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東陽フェニックスAチーム、深川レッドソックスと練習試合

JUGEMテーマ:スポーツ
東陽フェニックスAチーム、深川レッドソックスと練習試合!

9月23日(水)の秋分の日、五連休の最終日となったこの日に、14時から東グラウンドにて深川レッドソックスと練習試合を行い、三投手が好投して5−0で勝利、相手チームに8安打を浴びながらも、堅い守りでピンチをしのいだプレーが目を引いた。

深川レッドソックス先攻で始まったこの試合、東陽フェニックスは5年生の佐野颯穏が先発。その立ち上がり、先頭バッターにヒットを打たれ、暴投で二塁への進塁を許すと、次打者にバントで送られて、いきなり一死三塁のピンチ。迎えた三番バッターには、痛烈なレフトライナーを打たれるが、この試合、レフトで先発出場していた阿部太陽が好捕、しかも強肩を警戒してか三塁ランナーを釘づけにして得点を与えない。さらに、四番バッターもサードゴロに抑えて、佐野颯穏の課題だった初回を無失点で切り抜けた。

2回表も一死からヒットでランナーを許すも、佐野颯穏は制球を乱すことなく攻めのピッチングで無失点に抑えると、その裏、四番平川真のヒットを足がかりに、エラーがらみで先取点を奪う。さらに3回の攻防では、無死一塁からリリーフのマウンドに上がった佐藤大輝がピンチを切り抜けると、その裏、相手のエラーから2点を追加して3−0とリードを広げることができた。

6回裏にも替わった投手から2点を奪った東陽フェニックスは、6回表からリリーフした山中翼が危なげないピッチンで2イニングを抑え、7回5−0で勝利することができた。

それぞれの選手が、攻守ともに自分の役割を丁寧に果たし、また、チームとしても、つなぎの野球に徹することができた東陽フェニックス。大事な場面でのバントの失敗など、相変わらず細かいミスはあるが、修正して次の機会には、しっかりと結果を見せて欲しいと思っている。

相手チームの都合で、なかなか次の公式戦が入らず、間延びが心配される東陽フェニックスAチームだが、こういう時にこそ、個人、チームの課題を見つめて、一つずつ修正をかける良い機会だ。目標を持って、来るべきに日のために、十分に準備をしておこう。

頑張れ、東陽フェニックスAチーム!

前日の22日(火)の国民の休日の午後には、東陽小で練習をしていた
4年生が合流して、Aチームと合同練習を行った。時節柄、これから
こういった機会が増えて来るが、6年生には下級生に色々と伝えて欲しい。

6・5・4年生が揃うと、結構な人数になるので、実践的な練習が可能だ。

9月から四砂小を借りられるようになった。大切に使わせていただきます。

23日(水)の秋分の日、秋空が広がる中で、深川レッドソックスとの
練習試合が行われた。

そろそろ6年生の後半になったら、中学野球に備えてグラウンド整備も覚えよう。
左から佐藤大輝(四砂小6年)、山中剛(九段小6年)。

東陽フェニックスのサンキューコンビ、左から八木穂乃佳(南砂小6年)と
堀部栞帆(平井東小6年)。

さぁ、試合開始、丁寧なプレーを心がけよう。

両チームのキャプテンが握手してプレーボールだ。

先発は5年生の佐野颯穏(東陽小5年)。コントロールが身上なのだから、
丁寧にコーナーを突いて行こう。

サードの山中翼(九段小6年)は軽快な守備を披露。6回裏からは、
リリーフのマウンドにも上って好投を見せた。

ショートの佐藤大輝は、小柄ながら堅実な守備で投手を助ける。3回表の
途中から佐野颯穏の後を継いで、3イニングをしっかり抑えることができた。

レフトで先発出場した阿部太陽(四砂小6年)は、初回、好守を見せ、
サードでも安定感のあるグラブさばきを見せてくれた。

セカンドで先発出場した山中剛(九段小6年)は、少し腰高の守備が気になる。
ポジションは奪うもの、課題を克服するよう頑張って欲しい。

八木穂乃佳(南砂小6年)の良いところは、思い切りのあるプレー。
失敗を恐れずに、思い切り行こうぜ。

この試合、キャプテン平川真(四砂小6年)は、センターで先発出場し、その後は、
久しぶりにキャッチャーの守備についた。強肩は健在だ。後悔しないように、
全力プレーを心がけよう。

相手先発投手は、粗削りのフォームだが、力のあるボールを投げて来る
将来性を感じる投手だった。

ライトで先発出場してセカンドの守備にもついた山元来唯夢(南砂小6年)。
一つのことに満足せず、もっと貪欲に野球に取り組んで、もっと上手くなって
欲しい選手の一人だ。

途中から出場した門内美澪(南陽小6年)。ケガも癒えたはず、後は、
一生懸命に練習して、ブランクを埋めることが大切だ。練習はウソをつかない、
ということを自ら証明して欲しい。

堀部栞帆(平井東小6年)の良いところは積極性。2ストライクに
追い込まれた、手の届くところは何でスイングするくらいの気持ちで
臨んで欲しい。

深川レッドソックスの選手、スタッフ、ご父母の皆さま、急のお願いにも
かかわらず、練習試合にお越しいただき、ありがとうございました。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

練習試合後、シートバッティングのピッチャーを務めた平川光希(四砂小5年)。
マウンドに上がって、バッターに投げてフォームを固めて行こうぜ。

五連休は天気にも恵まれ、思い切り野球を楽しむことができた。
公式戦まで、もっともっと心技体を鍛えて、思う存分に暴れ回れる
ように、さらに上をめざそう。


 
2015.09.25 Friday 08:57 | comments(0) | - | 

東陽フェニックスAチーム、深川ホークスと練習試合

JUGEMテーマ:スポーツ
東陽フェニックスAチーム、深川ホークスと練習試合!

