<< November 2015 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>

東陽フェニックスAチーム、第17回送別大会開会式、二回戦深川ライナーズ

JUGEMテーマ:スポーツ
東陽フェニックスAチーム、第17回送別大会開会式、二回戦深川ライナーズ!

11月22日(日)の9時から夢の島グラウンドにて、第17回送別大会の開会式が行われ、東陽フェニックスAチームも参加。終了後、早速、学童野球最後となる深川地区での大会の熱戦が繰り広げられた。東陽フェニックスは、一回戦はシードとなり、翌日23日(日)の勤労感謝の日に行われる二回戦からの出場となった。

東陽フェニックスの初戦の相手は、前日、潮見パワーズを12−3で破って勢いに乗る深川ライナーズ。9時から夢の島6面で始まったこの試合、先攻の東陽フェニックスは、先手を打ちたかったものの、簡単に三者凡退に終わってしまう。すると、その裏、先発の佐藤大輝が先頭バッターに、いきなりヒットを浴びる嫌なムードだったが、相手のミスに助けられて何とか無失点で切り抜ける。

ピンチを脱した東陽フェニックスは、2回表に先頭の平川真が内野エラーで出塁すると、すかさず盗塁を決めて無死二塁とすると、次打者の山中翼が四球を選んでチャンスを広げる。一死後に、内野ゴロで果敢にホームを狙った平川真によって、何とか1点を奪うと、二死三塁から堀部栞帆が足で稼いだ内野安打で、さらに1点を追加して、東陽フェニックスらしい渋い攻撃で2点を先取することができた。

先発の佐藤大輝が毎回のように走者を背負う苦しいピッチングを強いられる中、4回表には、平川真と山中翼の連続ヒットで1点を加えて3−0とリードを広げ、何とか主導権を握ったまま試合は終盤へと向かう。

何回か追加点のチャンスをつかみかけるものの、盗塁を阻まれ、あと一本が出ず、相手を突き放せないまま、守りの方では、ヒット、エラーや四球でランナーを許しながらも、何とかしのぎながら最終回となった7回裏の守備につく東陽フェニックスナイン。先頭バッターを死球で歩かすと、それでスイッチが入ったのか、佐藤大輝が続くバッターを連続で内野フライに仕留め、二死まで漕ぎつけると、ここでまた内野のエラーで、二死一二塁と攻め立てられる。

そして迎えるバッターは、この試合、ヒットを放っている相手主軸バッター。しかし、この場面で佐藤大輝が、この日一番の渾身のピッチングを見せる。速球で、息もつかせず2球で追い込むと、最後は外角のボール球を振らせて三振に切って取り、何とかチームに勝利をもたらすと同時に、準決勝進出を決めることができた。

久しぶりの試合だったせいか、歯車が合わない部分もあったが、それでも、しぶとく打線をつないで得点を挙げ、その虎の子の得点を、守り切って勝利をものにした東陽フェニックスAチーム。準決勝の相手は、10月に行われた深川秋季大会二回戦で、相手の強打に屈して4−9で敗れた越中島ブレーブスだ。ガチンコ勝負は、これが最後のチャンス、雪辱を期して全力で戦って欲しいと思う。

次戦は12月6日(日)の9時から夢の島5面(一塁側ベンチ)で行われる予定。この試合に勝てば、すぐに決勝戦も行われ、その後は、閉会式、そして恒例の深川連盟に所属する全チームの選手、スタッフ、ご父母の皆さまによるアーチで、6年生の卒部生たちは、送り出されることになっている。

これが最後の地元深川地区での大会だ。その思い出深い大会で、最終日まで試合のできる幸せをかみしめながら、思い切り野球を楽しんで欲しい。

頑張れ、東陽フェニックスAチーム! 頑張れ、東陽フェニックス6年生!!

11月22日(日)の開会式は、早めに到着して、開会式直後に行われる試合の
準備をするチームの練習を見学。

開会式に参加する前に、東陽フェニックスAチームの記念撮影。

第17回送別大会には、深川地区の13チームが参加。少子化とともに、
指導者も少なって、第一回大会と比べると多くのチームの名前が姿を消した。
江東ウルフ、扇橋エース、スネークス、辰巳、サムライズ。将来の子供たちの
ためにも、今を大切にしつつ、各チーム頑張って何とかチーム運営を続けて
行って欲しいと思う。

前年優勝の越中島ブレーブスのキャプテンから菅原会長に優勝旗が返還される。

6年生にとっては深川最後の大会だ、気合入れて沢山想い出を作ろう。

各チームのキャプテンに囲まれて、越中島ブレーブスにキャプテンが選手宣誓。

今年の優勝チームはどこだろう。とにかく6年生にはエンジョイして欲しい。

先発メンバーを発表するキャプテン平川真(四砂小6年)。

背番号確認の前に、打順で並んで記念撮影。

審判の呼びかけに大きな声で答える選手たち。

手をつないで円陣を組んで勝利を誓う選手たち。

さぁ、元気出して楽しんで行こう。

1番センターの山中剛(九段小6年)。夏の大会以来、定位置となったが、
このところ打撃がさっぱり。でも調子が悪くてもできることは沢山ある。
いるだけで存在感あるのだから、自信を持って試合に臨もう。

2番キャッチャー江崎唯斗(三砂小6年)は、この試合、強肩でチームの
ピンチを何回も救った。しかし、ここまで左側に壁を作れないと、ボテボテか
内野フライ、捉えたとして大ファウルになるので、そこだけ気を付けて欲しい。

3番レフトの門内美澪(南陽小6年)は、鋭い当たりが外野の正面を
突いてしまった。でも君に武器は足、内野の深いところに転がして、
チャンスを作ろうぜ。自分が何をすべきか、ベンチにいる時から、
相手を観察して準備して行こう、君ならばできるはずだ。

4番サードのキャプテン平川真(四砂小6年)は、この試合でも、度々得点に
からみ主軸らしい働きを見せた。頼りがいのある選手に育って来た。君がヒットで
出塁すれば、自慢の足で盗塁できるのだ、それでけでも相手の脅威になるのだ。

5番ショートの山中翼(九段小6年)は、この試合、大事な場面で
ヒットを放ち、貴重な追加を挙げた。体のキレに気持ちが乗らない部分が
あるものの、持っているものは素晴らしい。「本気で全力、泥だらけ」を
めざして欲しいな。

6番佐藤大輝(四砂小6年)は、悪いながらも要所を締め、仲間に助けれて
完封勝利を挙げた。ちょっと前までは、泣き虫ダイキだったが、本当に
強くなったと思う。でもこんな小さな成功に満足せずに、さらに上を
めざして欲しのだ。

7番ファースト八木穂乃佳(南砂小6年)は、多少ドン臭くても、一生懸命に
プレーする姿には、見る者にグッと来るものを与えてくれる。この気持ちが
ある限り、周りは応援するし、チャンスは沢山もらえると思う。頑張れ。

8番ライト堀部栞帆(平井東小6年)は、ずっと試合に出たいと願いつつ、
その想いを野球ノートに書き綴って努力をしてきた。念ずれば夢かなう、
というとちょっと古いが、ふてくされることなく(たまにフン、という態度は
取るが許容範囲だ)、好きなことに地道に努力できるというのは大きな長所だ。
見ている人は見ている。これからも、粘り強く夢を追いかけることを続けて欲しい。

9番セカンドの山元来唯夢(南砂小6年)は、この試合、いきなり
とんでもないエラーをおかしたが、そこからの切り替えが早かった。
この切り替えができない選手が多い中、これは素晴らしい長所だ。
ノックの時に、エラーしても「もう一本」と言える、強気の態度が
こういう時にプラスに働くんだね。

ピンチでマウンドにあるまる内野陣。でもこれくらい笑顔が出ていれば大丈夫だ。

深川ライナーズのあきらめない気持ちに押されて、いくつかピンチが
あったが、何とか乗り越えて勝利を勝ち取ることができた。次の相手は、
ディフェンディング・チャンピオンであり、深川秋季大会で敗れた
越中島ブレーブス。とにかく自分たちの持てるものを全て出し切って
欲しいと思う。頑張れ、東陽フェニックスAチーム!!!


 
2015.11.25 Wednesday 14:22 | comments(0) | - | 

東陽フェニックスBチーム、富岡大会第七戦深川レッドソックス、閉会式

JUGEMテーマ:スポーツ
東陽フェニックスBチーム、富岡大会第七戦深川レッドソックス!閉会式!!

