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東陽フェニックスの卒部会!
3月4日(土)の18時からホテルイースト21で卒部会が開催され、6年生4名が、東陽フェニックスをいつもご支援してくださるご来賓の皆さま、現役のお父さま、お母さま、そして選手たちに盛大に送り出された。
今年の卒部生は、キャプテンの佐野颯穏、内橋由陽、平川優愛花(以上、東陽小)、そして平川光希(四砂小)の4名。人数は少ないが、本当に楽しい想い出を一杯我々に残したくれたメンバーだ。
昨年のこのチームを振り返ると、年初めに行われた新チーム最初の大会では、豊洲杯では2回戦で山中ビーバーズに敗れ、その後、関団連朝日旗争奪大会では大雲寺スターズに一回戦負け(読売旗争奪大会でも大雲寺スターズに一回戦負け)、そして江東大会では、ベスト8に進んだものの、越中島ブレーブスには、ホームランを何発も浴びて14−0と屈辱のコールド負けを喫してしまった。
なかなか思うように勝てないチームだったが、とにかく全員が野球は大好き。余程のことがない限り、休むことはなく、厳しい練習に取り組んで一つずつ課題を乗り越えて行った6年生男子3名。そして、一度は体力に自信を持てず、選手を離れたものの、毎試合、スコアを付けて試合に参加してくれた平川優愛花。そんな野球小僧、娘たちに転機がやって来た。
上部大会に江東区代表として出場した東京親善大会、そして、真夏のコスモス大会で、一回戦を勝ち抜き、二回戦では千葉県市原市の強豪チーム若宮ウィングに善戦した選手たちは、負けの中から何かつかんだのだろう。はじめて負けて悔しい、と本気で思ったのかもしれない。今まで具体的な目標を立てることに消極的だった6年生が、その後に行われた夏合宿で、「秋の大会では三位以内に入賞する」という、明確な目標を立てた。
「目標は達成するためにある」
まさにその言葉通り、有言実行、目標達成のために練習を重ねたチームは、下に続く5年生も巻き込んで、深川秋季大会では、またも越中島ブレーブスに敗れたものの、三位入賞を果たし、しかも、一番欲しかったマナー賞まで獲得することができた。
さらに、勢いづいたチームは、関団連東京支部大会では、ブロック大会をキャプテン佐野颯穏の3連続完封勝利で勝ち上がると、こここ3年生連続で準々決勝に新酒地しながらも、ことごとく西東京のチームに敗れていたが、四度目の正直で、鶴川東レジェンズを6−5でサヨナラ勝ちで倒してベスト8の壁をついに突破した。
さらに準決勝のオールシャインズ戦では、好投手相手に2−1でしびれる試合を制し、ついに念願の決勝進出を果たした。決勝戦は、残念ながら力尽きて南大谷ドリームスに9−0と大敗したものの、銀メダルを胸にして、堂々と目標を達成することができた。ちなみに、6年生に勢いをもらったBチームは、同じ大会のジュニアの部で小金井ビクトリーを2−1で降して、チームとして初優勝を飾ることができた。
今期の成績は大小合わせて14大会に出場して14勝13敗の成績。一つ勝ち越し、しかも念願の三位以内の入賞だけでなく、準優勝、そしてマナー賞まで獲得し、目標を達した6年生の選手たち。
次のステップは、中学野球へのチャレンジだ。6年生の男子3名のみならず、女子の平川優愛花も、深川クラブに進んで野球に再チャレンジすることになったことは、本当に喜ばしい。
下手は下手なりに一生懸命にプレーする。決めたことは最後まで泥臭く粘り強くやり抜く。
君たちは、東陽フェニックスを通じて、「忍耐」、「我慢」の先に何があるか分かったはず。これからも、決して平たんな道のりではないが、山や谷を乗り越えることに楽しさを感じ、その先にあるもっと大きなものをつかみ取って欲しい。そして、何かあったら、気分転換に東陽フェニックスに遊びに来て欲しい、君たちの野球の原点なのだから。
「気持ち一つで、楽も苦になり、苦も楽になる」、ならば、思い切って楽しんで行こうぜ。
頑張れ、東陽フェニックス卒部生! 頑張れ、東陽フェニックス!!
