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JUGEMテーマ:スポーツ
東陽フェニックス、冬のトレーニング!1月26日(土)、27日(日)の東陽フェニックスは、夢の島グラウンドや若洲で練習。そして、グラウンドが使えない時は、冬のトレーニングだ(実は雨の時などは、ミニトレーニングを季節関係なく行う)。
メニューは盛りだくさん。これもトレーニング場所によって異なるが、今回は、夢の島グラウンド下のランニングコースを使って行った。まず、一周1.6キロのランニングコースを3周、どの選手も、最低ラインの30分を切ってゴールイン。速い選手は、22分20秒の好タイムで走り切った。
その後、ストレッチをしてから坂道を使って下半身を鍛えるトレーニング。ゆるい坂道なので、適度な負荷をかけて、子供でもこなせるトレーニングを距離を考えながら行う。競争心も掻き立てながら、楽しくやることが大切だ。基礎トレーニングこそ、嫌々やっても全く実にならない。「オレは、私は強くなる」と念じながら、最後までやり抜くことが大事。心も体も強くするコツだと思う。
野球は、守って打って走る、つまり上半身も下半身もバランス良く全身を使うスポーツでもある。だからこそ、トレーニングで体力をつけつつ、さらに上手く全身を連動させて、バランス良く体を動かせるようになって欲しい。また、トレーニングをすることによって、自分の今の力、状態を知ることができ、自己管理のきっかけにもなると思っている。
ただし、どのスポーツも同じだが、やり過ぎは禁物。野球は、肩や肘への負担が大きいスポーツ、やり過ぎるとケガにつながってしまう。特に、成長期の子供であれば、関節系のケガはご法度だ。
そのため、東陽フェニックスでは、特に冬場はボールを投げる量を減らして、できる限り基礎体力の充実に重点を置く練習の機会を増やしている。東陽フェニックスの選手たちには、学童野球のみならず、ケガなく中学、高校野球でも大活躍してもらいたからこそ、冬場はあえてトレーニングに時間を割いているのだ。
ところで、野球はボールを仲介して、人がホームを踏んで初めて得点できる、他のスポーツと比べると、得点の方法が異なるちょっと不思議なスポーツ。ボールをゴールに持ち込んで得点する、サッカーやラグビーと違うところが面白い。
また、一球ずつ、一つのプレーごとに「間」があるのも野球の特徴だ。その「間」を使って、打席で、マウンドで、守備位置で、色々と状況判断しながら次のプレーを考えることができるのが野球の特徴だろう。観察力、洞察力を養うには最適なスポーツだと思う。
もちろん、サッカーと同様、チームプレーによって、組織プレーの中での個人の役割を認識することもできて、人への思いやりや謙虚さも身に付けることができる。
考えて、判断して、行動する、その中に、観察や洞察が、それぞれのプレーの「間」の中で行うことができる野球。トレーニングの話がそれてしまったが、やはり野球は素晴らしいスポーツだとつくづく思う。考える時間を大切にする囲碁将棋の好きな日本人向けのスポーツだ、と私は勝手に思っている。
今週末からは、プロ野球のキャンプも開始される。
いよいよ球春到来だ。
頑張れ、東陽フェニックス!
1月27日(日)の冬晴れの朝、夢の島6面を2時間借りることができた。
寒い日はしっかりと下半身、上半身をストレッチでほぐす。
5面では深川レッドソックスが練習。6年生4名も元気に参加していた。
3人は深川三中や東陽中で野球部に入り、残る1人は陸上部でアスリートを
めざすそうだ。
この日は6年生から1年生まで久しぶりに集まった。
とにかくゴールまで最後まで駆け抜けることが大切た。
十分に体を温めた後は、ベース間でキャッチボール。
2時間の練習後は、夢の島グラウンド下のランニングコースで
トレーニング。
まず、1周1.6キロのコースを3周。トップは4年生の山中翼(九段小)
だった。2位は山中剛(九段小4年)でツインズがワンツー・フィニッシュを
飾った。
左から4位の森秀磨(南砂小5年)、1位の山中翼、3位の黒柳恭吾(南砂小4年)、
2位の山中剛、5位の江崎唯斗(三砂小4年)。4年生の頑張りが目立つ。5年生にも、
是非、意地を見せて欲しい。
大人も走るのが東陽フェニックスの流儀。ゴールする中澤コーチ。
後ろは4年生の平川真(四砂小)、長距離走は苦手だったが、持ち前の
粘りで今では中位に食い込む。
右から2番目の一沢直起(東陽小5年)も30分を切った。4年生の3人が
伴走して記録達成を手伝った。最後尾は江崎コーチ、完走お疲れ様でした。
坂道を使ってトレーニングをする東陽フェニックスの選手たち。キックバックで
下半身を鍛える。はじめは苦しいが、慣れてしまえば大丈夫、今や脱落する子供は
皆無だ。
下半身では股関節を入念に鍛える。また、上半身では、特に肩甲骨を鍛えて、
肩の可動域を広げることに留意している。それがケガの防止にもつながっている
ように思える。
あひるで股関節を鍛える。膝が前に出ないように(ひざ痛を起こす)、
しっかり股関節を回すようにして前進。左から佐能凛平(東陽小5年)と
森秀磨。
坂道ショートダッシュをする左から佐藤大輝(四砂小)と黒柳恭吾。
のぼりの筋肉を鍛えたら、下りの筋肉も鍛えるのだ。下りのダッシュで
加速を感じることもできる。
トレーニングで上半身、下半身をしっかりと鍛えて、ケガに強い
体を作ろう。種々のトレーニングを取り入れてから、肩や肘の
ケガが少なった。上半身だけに頼らず下半身を使って動くことが
できているからだろう(と思っている)。
午後は若洲で練習。アメリカンノックで走り、にロングティーで
バットを振り込んだ。しかし、あまりの強風に目も開けられず、早めに
練習を切り上げた。
6年生は前日の26日(土)には、江東フェニックスの体験練習に参加した。
江東フェニックスが、翌日の27日には、夢の島グラウンドで水神ファイターズ
(品川区)を迎えて練習試合を行っていた。
27日(日)は江東シニアの体験練習に参加。平岡監督の話を聴く
東陽フェニックスの6年生。
6年生は、そろそろ中学野球の進路先も決める時期がやってきた。
自分に合ったチームを選んで、思い切り野球を楽しんで欲しい。
左から高橋歩(三砂小)、菅沢翔太、佐藤亘、池谷錦乃助(以上四砂小)、
早坂陸(豊洲北小)、坂口達也(四砂小)。