11月21日(土)の12時20分から深川公園にて、富岡大会最終戦となる第七戦深川レッドソックス戦が行われ、ここまで6戦全敗の東陽フェニックスだったが、先発のキャプテン佐野颯穏を中心に全員野球を展開して10対3で初勝利をもぎ取った。

朝に行われたダブルヘッダー一試合目の越中島ブレーブス戦では大敗を喫した東陽フェニックス、気持ちも新たにこの試合に臨んだ。その立ち上がり、先攻の深川レッドソックスに対して、初勝利の期待を背負って登板したキャプテン佐野颯穏が、いきなり先頭バッターにヒットを許すと、その後、自らのエラーなどで、あっさり先取点を奪われてしまう。しかし、これが力が抜けたのか、2回、3回は、エラーでランナーを背負うも、キャッチャー勝原大進の好送球で盗塁を阻止するなど、相手に流れを与えることはなかった。

一方、東陽フェニックス打線は、先取点を奪われた1回裏にすぐさま反撃。先頭の八木大地がヒットで出塁すると、続く勝原大進が四球を選び、チャンスを広げ、3番内橋由陽の内野ゴロの間に八木大地がホームに還って同点とすると、さらに、佐野颯穏の犠牲フライで勝原大進が好走塁を見せ、逆転のホームを踏むことができた。3回裏には、無死満塁のチャンスに小杉太生がライト線へ2点タイムリーヒットを放ち、佐野颯穏の走者一掃の二塁打などもあって、一挙8点を奪って試合を決定付けた。

課題が見えたのは、4回表の守備。

10−1と大きくリードした場面で、集中力を欠いた内外野のエラーで二死二三塁とされると、佐野颯穏の甘いボールを痛打され、2点を失ってしまう。もし、接戦の試合、もしくは、試合中盤でまだまだ相手の攻撃がある状態ならば、あっという間に流れを相手に持って行かれて逆転されることもありうる展開だった。

学童野球では、一回負けたら終わりのトーナメントの大会がほとんどだ。過去の経験でも、都大会で初回の大量点に安心したのか、気の抜けたプレーで徐々に相手に追いつかれ、最後はサドンデスに持ち込まれて敗退、なんてこともあった。こういった大量リードした試合でも、集中力を高め、一つ一つのプレーを丁寧に行うことを心がけて欲しい。

ところで、この試合が、東陽フェニックスBチームにとって、2015年の富岡大会最後の試合となった。結果は、7戦1勝6敗、8チーム中7位の成績だった。強豪ひしめく深川地区では、今の実力では致し方なしの部分もあるが、この強豪チーム相手の7戦を通じて、課題も明確になって来たことは確かなことだ。

攻撃では、「出る、進める、返す」のプロセスすべてに強化が求められるだろう。特に、走塁については、野球のルールも含めて、再度勉強し直す必要がある。また、バッティングについては、一人一人が自覚を持って、日々の自己練習の中で、スイングを増やして磨いて欲しいと思う。土日は発表の場、ということを覚えて欲しい。土日だけ来て上手くなろうと思わないで欲しいのだ。塾へ行けば成績が上がるか、というと大きな間違い、塾以外の場で、予習復習を粘り強く続けなければ、発表の場である塾では良い成績を残すことはできないのと同じなのだ。

また、、特に一回負ければ終わりのトーナメント大会では、やはり守備力の向上は重要な課題だ。この大会、毎試合ように5個以上のエラーをおかしてしまったが、この数を、少しずつ減らして行って欲しい、そうすれば、おのずと失点を減って行くはずだ。そのためには、まずは基本に立ち返ること、手投げのゴロ、ノックの数をこなして体にしみこませることが大切なことだ。後は、試合を通じて、多くの修羅場を経験し、応用問題を解けるようにすれば良い。

特に、このチームは、4年生が多いので、早く上級生のスピードや打球、当たりの強さに慣れることも大事なことだろう。今の6年生がいるうちに、練習を通じて彼らから多くのことを学び取って欲しい。東陽フェニックスの練習に来て、ただ時間を過ごすのではなく、熱く、貪欲に、そしてチャレンジ精神を忘れずに、自分、チームのために取り組んで欲しいと思う。

野球は点取りゲーム。しかし、優秀なピッチャー相手に、簡単に点を取ることはできない。一方で、野球は、1点でも多く取れば勝ちのゲームだ。勝利を得るために、観察して、考えて、準備し、実行する、そしてさらに、理想とのギャップを埋めるべく、反省、練習して次に備える。そんなプロセスを繰り返して、東陽フェニックスの選手たちには成長して行って欲しいと思うのだ。

まずは、東陽フェニックス恒例の冬のトレーニングで体を鍛えよう。体も心も粘り強く、忍耐強くなれるように鍛えようぜ。そして、この厳しい冬の時期を乗り越えて、来春大きく羽ばたくフェニックスの選手たちの姿を見られることを期待している。

頑張れ、東陽フェニックスBチーム!

ダブルヘッダー二試合目は、富岡大会最終戦深川レッドソックスとの
一戦となった。

先発のキャプテン佐野颯穏(東陽小5年)は、初回こそ力みが見えたが、
大量点に守られて、自分のピッチングを展開し、初勝利をチームにもたらした。

3番センターの内橋由陽(東陽小5年)は、この大会を通じて多くのことを
学んだはずだ。体も強い、足も速い、自分の長所を理解して欲しい。来年の
大飛躍に期待する。

平川光希(四砂小5年)は、この大会、一本立ちすることを期待されて
4度の先発を任されたが、なかなか結果を出すことができなかった。
周囲に期待されることは良いこと、それをプレッシャーと感じるのでは
なく、前向きのパワーに変えられるかどうかが問題なのだ。
頑張れ。

八木大地(南砂小4年)は、このところタイミングを崩して、得意の
バッティングで良いところがなかったが、前の試合から何かをつかんだ
ようで完全復調。チームを引っ張る選手になるためにも、苦しい時にこそ
声尾を出せる選手になって欲しい。

レフトで先発出場した山崎大翔(南砂小4年)は、3回裏の攻撃で、
しっかりと四球を選んで、打線をつなげることができた。今は
外野だけだが、色々なポジションにもチャレンジして欲しい。

勝原大進(南砂小4年)は、この大会、ほとんどの試合でマスクを
かぶり、フェニックスのホームを守り続けた。これからも、周りを見て、
チーム全体に指示を出せる選手をめざして欲しい。

ショートの尾崎隆之介(南砂小4年)は、5年生の打球の強さに押される
場面もあったが、これも経験だ。恐れず、ひるまず強い気持ちを持った
選手になって欲しのだ。

小杉太生(明治小4年)は、思い切りの良さが身上の選手。これは
野球を続ける上で、とても大切なことなのだから、常にこの気持ちは
失わないで欲しい。後は、集中力だね。

セカンドを守った門内秀悟(南陽小4年)は、3四球を選んでチームの
勝利に貢献した。何が起こるかをあらかじめ想定して準備していれば、
そんなに慌てることはない。まずは、野球は3つアウトを取ればチェンジ、
そのルールの中で、冷静にアウトを増やすことが大事なのだ。

サードランナーの山崎大翔に指示を出す、コーチャーの土屋翔真(南砂小4年)。
チームにとっては貴重なサウスポー、足も速いし、スイングも力強い。もっと
アピールして試合に臨んで欲しい選手だ。

富岡大会で初勝利を挙げた東陽フェニックスBチーム。強豪チームの
ひしめくこの大会で、揉まれる価値は高い。

次の試合の優勝決定戦となった深川ホークス対深川ジャイアンツの
一戦を観戦しながら、この大会を振り返って野球ノートを書き込む
東陽フェニックスの選手たち。

2015年の富岡大会は、7戦1勝6敗で7位の成績に終わった。

この日、すべての日程を終えて、第37回富岡新人リーグ大会の閉会式が、
深川公園で行われた。

今年の優勝チームは深川ホークス。最終戦で深川ジャイアンツと全勝対決となり、
1−0で勝利して優勝を勝ち取った。おめでとうございます!

各チームから最優秀選手が選ばれ記念の金メダルが授与された。

東陽フェニックスからは、キャプテン佐野颯穏が選出され、佐野コーチから
メダルが授与された。

優秀選手は各チームから二名が選出され、東陽フェニックスからは、
内橋由陽と平川光希が受賞した。

負けて強くなる。不思議な負けなし、という言葉の通り、必ず敗因が
あるのだ。そこをしっかり考えて、次に向かって頑張ろうぜ。

最優秀選手賞の佐野颯穏を中心に、優秀選手賞を受賞した平川真(左)と
内橋由陽(右)。

この冬は鍛えまくって、来春には大きく羽ばたくフェニックスになれ!


