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東陽フェニックスAチーム、深川春季大会一回戦で敗退!6月15日(日)の12時から夢の島6面にて、深川春季大会一回戦となる東陽フェニックスと元加賀の一戦が行われ、残念ながら東陽フェニックスが4−11で敗れた。
この試合、先制したのは東陽フェニックス。1回表に先頭の森秀磨が四球で出塁、すかさず盗塁で二塁へ。さらに2番の佐藤大輝も四球を選んで、無死1、2塁のチャンスをつかむと、3番のキャプテン佐能凛平が内野安打、相手内野陣が処理にもたついたところを見逃さず、2塁走者の森秀磨が好走塁を見せて、一気にホームを陥れ、先制点をもぎ取った。
ここで畳み込みたい場面だったが、次打者の放った外野フライに、何を思ったか走者が飛び出し併殺、さらに盗塁も失敗してしまい、大きなチャンスがしぼみかけたように見えたが、再び、2回表に相手先発投手の制球の乱れを突いて3点を挙げる猛攻を見せた。しかし、ここでもさらに押せ押せの場面で走塁ミス、オーバーランしたランナーが相手の好守備でアウトにされ、ここでも大きなチャンスを潰してしまった。
そして迎えた2回裏、先発の佐能凛平が、無死から三連打を浴びると、さらに2連続四球を与えてマウンドを中澤優介に譲ったが、その中澤優介も相手打線の勢いを止めることができず二投手で9失点。最後は、5年生の佐藤大輝が、何とか抑えて悪夢のような2回裏の守備を終えることができた。
逆転を許したものの、荒れた試合では、まだまだチャンスがあるはず、決してあきらめずに攻めて欲しいところだが、一度交代しながらも、再び喝を入れられてマウンドに上がった相手投手の気迫のピッチングに抑え込まれてしまい、5回時間切れ4−11で敗れてしまった。
押せ押せの場面で、自らの走塁ミスでチャンスを潰してしまい、相手に流れを渡してしまった東陽フェニックスAチーム。2回裏の攻防も、確かに相手打線の鋭いスイングに負けて6安打を許したものの、二人の投手で5四球はいただけない。これにエラーが絡んでは、9失点も致し方なしだろう。
今年の新チーム初戦となった豊洲杯でも同じように、得点差がありながら、相手にビッグイニングを与えて一気に逆転を許してしまう負け方が気になるが、これも経験、と割り切って、東陽フェニックスAチーム、特に6年生には、次の大会へ向けて精進してもらいたいと思っている。
頑張れ、東陽フェニックスAチーム!
この日は晴天で絶好の野球日和となった。一生懸命に練習してきたの
だから、試合では思い切り楽しめ。
キャッチャーで1番の森秀磨(南砂小6年)は、初回、四球で出塁すると、
好走塁を見せて先取点を奪った。
ホームインしてベンチに戻って来た森秀磨をハイタッチで迎える
阿部太陽(四砂小5年)。
サードで先発した中澤優介(東陽小6年)は、2回裏のピンチにリリーフしたが、
結果を出すことができなかった。いくら速いボールでも、一本調子で甘いボールを
投げれば、6年生の好打者にとっては格好の餌食になってしまう、という貴重な
経験を積めたはず。是非、次に生かして欲しい。
ファーストの山岸桃子(南砂小6年)は、チームが苦しい場面でも
声の出せる選手だ。厳しい場面であるからこそ、周りを元気づけられる
ところが素晴らしい。
初回のピンチを切り抜けて、次の攻撃に向かう東陽フェニックスの選手たち。
阿部雅楽(東陽小6年)は、2回表の攻撃では、先頭バッターで
ライト前ヒットを放ち、追加点の足ががりを作った。一方、この試合では、
最後のばったにもなった。あのチャンスに渾身のスイングで、一矢報いる
ことのできるバッターになって欲しい。
この試合、良いところも悪いところも出てしまった一沢直起(東陽小6年)。
積極的な失敗はOKだ、むしろ失敗した後が大事なのだ。
ベンチから仲間を応援する東陽フェニックスの選手たち。
セカンドで先発出場した江崎唯斗(三砂小5年)は、四球を選んで
得点に絡んだ。少しずつ自信がついて来たようだが、もっともっと
自分をアピールして欲しい選手の一人だ。
サードコーチャーで走者に指示を出す阿部太陽(四砂小5年)。打席では、
残念ながら6年生のボールに屈し三振を喫したが、このところ取り組んでいる
コンパクトなスイングで、近いうちに快打を飛ばしてくれることを期待している。
キャプテンの佐能凛平(東陽小6年)は、2回裏に一死も取れずにマウンドを
中澤優介に譲ったが、その悔しさを、是非、野球ノートにつづって欲しい。
失敗を失敗に終わらせず、そこに反省があれば、必ず次につながるのだ。
上級生のピンチを強い気持ちで救った佐藤大輝(四砂小5年)。
体の大小は関係ない、技術的にも相違はない、そうなれば後は、
ピンチは気迫で乗り越えるのだ。
途中出場した山中翼(九段小5年)は、外野の守備で俊足を飛ばして
右中間の当たりを止めたプレーを見せた。自分の売りは何だ、ということを
しっかり頭に入れてプレーすると、もっともっとグラウンドで輝けるはずだ。
4回裏に、力尽きた5年生の佐藤大輝に代わって再びマウンドに
立った佐能凛平。強い気持ちに制球力があれば、そんなに打たれるもの
ではない。また出直してみよう。
野中翔馬(東陽小6年)は、遅まきながら最後の打席に、ようやくヒットが
一本出た。君が豪打を見せてこそ、チームは盛り上がるのだ。自分の狙った
ボールを一発で仕留める勇気を持って、打席に臨んで欲しい。
負けにに不思議の負けなし、とは野村克也氏の言葉。この試合でも、
何度か自らチャンスを潰してしまい、貪欲に得点することができなかった。
まさに勝ちを逃してしまった感じだ。特に走塁ミスは、試合の流れを大きく
変えてしまう原因となる。ピンチを逃れた相手チームは勢いづき、
逆にチャンスを逃したチームは、後悔が先に立ってしまう。まさに野球とは、
心理的スポーツ、と言われる所以だ。しかし一方で、そんな厳しい場面に
立たされのは、本番の大会しかないのも事実。この試合も、東陽フェニックスの
選手たちにとっては良い経験になったはずだ。
負けて強くなるのが東陽フェニックス。前を向いて頑張って欲しい。
この日は、東グラウンドでサクラ野球クラブをお招きして、BCチームの
練習試合を行った。
午後からはBチームの試合、午前中の元加賀戦に出られなかった
5年生たちもうっぷんを晴らすように大暴れした。
この日は、最後まで残ったBチームの選手たちが、東陽フェニックスの
誓いの言葉を叫んで締めくくった。また頑張ろうぜ!