卒部会に先立って、この日の午前中に親子大会が行われた。もちろん、
いつも通りに6年生も入念にウォームアップした。
ひざ痛も癒えて、完全復活のキャプテン佐野颯穏(右、東陽小6年)。
試合前には佐野コーチ自らキャプテン佐野颯穏にノック。
平川光希(四砂小6年)も平川コーチにノック。以外に上手かった。
ベンチ前で心を一つにするオヤジチーム。
両チームのキャプテンががっちり握手、オヤジたちには負けられない試合となった。
セカンドへ盗塁を決めた佐野コーチとショートのキャプテン佐野颯穏。
内橋コーチも息子は体調不良で不参加だったものの、オヤジ軍団の一員として大活躍。
平川優愛花(左、東陽小6年)は、この日もスコアを付けてくれた。
妹の勝利のベビーと子守で手伝いに来てくれた東陽フェニックスOBの
門内美澪(東陽中1年、バスケット部)と記念撮影。
平川コーチもピッチャーにキャッチャーと大活躍。
もちろんお母さんもバッターボックスに立って息子たちと対決だ。
素晴らしい構えを見せる平川お母さん。
鋭いスイングで息子のボールを打ち返す佐野お母さん。お二人とも、
父母会長、会計係としてチームを支えてくださった。ありがとうございました。
オヤジ軍団の助っ人斎藤宏貴(横浜高校、駿河台大学4年、野球部)は、
期待通りに、キャプテン佐野颯穏のボールを左中間へ特大の場外ホームラン。
オヤジ軍団が3発のホームランを含むヒット連発で13−2で圧勝、オヤジの面目を保った。
本当に楽しいひと時だった。最高の想い出だね。
内橋由陽(東陽小6年)が参加できなかったものの、真剣勝負を楽しむことが
できた。どうもありがとう!しかし、こうしてグラウンドで揃って写真を
撮ることもないのだな、と思うとちょっと寂しい。
ランチの時には、お母さまたちが、とっても美味しいお味噌汁を
ご馳走してくださった。ありがとうございました。
18時から始まる卒美式に臨む6年生たち。左からキャプテン佐野颯穏、体調も
整って参加できた内橋由陽、平川光希、平川優愛花の4名。
2011年5月9日の辰巳との練習試合で、1年生ながらいきなり打席に立つ
キャプテン佐野颯穏。この頃から、野球小僧らしい表情だ。1年生の時から、
一日も休まず皆勤賞、なかなかできることではないが、それはお父さま、
お母さまのおかげ、ということを忘れないで欲しい。
2014年7月12日の深川春季大会二回戦越中島ブレーブス戦で打席に
立つ平川光希。当時はとにかく細くて非力、それが今では、という感じです。
苦手だった長距離では、チーム一番の抜群のスピードを見せ、気持ち一つで
変われる、ということを証明してくれた。
2014年4月12日に夢の島グラウンドでの平川優愛花。今と変わらず可愛いね。
遠慮せず、バリバリと表舞台に出て行って欲しい。失敗なんていつでも取り返す
ことができるのだ、恐れず前に進め。
2015年7月24日の朝連での内橋由陽。ゴール直前に突如スピードを上げる
ウチハルダッシュは語り草となっている。当時は5キロを40分以上かかって
走っていたが、今ではトップ集団で25分台も、これを成長と呼ぶのだろう。
元々持っている潜在能力は高い、視野を広く持ってチャレンジして欲しいのだ。
夏合宿で立てた目標「三位以内に入賞する」を、見事達成した6年生。
とりわけ、深川秋季大会で受賞したマナー賞は、審判から評価されて
獲得したトロフィー、本当に素晴らしいことだと思う。
多くのご来賓、ご父母の皆さま、現役の選手たちに参加していただいた。
ご参加に心より感謝申し上げます。
6年生の卒部生たちのオヤジたち。左から平川コーチ、佐野コーチ、内橋コーチ。
皆さん、暑い日も寒い日もコーチ、審判、また運転手としてチームを支えてくださった。
また、分け隔てなく他の選手たちにも接してくださったことに、本当に感謝している。
これからも、お礼奉公最低3年、という東陽フェニックスの鉄の掟の下、我がチームを