 
2015.11.25 Wednesday 14:15 | comments(1) | - | 

東陽フェニックスBチーム、富岡大会第六戦越中島ブレーブス

JUGEMテーマ:スポーツ
東陽フェニックスBチーム、富岡大会第六戦越中島ブレーブス!

11月21日(土)の8時30分から深川公園にて富岡大会第六戦となる越中島ブレーブスとの一戦が行われた。

この日で富岡大会も2か月の長丁場を終えて、ついに最終日を迎えることになった。東陽フェニックスBチームは、ここまで5戦5敗の成績だが、残された2試合を全力で戦うべく、早朝7時に集合して気合を入れて臨んだ第六戦だったが、実力で大きく上回る越中島ブレーブス相手に、四投手を繰り出したものの、ホームランを含む8安打を浴び、さらに12四球も与えてしまい、結局4回時間切れで2−19と大敗を喫してしまった。

投手戦に持ち込んで接戦を目論んだが、1回表の越中島ブレーブスの攻撃で、先発の平川光希が、先頭バッターを投ゴロに抑えて幸先良いスタートを切ったかに思えたが、その後、ヒットをはさんで4四球を与えてあえなく交代。完全に相手ペースになってことで、後を引き継いだ4年生投手の尾崎隆之介が相手の勢いを止めることは難しく、この回、一挙7点を失ってしまう。

その後も、4年生投手の八木大地、小杉太生がリリーフのマウンドに上がり、5年生中心のブレーブス強力打線に真っ向勝負を挑むが、いずれも返り討ちに遭い、毎回得点を許してしまう。

一方、攻撃の方は、ライナーでとびだしてしまい併殺となるなど、ランナーが出すが、なかなかチャンスを広げることができなかった。そんな苦しい戦況の中で、3回裏に、このところ復調の兆しを見せて来た八木大地が2点タイムリー二塁打を放って一矢報いることができた。ただし、攻撃らしい攻撃はここまで、ヒットは八木大地に2本のみに抑え込まれ、あとはなす術もなかった。

今秋行われた都大会新人戦では、ベスト8進出を果たした強豪越中島ブレーブスに対して、結果的に大きな実力差を感じたゲームとなってしまったが、来年の春に向けて、一つ一つ課題を克服して、この差を埋めて行って欲しいと思う。

頑張れ、東陽フェニックスBチーム!

11月に入って日の出も随分と遅くなった。7時に集合して深川公園に
到着すると、この季節らしい清々しい朝日が昇って来た。

ベンチで全員で気合を入れる東陽フェニックスBチーム。

久しぶりにマスクをかぶるキャプテン佐野颯穏(東陽小5年)を囲んで
朝日を浴びながら一枚。

富岡大会も、いよいよ大詰め、東陽フェニックスも二試合を残すのみと
なった。

勝原大進(南砂小4年)は、この試合、定位置のキャッチャーではなく、
ファーストで先発出場した。選手たちには、6年生までに、3つのポジションを
経験して欲しいと思っている。

この試合、2本のヒットを放って復調をアピールした八木大地(南砂小4年)。
バッティングは、一にも二も、まずはタイミング。打とう打とうと、メチャ振りしても、
なかなかヒットは生まれないものだ。

内橋由陽(東陽小5年)のパワーは抜群だ。だからこそ、楽に構えて、
下半身からのパワーをスイングに伝えて欲しいのだ。なんかグリップの
も握りも固いね。

久しぶりにマスクをかぶったキャプテン佐野颯穏(東陽小5年)には、
いつもと違った立ち位置で、ゲームを眺めて欲しかった。感じたことを、
ノートに書き込んで欲しいね。

先発した平川光希(四砂小5年)は、四球を連発してしまい、ゲームを
作ることができなかった。手足が長く、しかもサウスポー、肩だって、
そんなに悪くない。リリースの瞬間を大事にして、フォームを固めて欲しい。

この試合、サードの守備についた小杉太生(明治小4年)。内野手は、
色々な場面を想定しなければならない。まずは準備だ。

打席で気合を入れる山崎大翔(南砂小4年)。今は外野手だが、
内野も守れる選手をめざして欲しい。

平川光希の後を受けてマウンドに上がった尾崎隆之介(南砂小4年)。
今は、八木大地、小杉太生に続く第三の投手だが、鍛錬してエースを
めざして欲しい選手の一人だ。

セカンドを守った門内秀悟(南陽小4年)だが、もっともっと野球を
覚えて相手が嫌がるプレーをできる選手になって欲しい。

途中から出場した平川空汰(東陽小4年)。おとなしい選手だが、
ボールへのチャージが鋭くなった。もっと自分の強みを周りにアピールして
欲しい。

ライトの守備に途中からついた土屋翔真(南砂小4年)。上級生の
強い打球にも負けないよう、たくさん練習しよう。

川島寛貴(東陽小4年)も途中から外野の守備につき、打席にも立って
四球を選んだ。ドンドン試合に出られるように、平日から貪欲にバットを
振ろう。

大敗を喫したが、強豪チームからは、学ぶことが多いのも事実、この試合を
含めた6試合の負けを無駄にせず、自分の、そしてチームとしてやらなければ
ならないことを、しっかりと野球ノートに書き込もう。


 
2015.11.25 Wednesday 14:12 | comments(0) | - | 

東陽フェニックスCチーム、スーパーリーグ二回戦に勝利

JUGEMテーマ:スポーツ
東陽フェニックスCチーム、スーパーリーグ二回戦に勝利!

11月14日(土)の9時30分から若洲グラウンドにて、スーパーリーグ二回戦東陽フェニックス対アヤメジュニア(葛飾区)が行われ、時折小雨の降るあいにくの天気の中、先発の小杉太生がノーヒットノーランのおまけまでついた完封で、初回に挙げた2点を守り切り、2−0で勝利して三回戦へ駒を進めた。

先攻アヤメジュニアで始まったこの試合、注目された先発小杉太生の立ち上がり、二死後に内野エラーでランナーを許すが、落ち着いて中軸打者を速球で三振に仕留めて無失点で切り抜ける。

するとその裏、先頭の勝原大進が四球で歩くと相手ミスで二進、次打者の尾崎隆之介もしぶとくライトへのヒットでつなぎ、盗塁で無死二三塁と攻め立てると、時代社の時に、暴投で難なく先取点を奪うことができた。なおも、四球などで一死二三塁と攻め立て、5番の山崎大翔がライト前へタイムリーヒットを放ち、さらに1点を追加して、2−0とリードを広げることができた。

二回表には、小杉太生が制球を乱して3四球でピンチを招いたが、要所で速球を唸らせて三振でしのぎ、相手に得点を与えなかった。一方、相手投手も二回以降は立ち直り、速球を打ちあぐんで東陽フェニックス打線も沈黙。そんな重苦しい雰囲気の中、小杉太生が強気のピッチングを展開してマウンドに仁王立ち、3回からの3イニングは一人もランナーを許さず、結局、5回を投げて7三振を奪う力投を見せ、2−0でノーヒットノーランでチームに勝利を呼び込んだ。

試合後、八木コーチは、「守備では2回以外、ほぼ完璧に小杉太生が押さえ込んだ。雨の中ではあったが、5回まで球威も落ちず良く投げてくれた。ほぼピッチャーゴロか三振でノーヒットノーランを決めてくれた。試合を重ねる度にマウンドさばきが良くなっている。非常に頼もしい。」

さらに課題として、「問題は攻撃だが、初回に2点を挙げたが全体にバットが振れていなかった。相手のピッチャーが良かったとはいえ、走塁が弱い分、2安打7三振では次戦以降点を取ることが出来ないだろう。また、初回から全開でいけるように、しっかりバットを振り込んで次戦に臨みたいと思う。」と語った。

この試合、苦しい展開が続いたが、打てなければ守り勝つ、そんなメリハリに効いた戦いぶりを見せてくれた東陽フェニックスCチーム。ピッチングスタッフは、今回投げた小杉太生に加えて八木大地が控え万全な体制、次は打線の爆発に期待したいところだ。次戦の相手は、まだ決まらないが、どんな相手が来ても、失敗を恐れず立ち向かって欲しい。

試合は日ごろの練習の成果を披露する場なのだ。

毎日少しでも良い。自宅の周りを走る、バットを振る、シャドウピッチングをする、そんな決まり事を自分自身で作って続けてみよう。今すぐではないかもしれないが、いつか必ず結果として表れて来るはずだ。

頑張れ、東陽フェニックスCチーム!