9月21日(月)の敬老の日に14時から千石グラウンドにて、深川ホークスと練習試合を行った。深川ホークスは、今春の江東大会で、見事優勝した江東区の強豪チーム。相手は翌日の深川大会を控えて調整モードとはいえ、東陽フェニックスにとっては、強豪チーム相手に、どこまで食い下がれるか、楽しみな一戦となった。

先攻深川ホークスで始まったこの試合、先発の阿部太陽が、二死からヒットでランナーを許しながらも後続を断って、何とか無失点に抑えたが、続く2回表に、外野のエラーと自らの暴投で1点を失い、さらに3回表には、二死からヒットを打たれ、盗塁と暴投で三塁まで進塁されると、内野のエラーと四球で満塁となり、ここで再び内野のエラーが出て1点を奪われてしまう。

しかし東陽フェニックスも、2回までは相手エースのパワーピッチングに手も足も出なかったが、3回裏から替わったピッチャーに襲いかかり、堀部栞帆などのヒットと四球が絡んで3点を奪い返して3−2と逆転に成功した。

その後は、4回からリリーフした佐藤大輝が7回まで相手打線をパーフェクトに抑える一方で、東陽フェニックスは、継投に入った相手投手からヒットを放つものの、相変わらずのタイムリー欠乏症で1点が奪えない状態が続いたが、結局、最後まで1点差を守り抜いて、何とか勝利を勝ち取ることができた。

相手チームは、右の本格派に、力のあるボールを投げるサウスポーまで多彩な投手を試してきたが、東陽フェニックスも、強い当たりは打てないまでも、しぶといバッティングを見せられたことは収穫だった。簡単に打ちに行かず、しつこく食らいついて行くバッターは、投手にとって厄介な存在だ。ホームランバッター不在の東陽フェニックスだが、自分の特徴を生かして、相手投手、チームの嫌がることを仕掛けて行ける選手をめざして欲しいと思う。

頑張れ、東陽フェニックス!

先発メンバーを発表するキャプテン平川真(四砂小6年)。

これもいつも通り、手をつないで気合を入れる選手たち。試合前の儀式は、
勝利への第一歩、大事にして欲しい。

さぁ、試合開始だ、元気出して行こうぜ!

先発の阿部太陽(四砂小6年)は、このフォームを固めれば、必ず制球も
定まってくるはずだ。地道に努力して欲しい。練習はウソをつかない。

先発した深川ホークスのエースは、春に対戦した時よりも、さらに大きくなり、
ダイナミックなフォームから投げ込む速球には凄みさえ感じる。益々、これからの
成長が楽しみになって来た。

ショートで先発出場した佐藤大輝(四砂小6年)は、4回からリリーフに立って、
強力打線相手に攻めのピッチングを展開、無失点に抑え込んだ。

この試合、サードをはじめて守ったキャプテン平川真(四砂小6年)は、
ポジションの難しさを痛感しつつ、果敢に挑戦した。

セカンドの守備についた山元来唯夢(南砂小6年)は、失敗を経験しながら
少しずつ上達して来た。ポジションは奪うもの、努力を重ねて、誰もが認める
セカンドをめざして欲しい。

センターを守った佐野颯穏(東陽小5年)は、内外野関係なく守備力を
発揮できるユーティリティー・プレーヤーだ。

キャッチャーで一番を務めた江崎唯斗(三砂小6年)は、あの手この手を
使って出塁を試みた。この必死な姿勢が大事なのだ。

久しぶりに先発でレフトを守った門内美澪(南陽小6年)は、痛烈な
当たりを後ろにそらす場面もあったが、早くスピードに慣れてブランクを
取り戻して欲しい。

八木穂乃佳(南砂小6年)には、守れなければ打って返す、という
強い意志を持って試合に臨んで欲しい。あいつはエラーすると、次の
打席が怖い、と相手に思わせられたら脅威の選手になれるだろう。

凡打でも全力疾走、慌てた相手はエラー、まさに突貫娘、堀部栞帆(平井東小6年)の
絶対に譲れない身上だ。

深川ホークスは、いつ試合をしても気持ちの良いチームだ。きっと彼らの
ひたむきなプレー、潔いチームカラーが、それを感じさせるのだろう。

明日の深川秋季大会一回戦は、やはり地元の強豪の深川レッドソックスとの
対戦だ。接戦が予想されるが、是非、深川ホークスの選手たちには頑張って
欲しい。


 
2015.09.25 Friday 08:56 | comments(0) | - | 

東陽フェニックスAチーム、南砂シャークスと練習試合

JUGEMテーマ:スポーツ
東陽フェニックスAチーム、南砂シャークスと練習試合!

9月20日(日)の14時から若洲にて東陽フェニックスAチームが、南砂シャークスと練習試合を行い、1回表に2点を先行された東陽フェニックスだったが、3回裏に、阿部太陽のタイムリーヒットで同点に追いつくと、4回、5回にも、相手ミスなどで1点ずつ追加して、2回以降は、相手チームには得点を許さず、結局、7回4−2で勝利した。

この試合、5年生の佐野颯穏が先発投手を務めたが、その立ち上がりを攻められて三安打を浴びて2失点。しかし、その後は、ランナーを許すも粘りのピッチングで、2イニングを無失点に抑えることができた。3回表からは、やはり5年生の平川光希が登板、こちらもランナーを許しながらも、何とか2イニングを無失点で投げ切った。6回、7回は、山中翼がリリーフして、2イニングをパーフェクトに抑えて2点差のまま逃げ切ることができた。

攻撃面では、勝利を得たものの、7残塁と得点力に課題の残る試合となった。特に、6回裏の攻撃では、一死満塁で押せ押せの場面で、続くバッターが、三振にキャッチャーファウルフライと、無策でバッターボックスに立っていることが残念だった。やはり、ベンチ、そしてネクストバッターズサークルで、相手投手、守備陣を観察し、己が何をするか考え、そしてそのための準備を素早くすることが大切だ。

野球は、一つ一つのプレーに「間」があり、考える時間がある。その時に、状況を見て、的確に判断し、次のプレーに生かすことができれば、野球はもっと面白くなるはずなのだ。

考えて、考えて、さらに考えて、そして実行しよう!

頑張れ、東陽フェニックス!

