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東陽フェニックスAチーム、関団連読売大会本大会二回戦で不動パイレーツに敗れる!6月27日(日)の15時30分から砧公園野球場にて関団連読売大会本大会二回戦(ブロック決勝)が行われ、不動パイレーツと対戦した東陽フェニックスは、3回表に連打で2点を先取するも、不動パイレーツの揺さぶりに内野の弱点を突かれてしまい、3回裏、5回裏にノーヒットで1点ずつを失い同点に追いつかれてしまう。
さらに勢いに乗る不動パイレーツのプレッシャーに負けたのか、6回裏には自慢の内野陣の守備網が完全に破たん、一気に6点を失い、結局7回2−8で敗れてしまった。
試合巧者の不動パイレーツに翻弄された東陽フェニックスAチーム、勝利をつかむ難しさを思い知らされた結果となったが、一方で、今まで経験したことのないプレーに直に触れることによって、野球の奥深さを知る良い機会にもなった。特に、扇の要のキャッチャーの経験が浅いと見るや、徹底的に狙われて3回裏、5回裏に1点ずつ返されて、簡単に同点とされてしまったのは痛かった。というより百戦錬磨ぶりを見せつけられた形だろう。
いずれも四球を軸にノーヒットで作られた二死三塁の場面。普通ならば、バッター勝負で何でもないところが、三塁走者のトリックプレーに惑わされたキャッチャーが、いずれも三塁への悪投で簡単に得点を与えてしまったが、どれも点を取りづらい場面での必殺プレーであり、緊張する場面でベンチの期待に応えてやる遂げることのできる選手を褒めるしかないだろう。同じ選手に二度もやられるか、と我がチームの守備力を嘆くより、こんなプレーができる選手が下位に座る不動パイレーツの底力に脱帽するしかなかった。
一方、好プレーの連発で、不動パイレーツを少しだけ本気にさせた東陽フェニックスの選手たちの成長の跡も実感できた。負けは負けと認めなければならないが、今までならば、強豪には、初回に潰されてお終い、という試合運びが多かったが、少しずつ粘りが出て来たのも事実だろう。
6年生の大会も、都大会は終わってしまったものの、地元の大会も含めて、7月が真っ盛りとなる。この時期に、不動パイレーツと試合ができたことは良い経験となったはずだ。流れを変える必殺のサインプレー、基本に忠実なライン際を狙ったバント、リリーフピッチャーの無駄な四球を出さない落ち着いたピッチング、球際に強い守備、とにかく勝ちパターンの引き出しの多いチームと、戦えたことは、東陽フェニックスの選手にとっては、一皮むける良い機会となったと思う。
君たちも同じ小学生、体力に劣れば頭を使え、相手を観察して考えるのだ。
頑張れ、東陽フェニックス!
試合前、先発メンバーを発表するキャプテンの平川真(四砂小6年)。
先攻の東陽フェニックスは、ベント前で気合を入れて先取点奪取を狙う。
東陽フェニックスの1、2番コンビには、溌剌としたプレーでダイアモンドを
にぎわして欲しい。
初回、四球で出塁した江崎唯斗(三砂小6年)は、三塁まで進んだが、
あとが続かずホームに還ることができなかった。その後、大事な場面で
痛恨のエラーをおかすなど、この試合良いところがなかった。緊張した
場面で力を発揮して欲しい選手の一人、チャレンジ!チャレンジ!チャレンジ!
先発の阿部太陽(四砂小6年)は、不動パイレーツ打線に真っ向勝負を
挑んだ。だいぶ体の突込みもなくなり球威が戻って来た。
サードで先発した藤田悠(豊洲北小5年)。緊張していたが、役目は
十分に果たした。この経験を生かして欲しい。
内野のまとめ役の佐藤大輝(四砂小6年)。この試合でも、好守備を見せて
チームのピンチを救った。6回裏には、バックの守備の破たんで6点を失ったものの、
最後までなげやりになることなく、投げ切れたことは彼の自信になるはずだ。
ケガの八木穂乃佳(南砂小6年)に代わってファーストの守備についた
佐野颯爽(東陽小5年)は、攻守に送りバントも成功させた。
レギュラー争いへ参戦だ。
山元来唯夢(南砂小6年)は9番ライトで出場。7回表に気力のヒットを
レフトに飛ばしたが、次打者の線感度ライナーに反応できず併殺。
この失敗を糧に頑張れ!
ピッチャーを頻繁に交代して来る相手に、ピッチング練習の時には
ベンチ前に出てタイミングを合わす東陽フェニックスの選手たち。
3回表にセンターへヒットを放った門内美澪(南陽小6年)。普段は陽気な
オモロ系のガールだが、打席での集中力が素晴らしい。最後のバッターとなって、
試合後流した悔し涙を決して忘れるな!
3回表の連打の口火ちなったヒットをレフトに放った山中剛(九段小6年)。
センターでも好守備を見せたが、そんなもので満足するな。もっと上をめざすのだ。
この日のベンチは少し元気がなかった。まずは盛り上がって、いつでも
出場できる準備をして欲しい。
途中からサードの守備に入った山中翼(九段小6年)。体調と相談しながらの
出場となるが、この試合でも、出場した時は、抜群の守備力を見せてくれる
頼りになる選手だ。
相手リリーフ投手はサイドスロー、緩急をつけたピッチングに、
翻弄されてしまった。
キャプテン、キャッチャーの平川真(四砂小6年)は、この試合で学ぶことが
多かったはずだ。次の野球ノートの確認を楽しみにしているぜ。
終わってみれば2−8と大敗して締まったこの試合、不動パイレーツの
底力を見せつけられてしまったが、東陽フェニックスの選手たちに
とっては、良い経験にもなったはずだ。
両チームでエールの交換。不動パイレーツの選手、スタッフ、ご父母の皆さま、
どうもありがとうございました。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
不動パイレーツの西田監督から試合の講評をしていただいた。
グラウンド挨拶をする東陽フェニックスの選手たち。君たちも変るのだ!
頑張れ、東陽フェニックス!