試合前に気勢を上げる東陽フェニックスCチーム。

少々の雨なんかへっちゃらだ、頑張って行こうぜ。

追い切ってぶつかって行こう。

控えの選手たちも、自分の役割をわきまえてテキパキと動く(と思う)。

先発の小杉太生(明治小4年)は、武器の速球で真っ向勝負。2回に
制球を乱した場面はあったが、落ち着いて自分のピッチングを展開して、
ノーヒットノーランでチームに勝利を呼び込んだ。

しっかり内外野の選手が声を回す。

セカンドを守った門内秀悟(南陽小4年)。失敗したら打って返す、
強気の野球で行こうぜ。

相手投手は初回こそ制球を乱したものの、2回以降は速球を要所に
投げ込んできて、東陽フェニックスに付け入る隙を見せなかった。

2番ショートの尾崎隆之介(南砂小4年)は、初回の攻撃で、ライトへヒットを
放って主軸にチャンスを回した。

3番サードの八木大地(南砂小4年)、この試合、得意のバッティングで
大活躍はできなかったが、少し気持ちが焦ってタイミングが早くなっている
だけ、次の試合は頼むぞ。

5番に座った山崎大翔(南砂小4年)は、初回の攻撃で、貴重な追加点となる
タイムリーヒットを放って勝利に貢献した。

ファーストの山岸奏斗(南砂小4年)は、このところ安定した守備で
チームにリズムを作っている。ピッチャーがピンチの時に、大きな声で
元気づけて欲しい。

キャプテン1番キャッチャーの勝原大進(南砂小4年)は、小杉太生を
上手くリードして勝利へ導いた。

ライトで先発出場した土屋翔真(南砂小4年)は、守備位置から
声を出し続けた。

センターの平川空汰(東陽小4年)は、4回裏の攻撃では、四球を選んで
相手にプレッシャーをかけた。

途中からライトの守備に入った佐藤優太(四砂小3年)。

雨の中、応援してくださったお父さま、お母さまにお礼をする
東陽フェニックスの選手たち。

試合中は、グラウンド外でトレーニングに励んだAチーム。そろそろ
冬を迎えて、本格的なトレーニングの季節がやって来た。

3年生以下のDチームは、Cチーム応援に回った。今年中に初勝利を
挙げたいね。

午後からは、富岡大会が行われるはずだった。キャプテン佐野颯穏(東陽小5年)が
先発メンバーの発表を行うも、雨がひどくなって延期となった。

この日は、4年生に野球ノートが配布され、6年生の門内美澪と八木穂乃佳が
書き方教室を行った。土日の試合、練習のこと、そして平日の個人練習のこと、
6年生になって卒部するまで、たくさん書く子は3冊以上のノートを使う。

翌日の11月15日(日)は朝方の雨も止み、昼からは太陽が顔を出した。
午後からは、東グラウンドにて6・5年生と希望した4年生で、汗ばむ
天気の中、夕方まで練習をした。向こうに見えるスカイツリーも夕日に染まる。

11月22日(日)から始まる送別大会で、お礼の言葉を述べることに
なったキャプテン平川真(四砂小6年)は、みんなの前で原稿を読み上げた。

ここからは別のお話。現在、各プロ球団で秋季キャンプが行われているが、
千葉県鴨川でのロッテ・マリーンズのキャンプを訪れる機会があった。
サブグラウンドでは、二か所で内野アメリカンに、三遊間の守備練習が
行われていた。

左右に振られるノックを受けるロッテの選手たち。

三遊間の守備位置について、今年入団した中村奨吾(早大)らがノックを受ける。

一塁送球に二塁送球と、何度も繰り返される。さすがプロ、守備練習を
見ているだけでも飽きない。

メイングラウンドでは、マシンバッティング2か所にティーバッティング、
ロングティー、そしてキャッチャーの送球、捕球の練習が行われていた。

こちらも見ていて飽きない。もちろんプロだからこそ、基本を何回も
繰り返して、体に覚え込ませている。春季キャンプとは、また違った
趣だが、徹底して若手が鍛えらる場が秋季キャンプなのだろう。


 
2015.11.16 Monday 19:46 | comments(0) | - | 

東陽フェニックスAチーム、関団連東京支部大会東西対抗準々決勝で敗退

JUGEMテーマ:スポーツ
東陽フェニックスAチーム、関団連東京支部大会東西対抗準々決勝で敗退!

11月7日(土)の12時から丸子橋グラウンドにて、関団連東京支部大会東西対抗準々決勝東陽フェニックス対鶴川東レジェンズ(町田市)の一戦が行わた。東陽フェニックスは2回裏に1点を先取するも、3回表にミスから同点にされると、5回表に連打で逆転され、さらに最終回となった7回表には、ダメ押しとなる柵越えの特大ホームランを浴び、相手強力打線にねじ伏せられる形で1−4で敗れベスト4進出を逃してしまった。しかし、敗れたもの強豪チーム相手に善戦、6年生にとって残された2大会(送別大会、城南カップ)での活躍が期待される。しっかりと反省すべき点を修正して、二つの大会で好成績を残して卒部を迎えて欲しい。

試合を振り返ると、ジャンケンに勝って先攻を取った鶴川東レジェンズに対して、先発の佐藤大輝が、制球良く攻めのピッチングを展開して三者凡退に抑えるが、一方、相手ピッチャーもテンポの良いピッチングで譲らず、両チームともに無得点に終わった。

2回表は、先頭バッターにヒットを打たれるも、後続を抑えてピンチを逃れると、その裏、先頭の平川真が死球で出塁。すぐさま盗塁を決めて二進すると、次打者の当たりが内野エラーを誘い、一気に平川真がホームに還って1点を先取することができた。しかし、さらにチャンスが広がるかに思われたが、ランナーが牽制死で潰してしまう。その後、ヒットと四球がでただけに、惜しまれる攻撃となった。

せっかくもらったチャンスで一気に畳みかけたい場面だったが、さすが都大会出場の好チーム。要所で締めて、得点を与えないプレーはさすがというより他ない。めったにないチャンスをものにできなかった東陽フェニックスは、3回表に、逆に二死からの四球を足がかりに攻め立てられて、最後は内野のミスからあっさり1点を奪い返されて、あっという間に同点に追いつかれてしまう。

すぐに同点とされて相手投手に、立ち直りのきっかけを与えてしまった東陽フェニックスは、3、4回は三者凡退。一方、4回表には二死満塁のピンチを何とか切り抜けた佐藤大輝だったが、5回表には、ついに相手強力打線につかまり、連打で一気に2点を奪われ、逆転を許してしまった。東陽フェニックスも、その裏、八木穂乃佳の必死の走塁で無死1塁のチャンスを作り、堀部栞帆がバントで送って一死二塁とすると、さらに次打者のヒットで一三塁とチャンスを広げるが、またも一塁ランナーが牽制死。大事な場面での走塁ミスで得点につなげることができなかった。

いくつかのチャンスはあったものの、試合巧者の相手チームにチャンスを潰されてしまい、結局、1−4で敗れ、念願のベスト4入りを三年連続で逃してしまった。

この試合、反省すべき点は、流れを変えるプレーをいかに防ぐか、そして、すぐに試合中に切り替えて、同じ過ちを、いかに繰り返さないかということに尽きる。流れを変えるプレーとは、無駄な四球、ボーンヘッド、サインミス、走塁ミス、バント失敗が挙げらる。もちろん、相手はこのプレーを狙ってチャンスを潰しにかかってくるのだが、この試合でも、無駄な四球による失点、畳みかける大事な場面での二度にわたる牽制死が痛かった。

試合中にすべきことの中で、「観察する、考える、準備する」という、この3つのプロセスが欠かせない。クレバーな選手は、学童野球でも、ベンチから、守備位置から、打席から、塁上から相手を観察し、考え準備することができている。この試合での3点差は、まさに両チームでの、この違いが現れた結果だったのだろう。

東陽フェニックスの選手には、この反省点を踏まえて、残り2大会(送別大会、城南カップ)を戦って欲しい。負けから色々と学べば良いのだ。君たちならば、必ずできるはずだ。

頑張れ、東陽フェニックスAチーム!