朝の集合後、選手全員でウォーミングアップ。

ウォーミングアップ後、Aチームは養護学校、Cチームは東陽小で
練習となった。Cチームは、この日、13時から深川秋季大会一回戦となる
江東スピリッツとの対戦を控えている。

14時から南砂シャークスとの練習試合は始まった。

気持ち良く晴れた秋空の下、プレーボールとなった。前日から五連休が
始まったが、素晴らしい天気が続いた。まさに野球日和の日々となった。

先発の佐野颯穏(東陽小5年)は、立ち上がり、甘く入ったボールを
連打されたが、その後、立ち直って3イニングを2失点で収めた。セカンドの
守備では、好プレーで失点を防いだ。

トップバッターの山中剛(九段小6年)は、久しぶりにヒットを放った。
スランプ脱出の糸口になるだろう。

ライトで先発出場した山元来唯夢(南砂小6年)は、細かいプレーに
対応できるようになった。

キャプテン平川真(四砂小6年)は、このところ当たりの止まっていた
バッティングで、徐々に調子を戻しつつある。

阿部太陽(四砂小6年)は、3回裏に同点タイムリー二塁打を放った。

ファーストの八木穂乃佳(南砂小6年)は、この試合、一球の重みを
感じながらプレーすることができた。

セカンド先発し、リリーフのマウンドにも上った平川光希(四砂小5年)。
貴重なサウスポー、もっともっと頑張って欲しい。

リリーフした平川光希は、真っ向からバッターに立ち向かった。

江崎唯斗(三砂小6年)には、確実なバッティングが期待されている。
右ひざを開かず、我慢してスイングして欲しい。

門内美澪(南陽小6年)は、右手の骨折も治り、再びグラウンドに戻って来た。
早くスピードに慣れて、また活躍して欲しいと思う。

南砂シャークスの選手、スタッフ、ご父母の皆さま、練習試合に
お越しくださいまして、ありがとうございました。引き続き、
どうぞよろしくお願いいたします。


 
2015.09.25 Friday 08:56 | comments(0) | - | 

東陽フェニックスCチーム、深川秋季大会一回戦に快勝

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東陽フェニックスCチーム、深川秋季大会一回戦に快勝!

9月20日(日)の13時から夢の島6面で行われた深川秋季大会Cクラス一回戦となる江東スピリッツとの一戦で、東陽フェニックス打線の猛打が爆発、また、堅い守備で相手を完封して3回21−0と快勝した。

東陽フェニックス先攻で始まったこの試合、1回表に、相手のミスで2点を先制すると、さらに山岸奏斗のタイムリー二塁打で追加点を挙げて4点を先制する。このタイムリーヒットで、今日は行ける、という気持ちを強くした東陽フェニックスは、攻撃の手を緩めず、2回表には、勝原大進の三塁打を足掛かりに8本のヒットを集めて10点を奪う猛攻を見せた。

さらに3回表にも、四球と相手エラーが重なり7点を奪った東陽フェニックスだが、これだけ大量点を挙げると、気も緩むところ。しかし、先発の八木大地、リリーフの小杉太生ともに、毎回のように四死球で走者を許すも、要所を締めて無失点で試合を終えることができた。

この試合、早々に先制点を奪って、門内監督が日頃から選手に伝えている、「試合の入り方」を大事にして、終始、主導権を握ることができた。また、攻撃面では3イニングで、上位から下位まで切れ目なく、しっかりとしたスイングで14安打を連ね、しかも21得点と無駄のない攻めを行うことができたことが大きい。

試合後、八木コーチは、「二回戦の相手は江東ファイターズ、しっかりと準備を行い、この試合も、いつも言っている試合への入り方を大事にして、初回から攻撃も守備も、全開で望みたいと思う」と抱負を語った。

深川春季大会では、覇者の深川ジャイアンツに力負けをした東陽フェニックスCチームだが、課題のパワー不足を、ひと夏で鍛え上げ、どこからでもチャンスを作る強力打線を築き上げた。油断することなく、このまま勝ち続けて、是非、優勝旗を手にしてもらいたい。

頑張れ、東陽フェニックスCチーム!

整列に備えて声を出す東陽フェニックスの選手たち。

新入部員も増えて、まずますパワー全開の東陽フェニックスCチーム。

トップバッターのキャプテン勝原大進(南砂小4年)は、守っては
キャッチャーも務めるチームの要だ。

サードの佐藤優太(四砂小3年)は、素早い動きで早い打球に対応する。

ショートの尾崎隆之介(南砂小4年)とセカンドの門内秀悟(南陽小4年)で
鉄壁の二遊間を組む。

初回の攻撃で、レフトへタイムリ二塁打を放った山岸奏斗(南砂小4年)は、
ベンチの選手たちにタッチで迎えられた。

先発の八木大地(南砂小4年)は、このひと夏で球速もアップ、ピッチングに
磨きがかかる。

リリーフの小杉太生(明治小4年)は、このところ登板機会も増えて、
ピッチャーの経験を積むことができピッチングの幅が広がって来た。

山崎大翔(南砂小4年)は、テイクバックしてボールを待つ姿勢が素晴らしい。
思い切り振り抜け。

平川空汰(東陽小4年)は、センター前へタイムリーヒットを放った。
守備力も上がり、外野の一角を任せられるようになった。

人数も増えて、円陣もおしくらまんじゅうのようになっている。

途中から出場した土屋翔真(南砂小4年)もヒットを打って猛アピール。
競争が強さを生むのだ。

いつでも初戦は緊張するものだが、快勝して勢いがついた東陽フェニックスCチーム。
この勢いで、優勝か移動を突っ走って欲しい。


 
2015.09.25 Friday 08:55 | comments(0) | - | 

東陽フェニックスAチーム、関団連東京支部大会一回戦に勝利

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東陽フェニックスAチーム、関団連東京支部大会一回戦に勝利!

