東陽フェニックス、卒部会のご報告!
3月5日(土)に恒例行事となった6年生を送り出す卒部会が、18時からルートイン東陽町で盛大に行われた。入部した頃は、あんなに小さかった6年生たちが、何と立派になったことか。彼らと過ごした日々が走馬灯のごとく思い出され、別れの寂しさはあるものの、その一方で、これからの彼らの活躍が、益々楽しみとなった。
卒部会に先立って行われた卒部生対現役選手との試合は、卒部生が貫禄を見せて勝利。その後に行われた6年生の父兄との試合は、最終回となった6回裏に、1−2とリードされていた父兄チームが、八木父のホームランで同点い追いつくと、さらに山中父のヒットを足がかりにチャンスを広げ、最後は、キャプテン平川真がマウンドに上がり、平川父と対決、渾身のスイングはサヨナラヒットとなって父兄チームに勝利をもたらした。オヤジたちは、真正面から6年生の挑戦を受け止め、余裕で(かろうじて?)面目を保つとともに、学童野球最後となった試合で、子供たちとたくさんの想い出を作ることができた。
夜の卒部会では、この対戦をネタに盛り上がるとともに、東陽フェニックスの多くの現役選手、ご父母の皆さまが参加して6年生を送り出した。
卒部する6年生には、チームスローガンである「必ずできる!!!」を合言葉に、東陽フェニックスのチームの方針を、中学に上がっても、何かの折に思い出し、拠り所の一つにして欲しいと思っている。
(チーム方針)
・元気に明るく、のびのび、そして真剣に野球に取り組む姿勢
スポーツ、野球は楽しいものだ。元気に明るく、のびのび、そして真剣にプレーしよう。真面目に取り組めば取り組むほど、野球の奥深さが分かってくるはずだ。
・我慢、忍耐、エンドレス
苦しい練習も、その先の夢の実現があるから我慢できる、自分の成長を実感できるから耐えられる。努力はエンドレス、成功するまであきらめず、最後までやりぬく。もちろん大人も根気強く、最後まで徹底的に付き合う。
・野球を通じて自分で考え、判断する力を養う
野球は理屈、科学で成り立っている。そのためにも、野球の基本、応用をしっかりと覚えることは大事なこと。そしてそこから自分の形を作っていって欲しい、自分で判断できる力を養って欲しい。
・あいさつ、返事、感謝の言葉、そして笑顔
進んで挨拶すれば、自分も、相手も気持ちが良い。「はい」、「いいえ」、としっかり返事をすれば、相手に自分の気持ちを伝えることができる。「ありがとうございます」が、素直に言えれば相手の心をつかむ事ができる、球場、道具にも感謝。何よりも、野球ができるのは、親、周囲の助けがあってこそ、感謝の気持ちを素直に示そう。そして、コミュニケーションの基本は笑顔、常に忘れずに。最後に野球の神様も、必ず微笑んでくれる。
・チームワークを大切にする心
野球は団体スポーツ、一人じゃできない。一人がみんなのために、みんなが一人のために、どれだけ力を発揮できるかでチーム力は決まる。思いやり、優しさ、温かさを、絶対に忘れてはいけない。そしてチームワークを作るには、一人一人が責任持って行動することが大切だ。子供も大人もチームワークで盛り上げよう。
・規則、ルールを覚える、守る(チームの規則、野球のルール、時間厳守・・・)
ゲームには、必ず守らなければならない規則、ルールがある。それを外してしまえば、ただの暴れ者、迷惑者。正しいことを正しく行い、正しい道を進んで欲しい。
卒部生に送る言葉は、「忍あってこその夢」、これからも、厳しさの楽しさを知って、自分の立てた夢、目標の実現に向かって行って欲しいと思っている。
頑張れ、東陽フェニックス卒部生!
頑張れ、東陽フェニックス!!