この日は良く晴れて暖かい一日となった。

この試合に勝って、是非、ベスト4に進みたい東陽フェニックスの選手たち。
試合前に、この日の目標をキャプテンが伝える。

さぁ、試合開始だ。思い切ってプレーしよう。

両チームのキャプテンが握手で検討を誓い合う。

先発の佐藤大輝(四砂小6年)は、初回こそ三者凡退に抑えたものの、
後は常にランナーを背負う苦しいピッチングを強いられた。

1番センターの山中剛(九段小6年)は、一時のシャープなスイングが
息を潜め、大振りが目立つようになった。この日も、三打席ともに
フライを上げてしまったが、早く自分のスイングを取り戻して欲しい。

レフトの門内美澪(南陽小6年)は、夏の骨折も癒えて全開のはずだが、
やらねば、の気持ちが少し強く、その分、体の開きが早くなって、
引っかける当たりが続いている。焦らない、焦らない。

八木穂乃佳(南砂小6年)は、守備で残念なプレーがあったものの、
ヒットを放ち、積極的な走塁でチャンスを作った。エラーなんかOKだ、
取り返せば良いのだ。

ライトで先発出場した堀部栞帆(平井東小6年)は、この試合、最後の
バッターになってしまった。この悔しさを忘れずに、次の試合で爆発して
欲しい。

セカンドを守った山元来唯夢(南砂小6年)は、守備では堅実なプレーを
見せたものの、攻撃では大事な場面での走塁ミスがあった。しっかりと
反省して、自分の成長の糧にして欲しいと思っている。

負けていても元気は失わない、いや、負けている時にこそ、しっかりと
声を出して周りを盛り上げる選手をめざして欲しい。それが、リーダーになる
第一歩なのだ。

相手投手は小柄ながらテンポの良いピッチングを展開。ピンチにも
動じず、しかも頭を使ったピッチングが光った。

相手チームは度々鋭い当たりを飛ばして来たが、東陽フェニックスの
内外野も連係プレーで進塁を食い止めた。

サードを守ったキャプテン平川真(四砂小6年)は、安定した送球で、
何度かピンチからチームを救った。5回表の無死三塁の場面では、三塁ゴロに
対する相手キャプテンの鋭いスタートに、野選をおかしたが、バックホームに
チャレンジした姿勢は高く評価できる。

6回裏にキャプテン平川真は、ヒットを放って出塁し盗塁を試みたが、
相手のキャプテン、キャッチャーのドンピシャの送球で寸前でアウト。
今シーズン初の盗塁失敗を記録してしまった。それでも走り続けるのだ。

6回表からリリーフした山中翼(九段小6年)は、7回表に相手4番に
特大のホームランを浴びたものの、逃げないピッチングを展開した。
次も真っ向勝負だ。

柵越えの特大ホームランを見送るレフトの門内美澪。

小学生らしからぬ立派な体格の4番バッターだった。スイングスピードが
あって素晴らしいバッティングを披露した。

鶴川東レジェンズの選手たちには、是非、優勝をめざして欲しい。

三年連続でベスト4進出を西東京のチームに阻まれてしまった。来年こそは、
この壁を破って欲しい。ちなみに、準々決勝の東西対抗では、すべて西東京の
チームが勝ち上がった。

負けに不思議の負けなし、言葉通りの展開だった。

試合後は、全員で「まねきの湯」に直行して、すべて洗い流した
東陽フェニックスの選手たち。残りの2つの大会では、思い切り
ブレークして欲しい。

翌11月8日(日)は雨だったので、汗びっしょりの錦糸町でトレーニングを
行った。

東陽フェニックスのガールズも元気一杯だ。

6年生には、残された大会では、悔いのないプレーをして欲しいと思っている。


 
2015.11.10 Tuesday 07:59 | comments(0) | - | 

東陽フェニックスBチーム、富岡大会第五戦元加賀

JUGEMテーマ:スポーツ
東陽フェニックスBチーム、富岡大会第五戦元加賀!

11月3日(火)の文化の日の祝日、10時40分から深川公園にて、富岡大会第五戦となる東陽フェニックス対元加賀の一戦が行われ、東陽フェニックスは、2回、5回とそれぞれ2点ずつ挙げて4−1とリード、優位に試合を進めたかに思われたが、最終回となった5回裏に、内外野の守備が乱れ、一挙4点を失って4−5と逆転サヨナラ負けを喫してしまった。

ここまで富岡大会の戦績は5戦5敗と振るわない東陽フェニックスだったが、初勝利を挙げるかと思われたこの試合も、残念ながら逆転負け。先日の関団連東京支部大会ジュニアの部でもキングタイガースに逆転負けを喫したことは記憶に新しいが、この富岡大会でも、5戦中4戦が、先取点を奪いながら、終わってみれば逆転負けとなっている。1点差負けも二試合あるので、地力の差だけでなく、接戦での勝負弱さが目立っている。

投手力、守備力、攻撃力が、まだまだ力不足(個人でいわば心技体というところか)、どこか一つがうまく行っても、他の二つで大きく出遅れて、その結果、逆転を許してしまうケースが続いている。やはり勝利をものにするには、もちろん三つ揃うのが理想だが、少なくとも、攻撃力がダメでも、投手を中心とした堅い守備で接戦をものする、などの勝つためのスタイル、勝ちパターンを作るが必要であろう。

この試合を振り返ってみると、相手ミスにも助けられて、4点を奪うことができ、さらに、先発のキャプテン佐野颯穏の気持ちのこもった投球で、4回まで4−1と東陽フェニックスのペースで試合を運ぶことができた。もちろん、5回表までに10残塁と、相変わらずの雑な攻撃で、一気に試合を決めるチャンスを逃していたのも事実、相手を着実に仕留めることにできない攻撃力の弱さも敗因の一つだろう。

逆転を許した5回裏では、3点差があり、しかも下位打線から始まる攻撃、落ち着いて臨んで良い場面だった。先日のキングタイガース戦では、1点差ということもあって、緊張したのかピッチャーが突如崩れ三連続四死球でピンチを招いたが、この試合では、ピッチャーは落ち着いて投げていたものの、今度はバックが一つのエラーで動揺し、さらにエラーの連鎖が続き、さらにピッチャーが気落ちしたところを、4番バッターにタイムリー同点打を浴び、最後はまたも外野のエラーでサヨナラ負けを喫した。

投手力が何とかなっても、守備力が伴わなければ勝つことはできない。打ち取った当たりを捕球し、しっかりと一塁に送球しないとアウトは取れないのだ。この辺の微妙なバランス、打順の巡り合わせの妙が、野球の面白いところ。これがCチームであれば、悪球を振って三振で終わる場面も、上級生になるほど、三振の確率は減って、逆に、守備力が問われることになる。今まさに、東陽フェニックスBチームは、ステージを上げるための苦難に直面しているのだ。この修羅場を、自分たちで乗り越えて、一段上のステージに進まなければならないのだ。

本当に勝つことは難しい。でも、厳しい練習で自信を付けて、その修羅場をを乗り越えて、またステージを上げて欲しいと思う。東陽フェニックスの選手ならば、必ずできることだ。

「競争と敗北」を味わえば努力の必要性を知ることができる。

苦しくなくては努力ではないのだ。

そして努力してこそ、はじめて厳しさの楽しさを知ることができる。

それがエンジョイなのだ。

頑張れ、東陽フェニックスBチーム!