9月19日(土)の14時から丸子橋グラウンドにて関団連東京支部大会本大会(6年生以下)一回戦が行われ、東陽フェニックスはフレール(大田区)と対戦、7回まで2−2の同点で決着はタイブレークに持ち越されたが、8回裏に一点を先行された東陽フェニックスが、その裏、江崎唯斗のレフト線へのヒットで2点を挙げて逆転サヨナラ勝ちを収めた。

試合を簡単に振り返ると、1回表に二つのエラーで1点を先行され、さらに2回表にも下位打線に打ち込まれて追加点を奪われ、序盤から2点をリードされる苦しい展開を強いられた東陽フェニックスだったが、2回裏に、キャプテン平川真が四球を選んで出塁すると、山中翼、佐藤大輝の連続タイムリーヒットで一気に同点に追いつく。

その後は、先発の佐藤大輝が立ち直り、またサードの阿部太陽の再三の好守もあって相手に得点を許さず、7回表には、無死ランナー一塁の場面で、山中翼がリリーフのマウンドに上がり、気迫のピッチングでピンチをしのぐ。一方、相手チームの継投策で東陽フェニックスも得点を挙げられず、結局2−2の同点のままタイブレークへ突入した。

8回の攻防は、両チームともに一死満塁からプレーが再開されたが、8回表に続投した山中翼が先頭バッターに四球を与えて1点を失うものの、その後は開き直って会心のピッチングを見せて3番、4番を打ち取ると、その裏、東陽フェニックスも2番の江崎唯斗から始まる好打順。この打席まで不本意なスイングで凡退を繰り返していた江崎唯斗だったが、二球目を思い切り良く振り抜いた打球は、レフト線を襲い、二者が還ってサヨナラ勝ちを呼び込んだ。

8月に行われたコスモス国際親善大会準々決勝でのタイブレークでは、3点差をひっくり返されてサヨナラ負けを喫し、悔しい思いをした東陽フェニックスだったが、この日は、その経験を生かして勝利をものにすることができた。

厳しい試合を勝ち抜くことができた東陽フェニックス。前の失敗を糧にして、一歩ずつ成長の階段を上がっていることを実感することができた試合となった。失敗を恐れず、仲間を信じて、次の試合に臨んで欲しい。

次戦の相手は、桃五少年野球クラブ(杉並区)だ。関団連読売大会では、東京都代表として中央大会に出場、決勝で惜しくもタイブレークの末に湘南台クローバーズ(神奈川県代表)に0−1で敗れたものの準優勝を飾った強豪中の強豪だ。また、昨年の関団連読売大会ジュニアの部でも対戦し敗れているので、是非、雪辱を期して、結果を恐れず思い切りぶつかって行って欲しいと思う。

強い相手と戦えることは、とても楽しく、また学ぶことも多い。思い切り楽しもうぜ!

頑張れ、東陽フェニックス!

集合場所の江東区役所の駐車場脇には曼珠沙華が咲いていた。確実に秋はやって来ている。

前日の雨のため、朝のうちはグラウンドが使えず、東陽フェニックス全員で
若洲を走った。Cチームも午後から夢の島でスーパーリーグ第八戦となる
ブラックキラーズとの対戦が予定されていたが、こちらの方は、グラウンド不良で
延期となった(9月23日に行われ8−4で東陽フェニックスが勝利した)。

朝から秋らしい青空となり、丸子橋グラウンドでの関団連東京支部大会は、
予定通りに行われることになった。二週間前に常総市に重大な被害をもたらした
豪雨の時には、丸子橋グラウンド浸水したそうだが、地元の連盟の皆さまの
ご支援で無事復旧できて、この日を迎えることができた。グラウンドを元通りにして
いただき、ありがとうございました!

試合前に、いつものように気合を入れる東陽フェニックスの選手。

大田区の強豪フレール相手に、是非、粘る強く戦って欲しい。

先発の佐藤大輝(四砂小6年)は、初回、味方のミスで失点したが、
腐らず、焦らず、淡々と、しかし、熱いハートを秘めながら、7回途中まで
マウンドを守った。

阿部太陽(四砂小6年)は、ピンチにも動ぜず、好守を連発してチームの
勝利に大きく貢献した。

ショートで先発し、7回途中からリリーフのマウンドにも上った山中翼(九段小6年)。
コスモス国際親善大会では、タイブレークの末、悔しいサヨナラ負けを喫したが、
この試合では、積極的に攻めて勝利を呼び込んだ。

セカンドの守備についた山元来唯夢(南砂小6年)は、失敗もあったが、
すぐに切り替えて次のプレーに集中した。

ファーストで先発した八木穂乃佳(南砂小6年)だが、固くなり過ぎて、
本来の動きを見せることができなかった。出直して、また頑張れば良いのだ。

レフトの山中剛(九段小6年)は、トップバッターの役目を果たすことが
できなかった。調子の良い時は、誰でも声を出せるもの。いつでも、どこでも
元気の出せる選手をめざして欲しい。

相手先発投手は、がっちりした体格から重いボールを投げ込んで来た。

いつでも出場できるように、たとえベンチにいても集中することが大切だ。
ベンチにいるからこそ、「観察して、考えて、準備する」、ということを
怠らず、「実行」のための備えをしておいて欲しい。

素早い動きで牽制に入る山中翼。

途中からファーストの守備についた佐野颯穏(東陽小5年)は、守備だけでなく、
攻撃面でも積極的な姿勢が目立った。

四番のキャプテン平川真(四砂小6年)には、とにかく打席で楽しむ
余裕を持って欲しい。それができればパワーが全開になる日も近いだろう。

散会からリリーフした相手サウスポーは、力のあるボールを内外角に
投げ分けて、東陽フェニックス打線を苦しめた。

ライトで先発出場した堀部栞帆(平井東小6年)は、この試合、満足できる
働きを見せることができなかった。次の出場チャンスには、是非、ベストパフォーマンスを
見せられるよう、日々の努力を続けて欲しい。

江崎唯斗(三砂小6年)は、8回裏に、それまでの消化不良気味のバッティングを
一掃するようい、思い切ったスイングでレフト線へサヨナラ二点タイムリーヒットを
放った。

江崎唯斗のヒットで三塁ランナーの門内美澪(南陽小6年)が、同点のホームを踏み、
さらに二塁から山元来唯夢が還ってサヨナラ勝ちを収めた。

試合終了後、エールの交換をする両チームの選手たち。最後まであきらめない
フレールは、本当に素晴らしいチームだった。

この試合も勝利のベビーが応援してくれた。次もお願いします!


