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東陽フェニックスAチーム、産経新聞カップで三位入賞!8月23日(日)の10時からサンケイスポーツセンター18面にて、産経新聞カップ三位決定戦となる東陽フェニックス対山野ガッツ(埼玉県越谷市)が行われ、東陽フェニックスは、初回に3点を先行しながらも、相手の強力打線の猛攻に遭って3回裏に同点に追いつかれるが、終盤に東陽フェニックス打線が爆発、集中打で得点を重ね、5回8−4で快勝し三位入賞を果たした。
この三位決定戦の前に、8時から同じ18面で行われた準決勝三郷ブルーエンジェルス(埼玉県三郷市)との試合では、先攻の東陽フェニックスは、初回、先取点を奪えず、逆にその裏に内野のミスから1点を先に奪われ、さらに三回裏にも二死から2点を失って0−3とリードを広げられる苦しい展開。先発の佐藤大輝が踏ん張る中、相手投手の術中にはまり、凡打を繰り返す東陽フェニックス打線だったが、最終回となった6回表に、阿部太陽、平川真の連打で無死二三塁のチャンスを作るも、最後は、外野フライからの走塁ミスで併殺となりゲームセット、7回0−3の完封負けを喫してしまい、念願の決勝進出を果たすことができなかった。
そんな消化不良な試合を終えて、しかも決勝進出の夢も断たれ、意気消沈するところだったが、そこは切り替えの早い東陽フェニックス、三位決定戦に回ったとはいえ、連敗は絶対にしたくない、三位と四位では大きな違いだ、と強い気持ちを持って臨んだ三位決定戦となった。
先攻の東陽フェニックスは、相手先発投手が制球を乱し、四連続四死球から難なく1点を奪うと、替わったリリーフ投手から江崎唯斗が会心の当たりのタイムリーヒットで1点追加。しかし、さらに追加点を狙ったスクイズがフライになり併殺、二死一二塁とチャンスがしぼんだかに見えたが、続く、堀部栞帆の内野ゴロで、一塁への猛烈な全力疾走に相手内野陣が慌てたのか、送球ミスで貴重な1点を加えて、この回、3点を挙げる上々の滑り出し。しかし、さすが県大会出場の山野ガッツ、その裏、二死から内野のミスで出塁を許すと、先発の阿部太陽が四番にタイムリー二塁打を浴びて1点を返されてしまう。
朝は、曇り空で比較的過ごしやすかったが、この頃になると、夏の日差しが戻って来て暑くなって来た。気温上昇と合わせるようにに、試合の方も、熱気を帯びてきた。
2回は両チームともに、無得点に終わるが、試合が動いたのは3回。
3回表に二死二三塁のチャンスを逃した東陽フェニックスに対して、1番から始まる好打順の山野ガッツに、二死を取りながらも、大型選手を揃えたクリーンアップに破壊力を見せつけられて、あっという間に2点を奪われ同点に追いつかれてしまう。
しかし、今までならば、これで下を向いてしまうところだが、このひと夏で、多くの修羅場の場面を経験し、一回り成長した東陽フェニックスは、下を向くどころか、同点に追いつかれて、かえって「負けん気」に火が付いて、4回表に、シングルヒット5本を集中して一挙4点を挙げる猛攻を見せた。その裏には、リリーフした山中翼が、ヒットと外野のミスで1点を失い、さらに下位打線に攻め立てられ、二死二三塁のピンチを招くも、気持ちを切り替えて最少失点で切り抜ける。
最終回となった5回表には、「取られたら取り返す」、の合言葉通りに、山元来唯夢などのヒットでダメ押しとなる1点を奪った東陽フェニックスは、その裏、中軸を迎えたが、山中翼が逃げない強気のピッチングを展開。ヒットでランナーを許すも、バックも良く守って無失点で抑え8−4で勝利、三位入賞を果たした。
今年のチームは、絶対的な主軸バッター不在の中、めざして来た「つなぎの野球」、「全員野球」を、夏休み最後の試合で実現することができた。長打を放つバッターはいないが、コツコツとヒットを重ね、「出る、進める、返す」の三つのプロセスを着実に積み上げることによって得点を奪う。さらに、奪った得点を、ピッチャーを中心に、全員野球で一つずつアウトを重ねて守り抜く、そんな野球を体現できたことが素晴らしい。