試合前にキャプテン佐野颯穏(東陽小5年)が先発メンバーを発表する。

失敗OK、思い切り叱られて反省、次のことを考えれば良いだけだ。
ガッツ出して行こうぜ。

先発のキャプテン佐野颯穏は、この試合、カッかすることもなく、
味方のエラーにも冷静に対応した。これを続けていれば大丈夫、必ず
勝つことができる。

平川光希(四砂小5年)は、2回の攻撃で必死にボールに食らいついて
内野安打を放った。

3番に座った内橋由陽(東陽小5年)は、バッティングでは悔しい
思いをしたが、守備ではフライを捕ることができた。

サードを守った八木大地(南砂小4年)に望まれることは、ただ一つ、
闘争心を前面に出すこと。野球は上手いのだから、チームを引っ張る
ガッツあるプレーを見せて欲しい。

途中からライトの守備についた山岸奏斗(南砂小4年)には、分からない
ままでプレーするのではなく、まず、コーチャーに聞く、タイムを取って
監督に聞く、という基本動作をできるようにして欲しい。迷ったら止まれ。

セカンドの門内秀悟(南陽小4年)は、慌てないこと、セカンドは
ファーストに近いのだから、落ち着いて処理すればアウトを取れることを、
まずは頭に入れて守備について欲しい。

フルスイングでピッチャーに立ち向かう小杉太生(明治小4年)。しっかり
ボールを見て打つことができる選手だ。この試合でも、先取点につながる
タイムリーヒットを放った。

ファーストを守った平川光希は、思い切り体を伸ばして逸れたボールを
好捕した。後ろには、カバーに回った山岸奏斗の姿も見える。この二人は、
集中力を切らさなければ、素晴らしいプレーができる選手なのだ。

ショートを守った尾崎隆之介(南砂小4年)。守備力の向上は、ノックの
数に比例する。たくさんノックを受けて、自信を付けて試合に臨もう。

ライト守備に途中からついた土屋翔真(南砂小4年)は、代わり端、難しい
フライをナイスキャッチ。代わったところにボールが飛ぶ、というのは
本当の話だよね。

最終回、ライトの守備についた山崎大翔(南砂小4年)は、サヨナラの
シーンを守備位置から見つめるだけだった。次の試合では、思い切り
アピールして先発出場を狙おう。

負けて強くなるのだ。頑張れ、東陽フェニックスBチーム!

この日の朝、3年生以下のDチームが勢ぞろい。たくさん練習して
強くなろうね。みんなピカピカの表情だね。

試合後、Bチームは6年生が待つ夢の島グラウンドに移動して練習。
勝つためには、十分な準備とハードワーク(勉強も同じ)、頑張れ。

この日、夢の島グラウンドに到着すると、草野球に参加していた
東陽フェニックスOBの齊藤宏貴(深川二中・江東ライオンズ→
横浜高校・野球部→駿河台大学3年・野球部)が挨拶に来てくれた。
昨年は、スケジュールが合わず、また、大学野球で忙しかったために
指導に来てくれる時間がなかったが、今年は、是非また斎藤塾を開いて
欲しいと思う。でも、いい男になったなぁ。

中学時代はポニーリーグの江東ライオンズで主軸として活躍し、全国優勝も
経験した。その後、横浜高校でも野球部で厳しい練習に耐え、駿河台大学に
進学後も野球を続け、創価大学などの強豪がひしめく東京新大学リーグで
活躍し、一部昇格の原動力となった。

9年前の2006年12月23日に行われた納会での一コマ。何か、
根本は、この時と変わらず野球小僧のままだね。左隣は、野人と呼ばれた
河田俊介だが、青学大で何やってるんだろう。今度遊びに来いよ。


 
2015.11.05 Thursday 16:18 | comments(0) | - | 

東陽フェニックスCチーム、深川秋季大会で準優勝

JUGEMテーマ:スポーツ
東陽フェニックスCチーム、深川秋季大会で準優勝!

11月1日(日)の9時から夢の島5面グラウンドにて、深川秋季大会Cクラス決勝が行われ、ここまで危なげない戦いぶりを見せて来た東陽フェニックスは、春の王者深川ジャイアンツと対戦した。

試合序盤から、両先発投手ともに一歩も譲らず、ピンチも好守で切り抜けて、緊迫した試合展開となったが、東陽フェニックスが3回表に二死からワイルドピッチで1点を失い、結局、この1点のみの失点ながら0−1で敗れ、念願の優勝を逃した。しかし、レベルの高い深川大会での準優勝は立派、しかも、春の準決勝では、大敗を喫した深川ジャイアンツ相手に互角の戦いを挑んだ東陽フェニックスにとっては、次につながる価値ある一敗となった。

この試合、先発の八木大地が、珍しく立ち上がりから制球が定まらず、3回を投げてヒットは内野安打1本に抑えながらも、4四死球で再三ピンチを招いた。しかし、バックの好守で何とか二回まで無失点で切り抜けることができた。特に、1回表の一死二三塁のピンチでライトフライを打たれ、犠牲フライで先取点を奪われるかに思われたが、小杉太生が捕球と同時に、イチロー張りのレーザービームのバックホーム、併殺に仕留めてピンチを逃れた。

一方、東陽フェニックスも初回にチャンスを作るも併殺。さらに2回裏には、一死二三塁のチャンスに後続を断たれ、またも無得点に終わる。続く3回裏にも一死一塁でまたも併殺と、相手の堅守にすべてチャンスの目を潰されてしまったのは痛かった。

4回表からは、小杉太生をマウンドに送って流れを変えようとした東陽フェニックス。いきなり一死二三塁のピンチを招いてしまうが、続くバッターの投ゴロにホームを突いて来た三塁ランナーに対して、ファーストの山岸奏斗が好送球、1−3−6の併殺を完成してピンチを逃れる。

しかし、冒頭に述べたように、3回表に失った1点が重くのしかかる。

緊迫した中で、相手投手も粘り強いピッチングを展開。ピンチの度に気持ちを入れ替えて投げる姿は、敵ながら「あっぱれ」と言うしかないピッチングを見せつけられた。そんな相手投手の気迫の前に、東陽フェニックス打線は4回は三者凡退、さらに、最終回となった5回裏には、二死から門内秀悟が四球を選んで意地を見せるが、後続が打ち取られ、結局、0−1で残念ながら優勝旗を奪うことができなかった。

敗因をあえて挙げれば、走塁の差が1点差を生んだと言えるだろう。東陽フェニックスも、再三、ランナーを送り出したが、相手強肩捕手を警戒して、二盗すらできなかった。一方、深川ジャイアンツは、勝原大進の強肩を警戒しつつも、3盗塁と果敢に攻めて来た。いわゆる機動力の差、積極性が僅差の勝敗を分けたと言えるだろう。言い換えれば、「出る、進める、還す」のプロセスの「進める、還す」で、東陽フェニックスの攻撃を封じられた形だ。

走塁は、野球の技術の中でも最も難しいと言われている。やはり強いチームは、幾多の修羅場をくぐり抜け、その中のギリギリのプレーで走力も鍛えられるものだ。Cチームの選手にも、相手を「観察し、考え、準備する」、そんなプロセス通じて、この試合のような修羅場の中で磨いて行って欲しいと思う。

試合後、八木コーチは、「守備はまだまだの部分はあるが、4年生の段階では十分に力を発揮してくれたと思う。特に二つのダブルプレーは見事だったと思う。小杉太生、山岸奏斗の素晴らしいバックホーム、キャッチャーの勝原大進のガッツあふれるブロック、良く守り抜いたと思う。また、八木大地と小杉太生も強打の深川ジャイアンツ相手に好投した。強いて言うならば、二人の力は十分に通用するので、自信を持って、相手を見下ろすくらいのピッチングを今後して欲しいと思う。」と語った。

また、「負けてしまったが今回の決勝の舞台は彼らには貴重な経験になっただろう。上級生や父兄の方々、たくさんの応援の中、緊張もしただろうが、応援を力にして素晴らしい試合をしてくれた。彼らの一番良いところは大事な試合でも臆せず戦えるところだと思う。今回は、優勝には手が届かなかったが、竹の子大会ではベスト4、深川春季大会では3位、そして今回は準優勝と、着実にステップアップしている。今年残されたスーパーリーグでは、優勝を果たせるよう、また子供たちとがんばりたいと思う。」と付け加えた。

まだまだ戦いは続く。

相手も強くなるが、それ以上に研鑽を重ねて、声援を力に変えて上をめざして欲しいと思う。

頑張れ、東陽フェニックスCチーム!