見守ってください。でも、今は、まずはお疲れ様でした。
卒部生入場の後、佐藤代表から開会のご挨拶。
いつも応援してくださる江東区議会議員の大矢根匠さんから卒部生に
温かい言葉を送っていただいた。
乾杯の音頭は初代代表の千葉さんだ。いつも東陽フェニックスの試合には、
欠かさず応援に来ていただいている。
卒部生のお母さまたち。ほんとうにお疲れ様でした。でも、中学野球に
なっても、早起き、お弁当作り、ドロドロのユニフォームの洗濯が続き
ます。大変ですが、今しかできないことですから、思い切り子育てを楽しんで
ください。
中学で深川クラブで野球を続けることになった平川優愛花。お世話になる
深川クラブの木内監督と記念撮影だ。
頑張ろうぜ、新Aチームの5年生。
頑張ろうぜ、新BCチームの4年生以下の選手たち。
新Cチームも人数増やして燃えるぜ。
キャプテンの継承式が行われ、背番号10が引き継がれた。
左から、卒部するキャプテン佐野颯穏、Aチームキャプテンの八木大地(南砂小5年)、
Bチームキャプテンの佐藤優太(四砂小4年)、Cチームキャプテンの山岸優斗(北砂小3年)。
古くから東陽フェニックスを支えてくださっている衆議院議員の柿沢未途さんも、
忙しい中、ご挨拶に駆けつけていただいた。
5年生から卒部生へ記念品が贈られた。卒部生の熱い気持ちは、後輩たちに
引き継がれる。
色々な面で支えてくださっている都議会議員の野上ゆきえさんからも
激励のお言葉を頂戴した。
卒部生からお父さま、お母さまへ、ありがとうの感謝の言葉とともに花束が贈られた。
佐野颯穏とお父さま、お母さま。お父さまはコーチ、お母さまは父母会長として、
東陽フェニックスを支えてくださった。お父さまは、深川連盟の審判員、OBコーチとして
引き続き、お手伝いいただくことになっている。
平川光希と優愛花、そしてお父さまとお母さま。お父さまは、まだまだ
現役コーチとしてチームに残っていただく。お母さまも、もちろん同じだが、
中学生になったら、全てお母さん任せではなく、少しずつで良いので、洗濯など
自分たちのことをやって欲しい。
内橋由陽とお父さま、お母さま。入部は遅かったが、ずっと昔から
おられたような気がするのは私だけではないだろう。お父さまも、
コーチとして毎回参加してくださった。お礼奉公3年、これからも
予定を回覧しますので、よろしくお願いいたします。
卒部会を迎えると、万感の思いがこみ上げてくる、本当にお疲れ様でした。
でも、これからですよ、中学、高校とずっと続きます。その度に、子供からの
「ありがとうございました」の言葉が重みを増していきますから、そのことを
楽しみにして、これからもくれぐれもお体に気を付けつつ頑張ってください。
卒部生の皆さんから、携帯用のネットがチームに贈られた。これで、
どこに遠征してもバッティング練習ができます。ありがとうございました。
恒例の想い出のDVD映像が流された。泣き笑いの想い出たっぷりの
東陽フェニックスでの時間を、全員で振り返った。
卒部生たちが中心になって獲得したトロフィーを前に記念撮影。
私の自慢の子供たち、厳しいことも随分言ったが、本当に良く耐え、
そして成長した。卒部おめでとう、そして、時間があったらまた遊びに来てくれ。
感動でむせび泣く司会の門内コーチ。長時間お疲れ様でした。
中締めは、八木コーチの元気一杯の三本締めだ。
卒部おめでとう!本当に最後まで良く頑張った。この粘りを忘れずに、
中学野球も思い切り楽しもう、君たちのこれからの活躍を楽しみにしているぞ。
フィナーレは参加者全員でアーチを作って卒部生を送り出した。
オヤジオンリー、女人禁制の二次会では、オヤジたちが大いに語り合った。
閉会後は、卒部生のオヤジたちを一人一人胴上げして送り出した。
今年も無事に卒部会は終了。また明日から新たなスタートが切られる。
頑張れ、東陽フェニックス!