 
2015.09.24 Thursday 11:54 | comments(0) | - | 

東陽フェニックスACチーム、東砂モンキーズと練習試合

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東陽フェニックスACチーム、東砂モンキーズと練習試合!

9月13日(日)の15時30分から若洲グラウンドにて、東陽フェニックスAチームが東砂モンキーズと練習試合を行った。お互い無得点のまま迎えた3回裏に東陽フェニックスが2点を挙げ、さらに続く4回裏にも1点を追加して試合を有利に進めるかに見えたが、最終回となった7回表に、東砂モンキーズの猛攻に遭い、1点差に詰め寄られてしまう。さらに、四球も絡んで二死満塁のピンチを招いて相手主軸バッターを迎えるが、最後は、投手の佐藤大輝が渾身の投球を見せ、またライトの堀部栞帆がフライを好捕してゲームセット、3−2で勝利することができた。

Aチームの試合に先立って、Cチームも東砂モンキーズと対戦、こちらの方は、次週に予定されている深川秋季大会一回戦に備えて、万全の態勢で臨み、しっかりと勝利した。

いよいよ始まる五連休では、Aチームは関団連東京支部大会、BCチームは深川秋季大会、スーパーリーグと公式戦が目白押しだ。各チームともに、夏に鍛え抜いた心技体を思う存分に発揮して、優勝めざして頑張って欲しいと思う。

失敗を恐れず、丁寧なプレーを心がけて、一戦一戦を大切に戦おう!

頑張れ、東陽フェニックス!

お昼過ぎから、まずはCチームの試合が行われた。

最終回は、尾崎隆之介(南砂小4年)がマウンドに上がって締めくくった。

ショート守る八木大地(南砂小4年)は攻守の中心選手だ。

3年生ながらサードを守る佐藤優太(四砂小)は、バッティングでも
好調ぶりをアピール。

キャプテン勝原大進(南砂小4年)は、投打の要としてチームを引っ張る。

セカンドの門内秀悟(南陽小4年)は、ガッツあふれるプレーが身上だ。

東砂モンキーズCチームの選手、スタッフ、ご父母の皆さま、練習試合ありがとう
ございました。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

14時からはAチームの試合が行われた。

両チームが整列して試合開始だ。

先発の山中翼(九段小6年)は、4イニングを無失点に抑えた。

サードの阿部太陽(四砂小6年)の安定した守備は、ピンチでも揺らぐことがない。

トップバッターを務める山中剛(九段小6年)は、ようやく肩の調子も戻り、
攻守に全開の日も近い。

相手先発投手は、速球を武器に東陽フェニックス打線を苦しめた。

ショート、リリーフ投手を務めた佐藤大輝(四砂小6年)。ピンチにも動じることが
少なくなった。

ファーストの佐野颯穏(東陽小6年)は、堅実な守備で勝利に貢献した。

センターのキャプテン平川真(四砂小6年)。結果を恐れず、思い切り
スイングして欲しい。

ライトで先発出場した堀部栞帆(平井東小6年)は、3回裏に先取点の
口火を切るヒットを放ち、守備でも好守を見せた。

セカンドの山元来唯夢(南砂小6年)は、慣れない守備ながら、積極的に
取り組んで、メキメキと上達している。

スクイズをはずされるも、しっかりバットに当てる堀部栞帆。しかし、
三塁ランナーのスタートが悪いね。

キャッチャーの江崎唯斗(三砂小6年)は、難しいポジションながらも、
期待に応える活躍を見せられるようになった。

東砂モンキーズAチームの選手、スタッフ、ご父母の皆さま、練習試合に
お越しくださり、ありがとうございました。またよろしくお願いいたします。

夕日を浴びながらクールダウンのジョギングを行う東陽フェニックスの選手たち。

何人かのCチームの選手が居残って練習を行った。このところ、3・2年生の
新入部員だけでなく、体験練習にも多くのお子さん、ご父母の皆さんが参加して
くれている。是非、東陽フェニックスに入部して、親子で思い切り野球を楽しんで欲しい。

一日の締めくくりに、誓いの言葉を叫ぶ選手たち。五連休も頑張ろう!


 
2015.09.17 Thursday 18:56 | comments(0) | - | 

東陽フェニックス、第52回深川秋季大会開会式に出場

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東陽フェニックス、第52回深川秋季大会開会式に出場!

9月13日(日)の9時から夢の島グラウンドにて、第52回深川秋季大会開会式が盛大に行われ、ABCクラスすべてにエントリーした東陽フェニックスの選手たちも元気に行進した。

既にお知らせしたように、8月29日に抽選会が行われ、各クラスの対戦相手は決まっているが、BCチームの試合日程は下記の通り。なお、Aチームは23日以降に組まれる予定だ。

Cチーム:9月20日(日)13時夢の島6面一塁側ベンチ 江東スピリッツ

Bチーム:9月21日(月)11時夢の島6面一塁側ベンチ 豊洲ジュニアキング対東雲メッツの勝者

いよいよ秋の大会も本格的に始まる。高い目標を持って、失敗を恐れず、仲間、そして自分の力を信じて、思い切り戦って欲しいと思っている。

頑張れ、東陽フェニックス!

開会式前に行進の練習をするBチームの5年生たち。

待ち時間でリラックスするAチームの6年生。

整列前でも緊張感はなし、試合の時にも、その調子で行こうぜ5年生。

Cチームのキャプテン勝原大進(南砂小4年)は、ちょっと緊張気味だ。

キャプテン平川真(四砂小6年)は、区旗を持って行進することになった。

Aチームの6年生は、先頭の佐藤大輝(四砂小6年)の掛け声に応えて、
しっかり声を出して行進した。

人数は少ないが、Bチームの5年生も佐野颯穏(東陽小5年)を先頭に
元気良く行進した。

Cチームもよそ見をしながらも行進、初々しさを感じて素晴らしい。

整列するAチームの選手たち。この時期になると、6年生の顔つきも、
徐々に大人びて来るものだ。

優勝旗の返還の後は、マナー賞のトロフィーの返還。フェアプレーや礼儀正しさ、
相手チームへの尊敬と思いやり、そして支えてくださる大会関係者、お父さま、
お母さまなどへの感謝の気持ちがなくてはならない。是非、チームとして獲得したい賞だ。

選手宣誓はキングコンドルスのキャプテンが行った。気持ちのこもった
堂々とした選手宣誓だった。

いつもご支援してくださる皆さんによって始球式が行われた。

開会式後、参加した東陽フェニックスの選手が勢ぞろいして記念撮影。

東陽フェニックスCチームも、3年生のメンバーが増えて活気があふれている。
絶対に優勝しようぜ!

