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東陽フェニックスAチーム、深川ライナーズと練習試合!4月29日(水)の昭和の日の祝日に、東グラウンドにて深川ライナーズと練習試合を行い、阿部太陽、佐藤大輝が好投して相手打線を完封し、7回9−0で東陽フェニックスが勝利した。試合終了後には、サドンデスの練習も行い、普段は経験できない練習もできて収穫の多い一日となった。また、この試合に先立って行われたCチームの練習試合でも、色々なケースを試しながら勝利をものにした。
先攻東陽フェニックスで始まったこの試合では、トップバッターの山中剛がヒット、続く江崎唯斗も四球で出塁、さらにバントで送って一死二三塁とするが、続くバッターが連続三振で絶好のチャンスを逃してしまう。すると、先発の阿部太陽が、その裏、突如紺トールを乱して3個の四球で二死満塁のピンチを招くが、このピンチにリリーフに立った佐藤大輝が追いついたピッチングで後続を断って、無失点で切り抜けることができた。
その後、毎回のように得点を奪った東陽フェニックスが試合の主導権を握り、佐藤大輝も調子を上げて、大量リードに守られたこともあって、のびのびと自分のピッチングを展開、7回まで1安打無失点の好投を見せた。
初回の攻防だけ見ると、どうなるかと心配されたが、リリーフに立った佐藤大輝が試合を落ち着かせ、その後は、しっかりと「出る、進める、返す」の攻撃の基本を繰り返すことができた。いわゆる、東陽フェニックスがめざす、「つなぎの野球」の形を見せられたことは収穫だろう。また、課題の守備も、2個のエラーはあったものの、失点につながるエラーがなかったことが良かった。
練習の成果を、少しずつだが勝利につなげることができてきた。しっかりと自分の力を知り、チームの力を知った上で、チャレンジを続けて欲しいと思う。
練習はウソをつかない。
頑張れ、東陽フェニックス!
試合前に、大事なことを確認するキャプテン平川真(四砂小6年)。
トップバッターの山中剛(九段小6年)は、この試合、2安打を放って
好調さをアピール。サドンデスの練習でも、サヨナラヒットを放って
勝負強さを見せた。
先発の阿部太陽(四砂小6年)は、体にためがなく突っ込んでしまって
コントロールを乱してしまった。気持ちが焦って投げ急いでしまうのは
分かるが、まずは、気持ちを整えてピッチングに臨むこと。技術的なこと
よりも、まずは、気持ちを強く持つことが大切だ。
緊急リリーフのマウンドに立った佐藤大輝(四砂小6年)は、ピンチになっても
動ずることなく、バッターに立ち向かうことができた。このところのピンチでの
登板で、随分と腹が据わって来た。
レフトで先発出場した藤田悠(豊洲北小5年)は、三塁からホームを狙う。
キャプテン平川真の二塁送球も随分と安定して来た。この試合でも、
盗塁を阻止することができた。もともと強肩なので、下半身が使えれば、
もっと凄いボールが投げられるはずだ。
セカンドの江崎唯斗(三砂小6年)は、以前と比べると声が出せる
ようになった。もっと自己主張せよ。
相手先発投手は、コントロールを乱す場面もあったが、何よりも
ピッチングに臨む姿勢が素晴らしい。将来が楽しみだ。
キャッチャー姿も結構決まっている堀部栞帆(左、平井東小6年)と
門内美澪(南陽小6年)。
ファーストで先発出場した八木穂乃佳(南砂小6年)は、守備も
バッティングも全力プレーだ。
ライトで先発出場した佐野颯穏(東陽小5年)だが、少々体が重いような
走りになっているのが気になる。
途中出場した平川光希(四砂小5年)には、せっかくの打席なのだから、
思い切ったスイングを期待していている。
深川ライナーズの選手、スタッフ、ご父母の皆さま、練習試合ありがとう
ございました。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
試合後、両チームでサドンデスの練習を行った。
緊張する場面だが、落ち着いたピッチングを見せた山中翼(九段小6年)。
途中からレフトの守備に入った山元来唯夢(南砂小6年)。
試合後、深川ライナーズの豊田監督からコメントをいただく東陽フェニックスの選手たち。
試合が終わったら、気づいたことを野球ノートに書き込む東陽フェニックスの選手たち。
この日も、良く晴れ渡った野球日和の一日となった。