣れてきたようだ。


セカンドを守る竹内良祐(南陽小5年)と山岸桃子(南砂小5年)。


この試合、4年生の佐藤大輝(四砂小)をはじめ阿部太陽(四砂小)や江崎唯斗(三砂小)も試合に出場した。上級生の試合に参加して、多くのことを学んで欲しい。


この日は富岡新人リーグ大会の開会式が深川公園で13時から行われ、東陽フェニックスは、Cチームの選手たちが代理で参加してくれた。9月下旬から11月までの足かけ3か月、5年生以下の育成を目的に行われる大会だ。昨年は1勝しか挙がられなかった東陽フェニックスだったが、多くのことを学べたことも事実、今年も勝ち負けにあまりこだわらず、選手たちにはチャレンジ精神を旺盛にして思い切り戦って欲しい。


門内美澪(南陽小4年)を先頭に開会式に臨む東陽フェニックスの選手たち。深川地区の8チーム(深川ホークス、深川レッドソックス、元加賀、深川ジャイアンツ、越中島ブレーブス、越中島ファイターズ、サムライズ、東陽フェニックス)で優勝が争われる。


試合会場となる深川公園で開会式に参加した選手で記念撮影。今月の新人も早速初仕事だ。




2013.10.04 Friday 10:26 | comments(0) | - | 
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