Bチームの5年生は、人数は少ないが、結束はメチャクチャ固い。
鉄の結束で勝ち抜こうぜ!

Aチームの6年生は、このひと夏で大成長した。失敗を恐れず、12月まで
思い切り学童野球を楽しんで欲しい。


 
2015.09.17 Thursday 18:49 | comments(0) | - | 

東陽フェニックスAチーム、やまと野球部(城東地区)と練習試合

JUGEMテーマ:スポーツ
東陽フェニックスAチーム、やまと野球部(城東地区)と練習試合!

9月6日(日)の13時30分から若洲グラウンドにて、東陽フェニックスAチームがやまと野球部(城東地区)と練習試合を行い、初回から打線がつながった東陽フェニックスは、11安打で毎回のように得点を重ね、また6・5年生の四投手も、それぞれが個性を出して好投、7回11−0で勝利を収めた。

1回表に先発の阿部太陽が、前日の不安定なピッチングを振り払うように、攻めのピッチングを披露。二死から三番バッターに二塁打を浴びながらも、牽制でアウトにしてピンチを切り抜けると、その裏、阿部太陽、江崎唯斗のヒットなどで3点を先取する。さらに2回裏にも山元来唯夢のヒットをきっかけに2点を追加し、リードを広げることに成功した。

粘りのピッチングで無失点に3イニングを無失点に抑えた阿部太陽に代わって、4回表には佐野颯穏、5回表には平川光希が登板。それぞれ持ち味を生かしたピッチングを展開して、相手に付け入る隙を見せない。さらに、6回表から佐藤大輝が登板、最終回となった7回表に先頭バッターを四球で歩かせてしまうが、キャッチャーの江崎唯斗が、強肩を発揮して二盗を阻止し、結局、7回11−0で東陽フェニックスAチームが勝利した。

前日の練習試合に続き、この日も、丁寧な野球を心がけて守備では無失策、また攻撃面でも、以前見られた雑な走塁もなくなり、チーム全員で「つなぐ野球」を実践して、着実に得点を重ねることができた。ようやく自分たちの形を作れるようになって来たことが、何よりも嬉しい。これから始まる秋の大会では、強豪相手の戦いが予想されるが、この夏に培った自分たちの底力を、思う存分に発揮して欲しいと思っている。

頑張れ、東陽フェニックス!

先発メンバーがキャプテン平川真(四砂小6年)から発表され、この試合での
やるべき目標が伝えられた。

試合開始の整列に向かう東陽フェニックスAチームの選手たち。

先発の阿部太陽(四砂小6年)は、前日の試合と違って、攻めのピッチングを
見せてくれた。

ファーストの八木穂乃佳(南砂小6年)は、ピッチャーに声をかけて元気付ける。

相手投手は真っ向から東陽フェニックス打線に勝負を挑んで来た。

キャッチャーの江崎唯斗(三砂小6年)は、強肩で盗塁を阻止し、バッティングでは
2安打を放って気を吐いた。

ライトで先発出場した堀部栞帆は、痛烈なヒットを放ち、また、俊足を
生かして2得点を挙げる活躍を見せた。

4回表から登板した佐野颯穏(東陽小5年)は、キャッチャー江崎唯斗の
三盗阻止で助けられた面もあるが、粘り強いピッチンが身に付いて来た。

センターのキャプテン平川真は、快足を生かした守備力も売りの一つ。
外野を縦横に駆け回ってファインプレーを見せて欲しい。

この試合もセカンドの守備についた山元来唯夢(南砂小6年)は、
そつなく難しいぽじしょんをこなし、また、攻撃面では2安打を放って
好調ぶりをアピールした。

ショートの山中翼(九段小6年)は、堅実な守備でチームの勝利に貢献した。

5回表から登板した平川光希(四砂小5年)は、前日に続いて、この試合も
三者凡退に抑えることができた。日々成長しているが、思い切り前を向いて
進んで欲しい。

途中からレフトの守備についた山中剛(九段小6年)は、肩のケガも
癒えて来て、そろそろ全開の予感だ。

左から平川光希、内橋由陽、佐野颯穏(以上、東陽小5年)の5年生トリオ。
秋の大会はBクラス(5年生以下)の大会が目白押し。多くの経験を積んで
欲しいと思っている。

やまと野球部の選手、スタッフ、ご父母の皆さま、練習試合にお越しくださいまして、
まことにありがとうございました。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

試合後、やまと野球部の清水監督から講評を受ける選手たち。



 
2015.09.11 Friday 22:57 | comments(0) | - | 

東陽フェニックス、真下投げの伊藤先生(帝京平成大学)の野球教室

JUGEMテーマ:スポーツ
東陽フェニックス、真下投げの伊藤先生(帝京平成大学)の野球教室!