6・5・4年生で朝のランニング。先頭は新Aチームキャプテンの佐野颯穏(東陽小5年)だ。
キャプテン平川真(背番号10、四砂小6年)は、体格にも恵まれていて、
素質も十分だ。後は、強い気持ちを持って、泥臭く努力を続けること。
たゆまぬ努力、このことを決して忘れずに、失敗を恐れず立ち向い、たとえ
失敗してもすぐに起き上がって、前に進んで行こうぜ。
山中剛(背番号2、九段小6年)は、体は小さいが、決めたら思い切り
良く前へ進む突破力がある。その突破力で、チームのやる気をグッと
引き出すことができる選手だ。中学での活躍に期待してるぜ。
八木穂乃佳(背番号3、南砂小6年)は、コツコツと努力を積み重ねて
上達したきた選手だ。あきらめず、粘り強く続けられることは、素晴らしい
才能なのだ。これからも続けて行って欲しい。
江崎唯斗(三砂小6年)が、集中した時、勢いづいた時に見せるプレーは、
誰にも真似できないくらい素晴らしい。課題はコンスタントに力を出し続ける
こと、それがチームメイトからの信頼につながるのだ。苦しい時こそ、強い気持ち
持って臨もう。
山中翼(背番号5、九段小6年)の時折見せるスーパープレーには、本当に
助けられ、頼りになる選手の一人だった。これに深く考えたプレーができれば、
もっともっと上をめざせるはずだ。大事な場面で、エイヤ、とプレーするのでは
なく、周りを観察し、深く考え、準備する、それをプレーの合間でもできるように、
努力しよう。
佐藤大輝(背番号6、四砂小6年)は、頭のどこかで冷静な部分を持って
いる選手だ。体は小さくとも、周囲に注意を配りながら状況を判断する
ことができることが強み。それは、日ごろの不断の努力があるから、
これからも決して怠けずに、自分を追い込んで挑戦し続けよう。
門内美澪(背番号7、南陽小6年)の勝負へのこだわりは素晴らしい。喜怒哀楽を
表すことも、チームを力づけるためには、とても重要なことなのだ。中学生に
なっても、自分の良さを、さらに前に出して、チームを引っ張る存在になって欲しい。
山元来唯夢(背番号7、南砂小6年)は、単調な練習でも、我慢強く、粘り強く
続けられる芯の強さがある。野球が本当に好きなのだろう。そんな努力を
必ず周囲の人たちは評価してくれるはずだ。この我慢強さを大事にして、
これからも上達の階段を登って欲しい。君なら必ずできる。
堀部栞帆(背番号9、平井東小6年)は、目標の達成意欲は人一倍強い、
目標達成のためには、苦しいことも乗り越えられる強さを持っている選手だ。
そして何よりも真面目なこと、誠実なこと、これこそが最大の強みだろう。
中学になっても、決してあきらめず前進し続けてくれ。
まずは、卒部生の6年生と5・4年生との試合が始まった。
6年生たちが貫禄を見せて、接戦ながら勝利した。全員で記念撮影。
6年生たちも、本当に大きくなった。
この後は、オヤジたちと対決だ。
マジで行こうぜ、マジで。
本気モードのオヤジたち、しかし体力が続くのか心配だ。
オヤジチームの先発は山中父、しっかり抑えた。
翼剛は親父に完敗、参りましたの一言。
セカンドランナーの佐藤大輝をけん制する佐藤父。
江崎父は唯斗対決、もちろん凡打に抑えた。
門内父は、美澪に甘いボールをレフトオーバーの二塁打を許した。完璧に
捉えられた当たりに、落ち込む父を気遣う娘の美澪。美しい光景だ。
山元父は、来唯夢の速球を打ち返し、親父の力を見せつけた。
佐藤代表も孫の大輝と対決、結果は打ち取られたものの、孫と対決なんて、
とても素敵な話だ。我々も、かくありたいものだ。
最終回となった6回裏、先頭バッターの八木父は、穂乃佳と対決。見事に
宣言通り、右打ちで同点ホームランを放ち、土壇場で2−2とした。
続く、山中父も剛の速球をピッチャーが返し、倒れ込む剛をしり目に
一塁へ全力疾走だ。
最後は、キャプテン平川真がマウンドに上がり、引き分けを狙ったが、
平川父がサヨナラヒットを放って、オヤジチームに勝利をもたらした。
思い出をたくさん作ることができたろうか。オヤジたちは勝ったものの、
子供たちの成長を実感したはずだ。
握手をしてゲームセット、お疲れ様でした!
オヤジ、6年生で記念撮影。天気にも恵まれて、本当に良かった。
試合の後は、6年生のお母さまたちが、カレーを振るまってくださった。
全員で、お母さまたちにお礼をする。
グラウンドでの最後の締めでは、6年生一人一人が現役選手たちにメッセージを
贈ってくれた。
6年生にお礼をする現役選手たち。6年生たちから引き継いだ「フェニックス魂」を、
今度は君たちが燃え上がらそう!