この日は6時30分に集合し、気合を入れて夢の島に乗り込んだ
東陽フェニックスCチーム。天気も、まさに野球日和となった。

ベンチ前で気勢を上げる東陽フェニックスCチーム。

両チームのキャプテンががっちり握手、健闘を誓った。

背番号確認のためにベンチ前に整列、審判の呼びかけに大きな声で
返事をする東陽フェニックスの選手たち。一年前と比べると、本当に
逞しくなった。

門内監督が見守る中、全員で勝利を誓う。

さぁ、試合開始だ、思い切って行こうぜ。

キャプテンの勝原大進(南砂小4年)は、1番キャッチャーを務め
チームを引っ張る。

勝原大進は、キャプテンとして、扇の要として、そして攻撃の起点として、
まさにチームの大黒柱だ。

先発投手を務めた八木大地(南砂小4年)は、この試合、制球に苦しむ
場面もあったが、持ち前の球威で3回1失点で切り抜けた。

八木大地はマウンドを譲った後は、サードの守備について好守を
見せてくれた。野球センスは抜群、だからこそ、もっとガッツで
チームを引っ張って欲しい選手だ。

ショートを守った尾崎隆之介(南砂小4年)。緊張しながらも、自分の役目を
しっかりと果した。

3回裏に内野安打を放って出塁した尾崎隆之介。緊迫したゲームだからこそ、
流れを引き寄せる思い切ったプレーを見せて欲しい。

セカンドを守った門内秀悟(南陽小4年)。一球一球キャッチャーからの
返球に反応して試合に集中した。

門内秀悟は、最終回となった5回裏の攻撃では、積極的な姿勢を崩さず、
四球を選んで意地を見せた。

小杉太生(明治小4年)は、初回、絶対に先取点を取られたくない場面で、
ライトから好返球を見せて、ホームで三塁ランナーを封殺、スーパープレーで
チームの危機を救った。

4回表からマウンドに上がった小杉太生は、強気のピッチングで
ジャイアンツ強力打線を力でねじ伏せた。マウンド度胸も抜群、これからの
活躍に期待がかかる。

レフトで先発出場した山崎大翔(南砂小4年)は、2回裏の攻撃では、
積極的なバッティングで相手のミスを誘い、チャンスを広げた。

山崎大翔は思い切り気持ちを前に出して打席へ入る。

ファーストを守った山岸奏斗(南砂小4年)は、4回表の守備でホームを
狙って来た三塁ランナーを好送球で封殺、1−3−2の併殺を完成、相手チームに
追加点を与えなかった。

2回裏の攻撃では、山岸奏斗は打席でも「つなぎ」バッティングに徹して、
ゴロを転がし味方の進塁を助けた。一塁へのヘッドスライディングも、
強い気持ちの表れだ。

平川空汰(東陽小4年)は、チャンスに打席が回ったが、強気のスイングで
対抗するも、得点につなげることができなかった。しかし、チャンスはまた
巡って来る。この悔しさを、次の大会では思い切りぶつけて欲しい。

内野からの声に応える平川空汰。センターの守備を安心して任せられる
ほどに大きく成長した。伸びしろはこんなものではない、もっともっと
欲を出して成長しようぜ。

8番サードで先発出場した佐藤優太(四砂小3年)は、2回裏の攻撃で、
四球を選んで次のバッターにつなげることができた。

サードからピッチャーに声をかける佐藤優太。

途中からライトの守備についた土屋翔真(南砂小4年)。貴重なサウスポー、
色々なポジションを経験して欲しい選手だ。

打席に向かう前にサインを確認する土屋翔真。こういったルーチンも
できるようになって来た。パワーのある選手、他の選手同様に、これからが
楽しみだ。

ベンチの選手たちは、緊迫の試合状況でも、大きな声で応援を続けた。

この日は、決勝戦のため、6・5年生も参加した全員応援となった。

相手先発投手は、ピンチにも気持ちを切り替えて、丁寧なピッチングを展開した。
また、東陽フェニックスの機動力を完全に封じた牽制も素晴らしかった

1点ビハインドの最終回の攻撃でも、東陽フェニックスの士気は衰えなかった。

残念ながら優勝は逃したが、楽しみは次に取っておこう。良く頑張った!

決勝戦の名前にふさわしい緊迫したゲームだった。

試合後、門内監督を囲んで反省会。まだまだ夢は続く。

閉会式に参加する東陽フェニックスCチーム。ちなみに、Aクラスの
優勝は深川ジャイアンツ、Bクラスは越中島ブレーブスだった。

準優勝の表彰では選手全員が整列。

菅原会長から表彰状を受け取るキャプテン勝原大進。東陽フェニックスとしては、
久しぶりに来年返還するカップを勝ち取った。おめでとう!

各チームの6年生から努力賞の受賞者が選出された。東陽フェニックスからは、
越中島ブレーブス戦で、味方のエラーにもめげず、自分のピッチングを展開した
佐藤大輝(四砂小6年)が選出された。選出された選手の中で、一番小柄な選手だが、
努力で培った野球センスは誰にも負けない。

深川秋季大会Cクラスのトーナメント表。来年の春は頂点を極めようぜ。

準優勝の表彰状、カップを手に胸を張って記念撮影。

この準優勝も、お父さま、お母さま、家族の支えがあってこそ獲得できた。
いつも感謝を忘れずに、次の大会では優勝をめざそう。

その間、6・5年生は、ひたすら夢の島を走る。君たちも、残された
大会で思い切り暴れ回ってカップを手にしようぜ。

努力賞を受賞した佐藤大輝は、東陽フェニックスガールズにも祝福されて
ハニカミ顔だ。


 
2015.11.05 Thursday 16:15 | comments(0) | - | 

東陽フェニックスBチーム、関団連東京支部大会ジュニアの部三回戦でキングタイガースに惜敗

JUGEMテーマ:スポーツ
東陽フェニックスBチーム、関団連東京支部大会ジュニアの部三回戦でキングタイガースに惜敗!

10月31日(土)の14時15分から夢の島5面グラウンドで、関団連東京支部大会ジュニアの部(5年生以下)三回戦東陽フェニックス対キングタイガース(世田谷区)が行われ、3回裏に1点を先取した東陽フェニックスだったが、最終回となった5回表に三連続四死球をきっかけに3点を失って一気に逆転を許し、結局、5回1−3で惜しくも勝利を逃した。

簡単に試合を振り返ると、先攻キングタイガースで始まったこの試合、先発のキャプテン佐野颯穏(東陽小5年)の投球がさえわたり、3回に内野エラーのランナーを許しただけで、ここまで完璧なピッチンを展開、相手に付け入る隙を見せなかった。すると、3回裏、好投に応えるように、一死から勝原大進がヒットで出塁すると、盗塁などで三進、さらに二死から相手エラーで、待望の先取点を奪うことができた。

4回表には、佐野颯穏が初ヒットを許し、一死三塁と攻め立てられるが、投ゴロでホームを狙った三塁ランナーを挟殺プレーで封殺、さらに、死球などで二死二三塁となるが、佐野颯穏が渾身の投球で三振に打ち取ってピンチを逃れた。

追加点の欲しい東陽フェニックスは、4回裏に山崎大翔のヒットなどで二死三塁のチャンスを作るも、後が続かず、1−0のまま最終回の5回の攻防を迎える。

この緊迫した場面でマウンドに上がった佐野颯穏だったが、突然制球を乱し、下位打線相手に三連続四死球、無死満塁のピンチを招いてしまう。ストライクを取ろうとすればするほど腕が縮こまり、コントロールがままならなくなることは、プロ野球選手でもあること、まさに金縛りにあった状態だった。

一番バッターに返って相手にとっては好打順、佐野颯穏のストライクを取りに行った初球を、狙いすましたようにライトに打ち返されて2点を失い逆転を許すと、さらに、3番バッターにもタイムリーヒットを浴びて、この回、一挙3点を失ってしまった。その裏、東陽フェニックスも反撃を試みて、二死二塁と攻めるも、最後は、ランナーが三塁で封殺されて万事休す、残念ながら1−3で敗れベスト8入りを逃してしまった。

野球は点取りゲーム、やはり1点では、後半追い上げてきた相手を振り切ることはできない。得点を挙げるには、「出る、進める、返す」とつなぐことが大切だが、この試合、再三、得点圏にランナーを送りながらも、大振りの三振、走塁ミスなどでホームを踏むことができず、その結果、相手にプレッシャーをかけられないまま、試合の流れをガッチリとつかむことができなかった。

ピッチャーの佐野颯穏が好投していただけに、バックに「つなぎ」の意識を持って戦って欲しかったが、4年生の多いチームだけに、これも経験、一つ一つ課題を克服して行って欲しい。また、後半バテてしまったピッチャーの佐野颯穏にも、さらに体力強化に務めて、一試合投げ切る持久力を付けてもらいたい。「エース」と呼ばれるピッチャーは、後半にパワー全開になるものだ。

取れる時に、容赦なく点を取る貪欲さを持とう。もっと粘り強く、相手が嫌がる野球をして欲しい。

頑張れ、東陽フェニックスBチーム!

ベンチ前に並んで、主審の「集合!」の声を待つ東陽フェニックスの選手たち。

ベスト8進出をかけて精一杯戦おうぜ。

先発の佐野颯穏(東陽小5年)は、無駄な力抜けて腕も振れるように
なって来た。あとは一試合投げ抜く体力と精神力を養おう!