今までならば、一つのエラーで慌ててしまい、ワンプレーの中でエラーを重ねて失点につなげてしまい、さらに意気消沈して、相手にビッグイニングを許してしまう。先行しながら、一度逆転されると、その途端に下を向いて声も出せずにあきらめてしまう、という場面に何度も遭遇することが多かった。弱い相手には大勝するが、接戦なると緊張してしまう、何か一皮むけない選手たちに物足りなさを感じたものだ。
しかし、このひと夏に経験した、産経新聞カップ、コスモス国際親善大会で、次々と強豪チームに対戦することによって、何度も修羅場をくぐり、忍耐強く厳しい場面を乗り越えることによって、何か大きなものを得たように感じる。きっとステージが一つ上がったのだろう。
「あきらめずに粘り強く続けて行けば、何かかが起こる」
「一つのアウト、一球の重みを感じてプレーすれば、必ず勝機が見える」
「チームメイトを信じ、つなげて行けば、苦しい場面も乗り切れる」
そんなことを、このひと夏の大会で、選手一人一人がつかみ取ったようだ。その成果が、今回の三位のカップで成果として示すことができた。なかなか獲れなかったカップだが、夏休み最後の試合で、まさに自分たちで奪い取ったのだ。
「必ずできる」
三年前に、この言葉をチームスローガンとして掲げてきたが、春先には、想像できなかった弱かったチームが、少しずつだが前進して来たことを感じる夏休みとなった。そして「夏休みの土日は、全部野球の大会にしようぜ」という目標が実現にできたことが、なによりも喜ばしい。私たちスタッフ自身も、「必ずできる」という言葉を、選手たちに実感させてもらった7月、8月となった。
最後になりましたが、7月、8月の猛暑のさなか、練習のみならず、長距離の移動、試合中のサポートなど、惜しみないご支援をしてくださったスタッフ、父母会の皆さまに、心より感謝申し上げます。ありがとうござました!
8月29日(土)には深川秋季大会、9月5日(土)には関団連東京支部大会の抽選会が開催される。6年生は、残りあと半年の学童野球となるが、悔いのないように精一杯楽しんで欲しい。今まで通り、「練習は厳しく、試合は楽しく」で行こうぜ。
頑張れ、東陽フェニックス!
準決勝の三郷ブルーエンジェルス戦は、は8時からプレーボール、
そのため、この日は6時集合で東陽町を出発した。
4年生三名(右から一人おいて、八木大地、門内秀悟、勝原大進)も参加。
ベンチワークを一生懸命に行った。
先発の佐藤大輝(四砂小6年)は、6回を投げて3失点、力投を見せた。
産経新聞カップ準決勝でこそ敗れたものの、コスモス国際親善大会で3勝して、
産経新聞カップでも4勝を挙げた。この夏、7勝の大躍進、大きな成長を遂げた。
ライトの山元来唯夢(南砂小6年)は機敏な動きを見せた。
江崎唯斗(三砂小6年)は、準決勝の第一打席でヒットを放ち、その後も好調さをアピールした。
準決勝で、レフトで先発出場した佐野颯穏(東陽小5年)。
サードの阿部太陽(四砂小6年)は、最終回に走塁ミスをおかしてしまったが、
三位決定戦では、その失敗を糧に動きの良いプレーを見せた。
ファーストの八木穂乃佳(南砂小6年)は、いつも全力のプレーが身上。
準決勝で三塁コーチャーをする門内美澪(南陽小6年)。常に、コーチャーは
周りを見て指示を出すこと、それが基本だ。
セカンド牽制に入る山中剛(九段小6年)。
キャプテン平川真(四砂6年)は、準決勝では、ゆったりと構える
ことができた。しっかりとボールを見ることができれば、引きつけて
かっ飛ばすことも可能だ。
ショートの山中翼(九段小6年)、セカンドの山中剛で二遊間を組む。
準決勝の試合終了後、大会本部に挨拶をする東陽フェニックス。
準決勝は相手投手の術中にはまり10個のサードゴロ、なすすべなく0−3の
完敗を喫して、決勝進出の夢を断たれた。しかし、30分後には、三位決定戦が
始まるのだ。気持ちを入れ直して、強い気持ちを持って三位決定戦に臨もう。