最後のグラウンドでの行事を終えた6年生たち。良く最後まで頑張った。
東陽フェニックスでの経験は、君たちの一生の想い出になるとともに、
財産として生き続けるだろう。グラウンドに遊びに来て、後輩たちを
指導にしに来てくれ、楽しみにしているぞ。
この後、現役選手たちは練習。4年生は、翌日の深川春季大会一回戦に
向けて、気持ちを一つにした。
18時からは、ルートイン東陽町にて、多くの現役選手、ご父母の皆さまが参加して、
卒部会が盛大に行われた。
入場した卒部生たちは、参加した皆さんに、まずはご挨拶。
開会の辞は、初代代表の千葉さんがご欠席のため、佐藤代表が務めた。
千葉さん、お祝いありがとうございます。大事に使わせていただきます。
衆議院議員の柿沢未途さんから来賓のご挨拶をいただく。「本気」の力に
ついてお話しいただいた。「本気でやれば、大抵のことができる」、「本気で
やれば、何事も楽しくなる」、「本気でやれば、必ず誰かが助けてくれる」、
卒部生、現役生にも、覚えておいて欲しい言葉だ。
続いて、江東区議の大矢根匠さんにも、卒部生のみならず、現役生にも、
温かい激励の言葉を頂戴した。
乾杯のご挨拶を務めてくださった大沼前代表(東陽フェニックス代表審判)。
ご来賓の皆さま、左から、衆議院議員の柿沢未途さん、深川クラブの木内監督、
城東ボーイズの田中代表、大沼さん、江東パワーフォースの上杉監督、家子代表、
そして、江東区議の大矢根匠さん。お忙しいところ、ありがとうございます。
卒部生のお母さま方。卒部おめでとうございます。でも、これからも、
洗濯、早起きのお弁当作り、まだまだ大変なことが続きますが、
子供たちの活躍、頑張りを支えに、引き続き頑張ってください。
3年生以下の選手たちも乾杯だぜ。
多くの現役選手のお母さま方も参加してくださった。
司会は、横山やすしではなく、佐野コーチです。ありがとうございます。
新Cチームのスタッフの皆さん。まだ卒部まで3年ありますので、
お子さんたちと思い切り野球を楽しんでください。
ABチームのスタッフの皆さん、卒部生のスタッフの皆さんは、お礼奉公3年が
待ってますので、引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
キャプテンの継承式が行われた。左から、卒部生の平川真、新Aチームキャプテンの
佐野颯穏(東陽小5年)、新Bチームキャプテン八木大地(南砂小4年)。そして、
Cチームの10番を勝原大進(南砂小4年)から引き継いだ引新Cチームキャプテンの佐藤優太(四砂小3年)。
一度化粧直しをして、再び入場した卒部生たち。卒部生からは、
現役選手たちに、キャンディーが投げ渡された。
それぞれの背番号の入った記念品を渡された卒部生たち。
佐藤代表が作ってくださった背番号入りの額の前には、6年生の時に
勝ち取った、深川送別大会の3位のトロフィー、産経新聞カップ3位の
カップ、城南杯準優勝の表彰状が並べられた。ささやかながらも、6年生たちが
勝ち取った大事な品々だ。春先は、なかなか勝てなかったチームが、
本当に強くなったが、これを見ると、いくつもの想い出がよみがえる。
山中夫妻の力作、卒部生の軌跡が収められたビデオを全員で鑑賞。
キャプテンの平川真が代表して挨拶を行った。送別大会での、卒部生を代表して
お礼の言葉を述べて以来、結構度胸がついたようだ。昨年は、江崎唯斗が同じ大会で、
送辞を述べ、一昨年は、早坂陸が、深川秋季大会で宣誓をしているので、今年も、
是非、キャプテンの佐野颯穏には、頑張って欲しいところだ。
卒部生からお世話になったお父さま、お母さまへ花束の贈呈が行われた。
感動でむせび泣く門内夫妻。
お父さま、お母さまたちと卒部生たち。卒部おめでとうございます。
卒部生から花束を贈られる佐藤代表と私。こんな綺麗な花束をいただいて、
心より厚く御礼申し上げます。
いよいよ卒部会もクライマックス、関東一本締めの音頭を取る尾崎コーチ。
卒部おめでとう!最後までやり切ったことが素晴らしい。卒部しても
顔を見せに来てくれ、メシでも食べに行こうぜ。
みんなで作ったアーチで送られる卒部生たち。中学での、さらなる飛躍に期待する。
頑張れ、東陽フェニックス卒部生!