セカンドを守った平川光希(四砂小5年)。この試合、期待された
バッティングでは、フライを上げてしまったが、次の試合までには
修正して臨んで欲しい。

ライトを守った内橋由陽(東陽小5年)は、攻撃面では、必ずチャンスに
巡り合うことが多い。結果を出せるように日々精進だ。

1番ショートを任された尾崎隆之介(南砂小4年)。期待されるのは、
とても良いことだ。失敗を恐れずに、思い切って行こう。

キャッチャーの勝原大進(南砂小4年)は、この試合、2安打を放って
先制のホームも踏んだ。もっともっと欲を出して強くなって欲しい選手だ。

ファーストの山岸奏斗(南砂小4年)は、2回裏の攻撃では四球を選んで
チャンスメイクの役目を果たした。

相手投手は、ランナーを許しながらも粘り強い投球で、東陽フェニックス打線を
1点に抑えた。

7番レフトで先発出場した山崎大翔(南砂小4年)は、レフトへライナー性の
当たりのヒットを放った。パワーも付いて来て、楽しみな選手に育って来た。

門内秀悟(南陽小4年)は、送りバントを決めてチャンスを広げることが
できた。課題の守備は、とにかくノックを受けまくりしかない。内外野を
守れる器用な選手をめざせ。

試合終了後、全員で握手をする両チームの選手たち。キングタイガースには、
是非、優勝めざして頑張って欲しい。

佐野監督を中心に反省会を開く東陽フェニックスBチームの選手たち。
惜しい試合を逃したが、「不思議の負けなし」の言葉通り、負けには、
必ず理由がある。そのことをしっかりと反省して、次の試合に臨もう。


 
2015.11.05 Thursday 16:09 | comments(0) | - | 

東陽フェニックスAチーム、関団連東京支部大会Cブロック決勝で勝利

JUGEMテーマ:スポーツ
東陽フェニックスAチーム、関団連東京支部大会Cブロック決勝で勝利!

10月31日(土)の12時15分から夢の島5面グラウンドにて、関団連東京支部大会Cブロックの決勝となる東陽フェニックス対桃五少年野球クラブ(杉並区)の一戦が行われ、東陽フェニックスが4−3で接戦をものにして、一昨年、昨年と同様にベスト8進出を果たした。

対戦相手の桃五少年野球クラブは、7月に行われた関団連読売旗争奪東京支部大会で優勝。東京代表として出場した、一都3県の代表チームで優勝を争う中央大会では決勝戦に進出し、神奈川代表の湘南台クローバーズに、タイブレークの末に8回0−1で惜しくも敗れたものの、準優勝を飾った強豪中の強豪チームだ。

その桃五少年野球クラブに対して、東陽フェニックスが、どこまで泥臭く食い下がれるかが見どころとなったが、先攻の桃五少年野球クラブに対して、先発の山中翼が、一死からヒットと四球で一二塁のピンチを招くも、落ち着いて後続を断って無失点に抑えると、二回表は三者凡退に抑えて、流れを引き寄せると、その裏に東陽フェニックスにチャンスが巡ってくる。

この回、先頭の4番平川真がヒットで出塁、続く山中翼が四球を選んで次打者の佐藤大輝につなぐ。ここで、佐藤大輝がレフト横へ快打を飛ばして無死満塁とチャンスを広げた場面で、バッターの八木穂乃佳がバントした当たりは投前のゴロとなり本塁封殺と思われたが、相手ミスに助けられ2点を先取。さらに、スクイズ失敗の間に、またも相手ミスに助けられて1点を追加して、この回、一挙3点を奪うことに成功した。

その後、替わったピッチャーからも4回裏に1点を奪い、4−0とリードを広げた東陽フェニックスだったが、地力のある桃五少年野球チームがこのままで終わるはずがない。

5回表に、下位打線の連打でピンチを招いた東陽フェニックスは、ミスもあって3点を奪い返されてしまう。何とか、リリーフの佐藤大輝が踏ん張ったものの、リードは最少の1点となってしまった東陽フェニックス。しかも、その裏は、相手リリーフ投手の速球に3三振を食らって流れは完全に相手チームにか、と思われたが、夏場から、修羅場をくぐり、幾多のピンチを切り抜けて来た東陽フェニックスナインは、最終回となった6回表に、固くなることなく、冷静に対応して、三者凡退に相手打線を抑え込み、結局1点差を守り切って、4−3で強敵を倒すことができた。

相手のミスに助けられたところもあったが、何よりも、ピンチにビビることなく、粘り強くかつ積極的にプレーできたことが、勝利につながった。今までならば、萎縮してエラーを連発した場面でも、落ち着いて、一つずつアウトを取れたことが大きい。夏の厳しい練習、大会を経験することによって、一人一人の個の力が向上したことと同時に、チーム力自体も大きく成長した証だ。

一昨年、昨年同様に、ベスト8まで勝ち上がって来た東陽フェニックスだが、秋の東京支部大会は、東東京、西東京のそれぞれの4ブロックで優勝したチームの東西対抗戦となる。この2年間、東陽フェニックスは、どうしても西東京のチームに勝つことができず、ベスト4入りを逃している。実際、既に行われている東西対抗戦3試合では、いずれも西東京のチームが勝利を挙げており、残る東東京のチームは、東陽フェニックスのみとなった。

準々決勝の相手は鶴川東レジェンズ(町田市)、5月に行われた全国大会東京都予選にも、町田市代表として出場している強豪チームだ。東陽フェニックスの選手たちには、強豪チーム相手に楽しむ気持ちを持って、試合に臨んで欲しいと思う。この試合は、11月7日(土)の12時から丸子橋グラウンドで行われる予定、今からとても楽しみな一戦となった。

粘り強く、ガムシャラに、そして、丁寧なプレーを心がけよう。

頑張れ、東陽フェニックスAチーム!

思い切ってぶつかって行こうぜ、東陽フェニックスAチーム!

両チームともに出場選手が全て6年生同士の試合となった。

5回途中まで力投した先発の山中翼(九段小6年)。昨夏の読売大会で、
桃五少年野球クラブには、8点差をひっくり返された。今回は、必勝を期して
マウンドに上がった。

ショートで落ち着いた守備を見せた佐藤大輝(四砂小6年)。まさに守備の要だ。

トップバッターの山中剛(九段小6年)は、この試合でも曲者ぶりを発揮した。

ライトで先発出場した堀部栞帆(平井東小6年)。一打席ごとに一喜一憂していては、
試合に流れに乗ることはできない。切り替えが大事なのだ。

キャッチャーを務めた江崎唯斗(三砂小6年)だが、長所は俊足、試合では、
相手の脅威となって欲しい。

相手先発投手は、威力十分な速球が武器、そして何よりも、ファーストとの
連係プレーで見せたフィールディングにセンスを感じた。

この試合、門内美澪(南陽小6年)のバットは、火を噴くことはなかった。
次の試合に期待する。

キャプテン平川真(四砂小6年)は、サードとして公式戦初デビュー。
体力とセンスは素晴らしい。あとは失敗を恐れず、エラーしたら打って返す、
という強気の姿勢が出て来れば、大きく成長する選手の一人だ。

相手チームのキャプテンは小柄ながら、まさにファイター、闘志あふれる
プレーでチームを引っ張っていた。

相手リリーフ投手は、大柄な体から100キロを超えると思われる速球を
投げ下ろして来た。多少、制球に課題を残すものの素晴らしい素材だ。

ファーストを守った八木穂乃佳(南砂小6年)は、この試合、勝利の
立役者として大活躍を見せた。「一生懸命」という言葉がぴったりの選手だ。

セカンドを守った山元来唯夢(南砂小6年)は、このところ守備で
大きく成長し、確実にチームの勝利に貢献している。

5回途中からリリーフのマウンドに上がった佐藤大輝は、立ち上がりこそ
バタついたが、すぐに冷静さを取り戻して、ピンチを切り抜けることができた。

5年生の佐野颯穏(東陽小5年)は、サードコーチャーとして、
十二分に役目を果たした。

桃五少年野球クラブは、やはり素晴らしいチームだった。プレーヤー一人一人の
体力、技量も高く、中学野球に進んでも大活躍できるだろう。

一球の重み、一つのアウトの大切さを感じながら、次の試合も丁寧な
プレーを心がけて戦おう!


 
2015.11.05 Thursday 16:03 | comments(0) | - | 
 | 1 / 1 PAGES |