9月6日(日)の9時から東陽小にて、真下投げの伊藤先生(帝京平成大学)による投球テストと野球教室が行われ、東陽フェニックスの選手全員が参加した。

真下投げについては、以前、このブログでも取り上げたことがあるが、詳細は下記の記事を見て欲しい。

真下投げの記事
http://toyophoenix.jugem.jp/?eid=180

伊藤先生は、東大の助教時代から、同じく東大医学部のの渡会先生と組んで、多くの症例を集めてゼロ真下投げ(ゼロとは肩甲骨のゼロポジションを示す)の効果を証明して来た。どうしても、ボールを投げる時は、重力に逆らって投げるため、かなりの労力とエネルギーが必要とされるが、真下にボールに投げるのならば、重力に逆らうことなく楽に投げられるため、正しいフォームも身に付け易いのだ。また、肩をケガした後のリハビリにも、過剰な負担がかからないため用いることができる。

キャッチボールは野球の基本、言われるが、しっかりボールを投げるのは案外難しい。昔ならば、メンコ遊びで投げ方を自然に覚えることができた。私も、学校が終わるとダッシュで帰宅、ランドセルを放り出してメンコを入れた袋を持って、勝負の場に向かったものだ。確かに、メンコで真下投げを実践する上で、投げ方を覚えると同時に、肩も鍛えられたのだろう。しかも、メンコを投げ過ぎて肩を壊したこともないので、理にかなったトレーニング方法と言える。

伊藤先生とは、次男が肩をケガした時からのお付き合いになるので、かれこれ10年ほどになるが、野球経験者にありがちな自分だけの経験で語るのではなく、症例をコツコツ集めて、そこから導き出したエビデンスで語るので、私たち素人にも納得度が高い。この研究姿勢は一貫しているため信頼度も高い。

今回も、伊藤先生のご研究のサンプル数を増やすために、少しでもお手伝いできれば、ということで投球テストが行われた。今までは、野球をやっている子供が対象だったが、野球少年はもちろんのこと、学童が対象を対象にしたとのこと。その背景には、深刻とも言える子供の体力低下があるそうだ。

たとえば投げる距離、30年ほど前と比べると、年齢によっては平均で5メートル近く異なるとのこと。そもそも投げ方も分からない子供が多くなったことが原因のようだが、確かにメンコ遊びをしている子供には、全く出会うことはない。野球クラブに入ればまだしも、その機会がなければ、ずっと投げる機会もないらしい。

おそらく投げることに限らず、体力全体の格差が大きくなっているのだろう。昔は、逆上がりができなければ、放課後、徹底的に先生が付き合ってくれたし、足が遅ければ、一生懸命にコーチをしてくれた。そんな機会も、教師、親だけでなく、子供も何となく忙しくなった現在、時間が取れなくなっているのだろうか。

ちょっと話が横道に逸れてしまったが、そんな状況に一石を投じるべく、東陽フェニックスも協力したこの投球テストの様子を写真でご紹介したい。


高速カメラでの撮影があるため、スタッフも協力してセッティングを行った。

まずは、伊藤先生のオリエンテーション。さすが、子供たちとの接し方は
慣れておられる。

今回は、まずはメンコ(今は本物のメンコを入手することが難しく東急ハンズで
販売されているプラスチックのコースターで代替)を10回投げて、マットに置かれて
いるメンコを「引っくり返す、当てる、はずれる」で判定。

次に、ソフトボールを2回投げて、その投球動作を高速カメラで撮影し、さらに、
研究室に帰ってから一コマごとに解析して初速を計算する。これは大変な作業だ。

いよいよメンコ投げから開始。判定は、伊藤先生とスタッフが行った。

投げた後にバランスを崩す子供も何人かいた。これではメンコを真っ直ぐに
当てることができず、引っくり返すことができない。

メンコ投げの終了後、伊藤先生が極意を伝授。できるだけメンコを保持して、
投げることが大事とのこと。野球でも、ピッチャーができるだけ長くボールを
持つことが大事、つまり球持ちの良いピッチャーが優れているのと同じだ。

左の肩を右の肩に入れ替えるように、しっかりと体を切り返すことが大事だ。
見事にメンコは引っくり返った。

メンコ投げの次は、ソフトボールを5メートルのネットに向かって投げ、
その動作を測定して、初速を厳密に測定する。メンコでの判定結果と初速の
相関性を考察するそうだが、千例を超える症例を集めなければならいので、
気の遠くなるような作業が待っている。研究とは、気合と根性の世界、と
言われるが、伊藤先生の子供たちへ向ける情熱があってこその研究だ。今から
結果が待ち遠しい。

ほとんどの肩、ひじの痛みは、間違ったフォームが原因だ。正しいフォームで
投げれば、ケガをすることはまずない。ただし、投げ過ぎによるケガは全くの
別物、それは指導者の問題だ。

基本を繰り返して行けば、必ず正しいフォームで投げることができる。

投球テストの後は、伊藤先生による野球教室が行われた。真下投げと言っても、
自分の真下に投げるのではなく、利き手を前に伸ばした所を目印に投げる。

真下投げは、東陽フェニックスでも取り入れているドリルの一つだ。

真下投げの後は、バックハンドの効用についてお話ししてくれた。無理に正面に
入るよりも、投球動作に入りやすい。また、胸に当てて、まれに心臓震盪を起こす、
という報告もあり、バックハンドを覚えれば、その予防にもつながる。

野球教室終了後、伊藤先生と記念撮影。長時間にわたり、ありがとうございました。
また機会があれば、よろしくお願いいたします。


 
2015.09.11 Friday 22:53 | comments(0) | - | 

東陽フェニックスABチーム、キングドラゴンズ(江戸川区)と練習試合

JUGEMテーマ:スポーツ
東陽フェニックスABチーム、キングドラゴンズ(江戸川区)と練習試合!

9月5日(土)の午後に小松川少年野球場にて、東陽フェニックスABチームがキングドラゴンズ(江戸川区)と練習試合を行った。13時20分から始まったAチーム(6年生以下)の練習試合は6回12−1、続いて行われたBチーム(5年生以下)の試合では5回6−2で共に勝利。9月最初の練習試合に連勝して、幸先の良いスタートを切ることができた。

簡単に試合を振り返ると、最初に行われたAチームの試合では、東陽フェニックスが1回表に、トップバッター山中剛のヒットを足がかりに1点を先取すると、その後も2回から4回までヒットを連ねて追加点を奪い、12−0とリードを広げると、守っても先発の佐藤大輝が小気味良いピッチングを展開して4回までヒット1本の好投を見せた。

5、6回と攻撃が淡泊になり、三者凡退を繰り返し、また、5回からリリーフした阿部太陽の制球がままならず、6回にも四球が原因で失点してしまったが、それぞれの選手が丁寧なプレーを心がけて、つまらないミスが少なかったことが収穫だった。