三位決定戦となる山野ガッツとの一戦を控えて、気持ちを一つにする東陽フェニックス。
さぁ、夏休み最後の試合だ、気持ちを込めて戦おうぜ。
初回、押し出しの四球を選んだキャプテン平川真。4回表の猛攻では、
2点タイムリーヒットを放った。
この夏、ほとんどの試合でキャッチャーを務めた江崎唯斗。また、多彩な
攻撃力も身に付けて大飛躍を遂げた。顔も逞しくなったぜ。
堀部栞帆(平井東小6年)は、ライトで先発し、初回の攻撃で全力疾走で
相手ミスを誘って貴重な追加点を挙げるプレーに絡んだ。今までベンチを温める
ことも多かったが、腐らずにベンチワークも、しっかりとこなして来た。そんな
見えない努力を積んで来た堀部栞帆だが、この試合、満を持して登場、溌剌とした
プレーを見せてくれた。
ファーストの八木穂乃佳(南砂小6年)は、同点に追いつかれた直後の
4回表に先頭バッターでセンター前へヒットを放ち、猛攻の口火を切った。
攻守ともに渋い働きを見せた山中剛。彼のガッツプレーで流れが変わるのだ。
山中翼は、三位決定戦ではショートで先発し、4回からリリーフのマウンドに
上り、山野ガッツ打線の追撃を振り切った。強い気持ちで臨んでくれたことが
嬉しい。
先発の阿部太陽(四砂6年)は、緊張する試合で、3回3失点で
投げ抜き、バッティングでも3安打を放って、勝利に大きく貢献した。
丁寧にプレーすること、そんな気持ちが伝わって来た。
ケガで出場できなかった門内美澪は、準決勝では、三塁コーチャーとして、
あまり機能しなかったが、この試合では、大きな声を出してチームを
元気づけてくれた。それでこそチームの中心選手。おごらず、ひたむきに頑張れ。
準決勝では、先発投手としてくやしい思いをした佐藤大輝。この試合では、
最後の難しいショートゴロを軽快にさばき、チームに勝利を呼び込んだ。
最終回となった5回裏に守備固めでファーストの守備についた佐野颯穏。
期待通りに堅実なプレーを見せてくれた。
山野ガッツの選手は、大柄な選手を中心に、小技を利かせる選手が加わって、
学童野球らしい爽やかで元気一杯の好チームだった。
お互いの健闘をたたえ合ってエールの交換を行う。
三位入賞を決めて、お母さまたちにも喜んでいただけた。いつもご支援ありがとう
ございます。勝利のベビーも応援ありがとう!
平川優愛花(東陽小5年)を真ん中にして東陽フェニックス・ガールズも大喜びだ。
試合後に、記者さんからインタビューを受けるキャプテン平川真。
閉会式で整列する各チームの選手たち。高学年の部の優勝は竹仲(東京都足立区)、
低学年部では喜沢ウイングス(埼玉県戸田市)が優勝を飾った。左側が、竹仲だが、
どの選手も大柄の選手だ。
三位の表彰状を受け取るキャプテン平川真。
三位のカップは副キャプテンの佐藤大輝が受け取った。
7月26日(日)からお盆の休みを挟んで行われた「真夏の産経新聞カップ」も、
ついに長丁場の戦いを終えて終了、大会運営者の皆さま、ありがとうございました。
閉会式を終えて、グラウンドを行進する選手たち。
ようやく獲れた表彰状とカップ、喜びもひとしおだ。ひと夏にわたって
行われた産経新聞カップだが、バックの雲も、入道雲から秋の気配を感じ
させる雲に入れ替わったようだ。
東陽フェニックスの選手たち、スタッフ、お母さまたちと記念撮影。
閉会式後、クラブハウスでランチを摂る選手たち。
この晩は、東陽町のお店で、夏休み打ち上げと祝勝会が開かれた。
お母さまたちも、勝利のベビーとともに楽しんだ。
もちろんオヤジたちも飲んだくれた。
この日は、佐藤会長の奥さまのお誕生日と重なり、みんなでハッピーバースデーを
歌ってお祝いをした。奥さまには、いつも美味しいおはぎやいなりずしをご馳走に
なっている。お誕生日おめでとうございます!
宴も終わりに近づくも、まだまだ楽しい時間を惜しむ選手たち。
佐藤優太はマイクを放さない。また楽しい会ができるように頑張ろうぜ。
さぁ、夏休みも終了、来週からは、秋の大会モードに切り替えて、
もっともっと野球を楽しもうぜ。