15時から行われたBチームの試合では、先攻の東陽フェニックスが初回に山岸奏斗の二塁打、キャプテン佐野颯穏のホームランの長打攻勢で4点を奪うも、その裏、先発の佐野颯穏が立上りを攻められて2点を返されてしまう。しかし、初回の攻防から、乱打戦が予想されたが、それに反して、2回以降は両投手ともに立ち直り、2回から4回まで三人で攻撃が終了する投手戦が展開された。

試合が動いたのは、最終回となった5回表の東陽フェニックスの攻撃。先頭バッターの門内秀悟が四球を選ぶと、その後、相手ミスも重なって2点を追加、6−2とリードを広げると、その裏には、このところ成長著しいサウスポーの平川光希がマウンドに上がり、三書凡退に抑えて勝利を勝ち取った。

ABチームともに、夏の厳しい暑さの中での練習、大会での試合を通して一回り逞しくなったことを実感させる試合運びとなった。ひと夏の経験で鍛えられ、学んだことを実践した形となった。

「下手は下手なりに一生懸命プレーする」

ABチームともに、そんな言葉を胸に、丁寧なプレーを心がけて、粘り強く戦う姿勢を見せてくれた。ところで、この日の夜には、深川秋季大会の抽選会が行われ、各クラスのキャプテン(平川真、佐野颯穏、、勝原大進)が抽選に臨んだ。初戦の対戦相手は下記の通りだ。

Aチーム:豊洲ジュニアキング対越中島ブレーブスの勝者
Bチーム:豊洲ジュニアキング対東雲メッツの勝者
Cチーム:江東スピリッツ

どの相手が来ても、やることは同じ、「一球の重みを感じつつ、丁寧なプレー」を心がけて戦って欲しい。

頑張れ、東陽フェニックス!

まずはAtチームの試合から開始、いつものように気合を入れる東陽フェニックスの選手たち。

初回、トップバッターの山中剛(九段小6年)のヒットを足ががりに先取点を奪った。

相手先発投手は、がっちりした体格から重いボールを投げ込んで来た。

東陽フェニックスの先発は佐藤大輝(四砂小6年)。3月生まれのせいか、
体か小さいが、野球への情熱は人一倍強い。大丈夫、その気持ちを持ち続ければ、
体の大きい選手に負けることはない。

ファーストの八木穂乃佳(南砂小6年)は、2安打を放って勝利に貢献した。

ライトで先発出場した平川光希(四砂小5年)。もっとガツガツ欲を
持って野球に取り組もうぜ。

5番キャッチャーの江崎唯斗(三砂小6年)は、強肩ぶりも発揮して
守備力の向上をアピールした。

門内美澪(南陽小6年)は、8月のコスモス国際親善大会での負傷も癒えて来て、
固定ギプスをはずす日も近い。

セカンドで先発出場した山元来唯夢(南砂小6年)は、今までの外野から
新しいポジションへ果敢に挑戦している。

サードの阿部太陽(四砂小6年)は、打球の飛ぶ機会の多いポジションで
安定した守備力威力を発揮した。

学校行事のために途中出場した堀部栞帆(平井東小6年)は、地元での練習試合と
あって、ちょっと緊張気味だった。

4回からリリーフのマウンドに上がった阿部太陽だが、制球を乱す場面も
あった。大事な投手三本柱の一人、どうしても上半身に力が入ってしまうが、
もっと楽に投げて欲しい。

目標とする「丁寧なプレー」が、この試合では実践できたことが収穫だ。

Aチームの試合後、すぐにBチームの試合が始まった。

6年生は外野のフェンス沿いを走った。芝生が気持ち良い。

Bチーム試合でキャッチャーを任された勝原大進(南砂小4年)。強肩強打の
キャッチャーをめざす。

先発のキャプテン佐野颯穏(東陽小5年)は、初回こそ2点を失ったものの、
すぐに立ち直り、2回から4回までは無失点に抑えた。

3番ファーストの山岸奏斗(南砂小4年)は、初回に二塁打を放って
パワフルなバッティングを披露した。

サードで先発出場した小杉太生(明治小4年)。初回の先制攻撃では、
センターにタイムリーヒットを放った。

ショートで先発し、サードの守備にもついた八木大地(南砂小4年)。
野球小僧の本領を発揮して、もっと活躍して欲しい選手だ。

山崎大翔の負傷で急遽レフトの守備についた平川空汰(東陽小3年)。
応援モードから試合モードに、すぐに切り替えた。

センターの門内秀悟(南陽小4年)は、5回表に先頭バッターとして
四球を選び出塁、貴重な追加点に絡む働きを見せた。

ベンチスタートでも、すぐに出場できるように、しっかり準備をしておこう。

佐野監督の話を聴いて、攻撃に備える東陽フェニックスBチームの選手たち。

7月に入部した内橋由陽(東陽小5年)は、力のあるスイングが身上だ。
これからバリバリと活躍して欲しい。

ジョギングを終えた6年生ガールズ。

2回以降は、お互いゼロ行進が続き、緊迫した試合となった。

相手投手はAチームの試合では1番キャッチャー、Bチームの試合では、
四番ピッチャーで大車輪の働きを見せていた。

5回裏にリリーフのマウンドに上がった平川光希。直しどころ満載の
ピッチングフォームだが、サウスポーから投げ下ろすボールは魅力的だ。

途中からセカンド守備についた尾崎隆之介(南砂小4年)。集中した時の
プレーは素晴らしい。失敗を恐れずチャレンジして欲しい。

途中からレフトの守備についた土屋翔真(南砂小4年)は、貴重なサウスポー。
体も強いので、とても楽しみな選手だ。

平川優愛花(東陽小5年)も途中出場してライトの守備についた。
がさつな男子が多いチームの中で、気遣いのできる大事な選手だ。

キングドラゴンズの選手、スタッフ、父母会の皆さま、練習試合にお招き
いただき、ありがとうございました。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

8月29日(土)に、OBの山ノ井一成さんが練習をサポートしてくれた。
伝授してくれた肩甲骨、股関節の動きを滑らかにする「イグアナ歩き」は、
これから東陽フェニックスの定番メニューに組み込まれる予定だ。


 
2015.09.11 Friday 22:50 | comments(0) | - | 
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